5日目(11月20日)
今日は3ヵ国目のスロバキアまで、332km、4ヵ国目のハンガリーまで194kmの長距離バス移動となります。
プラハのホテルを8:30に出発し、途中のドライブインで45分間の休憩をとる事を余儀なくされ、昼食のレストランに着いたのは予定の1時間遅れの14:30になりました。
45分休憩の理由はプラハ市内の渋滞に遭って時間がかかり過ぎ、安全の為に、バスの運転手さんの運転時間に制限が付けられているからとの事でした。
日本なら、もうちょっと走れば着くからと運転してしまいがちですが、海外はとても厳しく、バスに走行時間(距離も?)がわかるような装置が付けてあるので(日本のバスにもあるのかも?)運転すると違反になるので出来ないそうです。
無事に、スロバキアのブラチスラバに着き、昼食後、市内を散策しました。
国立劇場や旧市庁舎、日本大使館、ミハエル門、マルティン教会、モーツアルトが町の貴族のためにコンサートを開いた際に滞在した館などを見て歩きました。
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国立劇場(手前の紅白屋根はクリスマスマーケットの準備で建てられたもので開催は23日頃から)
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フラヴネー広場・旧市庁舎
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フラヴネー広場の日本大使館(日の丸のある所)
フラヴネー広場から歩いてすぐ近くにミハエル門があり、ブラチスラバの街も城壁都市で、その名残がミハエル門だそうです。
14世紀にゴシック様式で建てられたが16世紀にルネッサンス様式に改築されたという事です。
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ミハエル門
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マルティン教会(ハンガリー王としてのマリア・テレジアの戴冠式もここで行われたそう)
散策途中の歩道には、マンホールから顔を出す人の彫像や魔術師の彫像など、町の芸術家達が造ったものが置かれていました。
とてもユーモラスな雰囲気の街、でもマンホールから顔を出す人の彫像は、曲がり角の車道に近く、車に轢かれて壊され、この像が3人目だとか、ちょっとかわいそう!
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マンホールから顔を出す人(チュミル像)
ブラチスラバを後に194Km先、ハンガリーのブダペストに向かいました。
ブダペストに着いた頃は夜になっていましたが「ゲッレールトの丘」という高台に行き、ブタペスト市内の夜景を見ました。
この日はあいにく雨でしたので、霧がかかって遠くまでは良く見えませんでした。
市内に戻り、レストランで夕食後、このツアーの中で一番良いという五つ星ホテル(インターコンチネンタル・ブダペスト)に向かいました。
ホテルの場所は市内のくさり橋に近く、観光にも買い物にも良い所でした。
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6日目(11月21日)
今日は、世界遺産、ブダペスト市内観光です。
ハンガリー最大の都市、ブタペストはドナウ川を挟んだブタ地区とペスト地区が合併して新首都になったそうです。
第2次世界大戦や1956年のハンガリー動乱で大きな打撃を受けたそうですが「ドナウの真珠」といわれる美しい街並みは素晴らしいものでした。
ホテルから見えるブタの王宮は、ベーラ4世が、13世紀にドナウ河畔の丘に、居城を兼ねた砦を建設したのが始まりで、14世紀にはゴシック建築の王宮に変わり、15世紀後半には、ルネサンス建築の様式に改築されたとのことです。
マリア・テレジアによる増築によって、巨大さを誇るようになったものの、大火や二度の大戦で被害を受け、現在の王宮は第二次大戦後に再建されたものだそうです 。
ホテルからバスで、昨夜行った、ゲッレールトの丘に行き、ブダペスト市内を見下ろしてから、「漁夫の砦」に行きました。
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ホテルから望むブダ王宮
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ブダ王宮の下にある綺麗な花が咲くロータリー
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ゲッレールトの丘から、くさり橋と国会議事堂を
漁夫の砦
王宮の丘の一角にあり、ドナウ河の漁師がこのあたりを守っていたこと、このあたりに魚市場があったから名付けられたとのことです。
1896年、建国1000年を記念して建造された回廊展望台で、中世の城壁の上に造られて、白い石造りの三角屋根の丸塔が7つありますが、砦として使われたことはなかったそうです。
砦の上からは対岸のペスト地区のすばらしい景色が眺められます。
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漁夫の砦全景
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漁夫の砦
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漁夫の砦からペスト地区の国会議事堂を
マーチャーシュ教会
漁夫の砦の中にある、この教会はベーラ4世が、13世紀半ばにロマネスク様式で造り、その後、ゴシック様式で再建され、15世紀にマーチャーシュ1世が大改築を行ったので、正式には「聖母マリア聖堂」というらしいですが、マーチャーシュ教会というようになったそうです。
外観も然ることながら、教会内には、聖書の物語をモチーフにしたステンドグラスや煌びやかな王の紋章の装飾などが施されていて、とても綺麗な教会でした。
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マーチャーシュ教会
マーチャーシュ教会内部の写真をフォトチャンネルにしましたので、興味がある方は見てくださ~い。
ブダペスト市内に戻り、昼食後、自由行動の時間に、市内を散策し、聖スティファン大聖堂や中央市場などに寄って、徒歩でホテルに帰りました。
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初代国王イシュトヴァーンを祭った、聖イシュトヴァーン大聖堂
途中、寄った中央市場は、ブダペスト最大のマーケットで1階は野菜や果物、精肉、鮮魚、ワインなどの店が並んでいましたが、果物屋さんも肉屋さんも同じ物を売っているお店が何十店もあるのに、これでやっていけるのかしらと心配になってしまいました。
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2階に上がると、刺繍の店、民芸品店、花屋さんなどがたくさんあり、見ているだけでも楽しい所でした。
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ブダペストの中央市場
中央市場からホテルに戻り、ちょっと休憩後、夕食とオプションツアーの「ドナウ川イルミネーションクルーズ」に出掛けました。
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壁面には、ワインが沢山保存されて、ワイン貯蔵庫のようなレストランで夕食
ドナウ川イルミネーションクルーズ
貸切の船で、現地ガイドさんの説明を聞きながら、1ドリンク付きで1時間のクルーズです。
ドナウ川は、このあたりでは川幅も広くゆったりと流れて、川の両岸には王宮、国会議事堂、ゲッレールト温泉などの建物がライトアップされて、とても幻想的で素敵でした。
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国会議事堂はブダペストのシンボルの1つで、20世紀初頭に完成して以来、ハンガリーの国会が開かれる場として常に国政の中心にあるそうです。
バロックとネオゴシックが混じった折衷様式の建物で691部屋もあるとのことでした。
私はブダ王宮よりも、立派で存在感があるように思いました。
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国会議事堂
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ブダ王宮夜景
くさり橋はブダ地区とペスト地区を結ぶ橋で、ブダペストに架かる橋の中で最も美しいとも言われ、ヨーロッパ全体で見ても特に美しい橋のひとつとも言われるそうです。
名前の由来はチェーンを使った建設様式から「くさり橋」と呼ばれている説もあれば、ライトアップされた電球が鎖状に連なる美しい装飾によるものという人もいると現地ガイドさんが教えてくれました。
昼間のくさり橋とは違って、イルミネーションされた、くさり橋はとても絵になりま~す。
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くさり橋夜景
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ゲッレールト温泉(ハンガリーにも何ヶ所か温泉があるそうです)
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ブダ地区、ゲッレールトの丘に立つ自由の像(船の中から望遠で撮影、結構良く撮れたかな?)
夕食時まで降っていた雨も、幸運な事にドナウ川クルーズの間はやんで、デッキに出て見たり、船室でワインを飲みながら夜景を楽しんだり出来ましたので、とても素敵なひと時を過ごし、ホテルに向かいました。
7日目(11月22日)
今日はいよいよ帰国の日になってしまいました。
朝食はバイキングで、な~んとパン
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こんなに種類が多いのは、今までの海外旅行中、初めてで、さすがインターコンチネンタルホテルだと思いました。
パンの他にもごはんや味噌汁、納豆、漬物やキムチなどもあり、日本人や韓国人などの観光客を意識しているのを感じました。
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朝食バイキングのパンが20種類以上あって凄~い!
ホテルを7:30に出発して、ウィーン空港に向け270kmの移動で~す。
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途中、ドライブインで休憩をとり、戻って来ると同じコースを3台のバスで移動していた内の1台のバス故障し、乗客を2台のバスに分乗させるという事になり、荷物を移動し始めた所、替りのバスが手配できて、事なきを得ました。
そんなトラブルで空港に着く時間がギリギリになってしまいましたが、13:05発の飛行機に乗れました。
8日目(11月23日)
11時間10分の飛行時間の予定でしたが、10時間40分と早めの到着でした。
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日本時間、7時40分、無事に成田空港に到着しました。
8日間と言っても実質は6日間の観光でしたが、4ヵ国、それぞれの国の美しい風景や立派な建物とそこに住んでいる人の生活を垣間見る事が出来き、素晴らしい旅行でした。
今度は、いつ行けるか分かりませんが、元気で歩ける内に、また何処かに行きたいですね。
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書き留めて置かないと忘れてしまいますので、自分の為に書いた旅行記ですので、間違っている所もあるかと思いますが、読んでいただければ嬉しいで~す。
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何時もながら良くこれ程までに細かに覚えていらしゃるのには驚きと感動です。
外国の建物は日本と全く違いますね(田舎者)
マンホールから出ている彫像は道ゆく人も車も危ないですよね~ バス移動の車中はガイドさんは退屈をさせない気配りをされてるのですか。
やはり渋滞ってあるのですね。
幸せになると言うフランシスコ・ザビエル像にさわられたそうですが、これ以上の幸せをまだ望まれたのですか(欲張りよ笑)
1週間も洋食ばかりでしたら和食が恋しくなりませんでしたか?ギリギリでも定刻の時間で良かったですね。
成田に着いた時はホットなされたのでは?
お出掛けするにも三拍子揃ってないとね第1に健康ですもの(お金と暇は何とかなりますが、)またどうぞお出掛け下さい。取り留めのないことを書いてしまいましたごめんなさい。
ヨーロッパの歴史ある建物はとても素敵なのですが
あちらこちらで、修復作業をしていました。
このような建物を保存し、後世に残して行く国や国民も
大変なのだろうと思って見てきました。
幸せになれる像はヤン・ネポムツキー像、聖カルヴァリ像と
もう1つぐらいあるようでした。ザビエル像はそう言う噂は無いようです。
長距離移動の時は、添乗員さん(今回はお話上手)が良い航空会社や旅行先と
良い季節の関係など話してくれて、飽きませんでしたよ。