主税日記 - 藤本主税公式ブログ

ロアッソ熊本 藤本主税の素顔がわかる公式ブログ!

新練習着

2013年02月28日 | Weblog
今日から新しい練習着に変わりました。なかなかイイ感じ(^ν^)
2人で70歳( ̄▽ ̄)

自分で買った時もそうだけど、新しいモノを着ると気持ちがフレッシュになりますね。テンション上がりました(^ー^)ノ

今日はもう一つは嬉しいことがあったんだけど、紅白戦での若手の会話が変わってきたことです。大迫と白谷のプレー後の会話で、
「ケントが引っ張ってくれたからココにスペースが出来たんだぞ!ナイス!」
何気ない言葉のように思うけど、コレってホントに嬉しいことで、きちっと考えてプレーするようになった成長の証やと思う。以前にはなかった、この"内容のある"言葉を聞いた時に、ホントに嬉しく感じました。

昨日も、森川が同じような発言をしていて、「おっ!変わったなぁ」って。

皆が同じように感じ、同じな発想で動けるようになれば、もっともっとチームは良くなります。底上げという最大のテーマにもあるように、誰が出ても同じように出来ることが当然望ましいわけで、昨日、今日感じた若手の言葉の中に、そういった成長を感じられたことは、ホントに逞しさを感じました。

昨日、今日の紅白戦でのクオリティというものが、必ずチーム力アップに欠かせないと思います。

みんなで切磋琢磨して、最大の目標達成に向けて頑張りたいです!

開幕まで、あと3日!!!

ラストウィーク

2013年02月26日 | Weblog
いよいよ開幕に向けた最後の一週間に入りました。個人的には何とか開幕に間に合い、今日から練習に合流。

開幕までにコレとコレをしたらOKというのではなく、インシーズンしてからも継続してやらなければいけないことは沢山あります。ただ、去年の同じ時期に比べて、今のチーム状態はかなり良いと感じてます。選手のやろうとしている方向性、チームの雰囲気、この開幕に向けた一週間を過ごすに当たって、落ち着いて準備が進められそうです。この1ヶ月半でやってきたことに自信を持って、良いスタートが切れるように、チーム一丸となって頑張りたいと思います。楽しみですね!

先日、選手が集まって決起集会をやったので、その様子をアップしておきます。



(T_T)

2013年02月17日 | Weblog
今日はU-17日本代表との練習試合があり、大勢の見守る中で大勝できて、プライドは見せられたかなと思う。

そんな中、後半早々に怪我をしてしまい、個人的には最悪の結末を招いてしまった。現時点で怪我の状態に関しては勝手にココでは書けない事情があるので書けませんが、正直ショックは大きい。。。

圧迫とアイシングの繰り返しで今日は眠れないから、ゆっくりサッカーの事を書こうかなと。

今日の試合は相手が代表とは言え、高校生が相手だったので、スピードやパワーでは自分達に分があるのは分かっていた。だからと言って、それで勝っても面白くないし、サッカーの中身で上回りたかったので、かなり気合の入る一戦だった。

代表の監督である吉武さんは、色んなメディアや他人から聞いた感じでは、非常に理想の高い、面白いサッカーをする方だという事だったので、スゴく楽しみにしていた。

実際に対戦してみて思ったのは、選手のポジショニング、ボールの回し方という部分に関しては、かなりハイレベルな内容だった。数的有利な状況の作り方が上手かったし、守ってる側にとってみたら、俗にいう「嫌なポジション」を代表の選手たちがとってくるので、誰が誰をマークするのかが難しかった。その辺りは、かなりTRでもやっている感じがしたし、クレバーな選手を選んでいるなという印象だった。

少し話がズレるけど、今のサッカーの"流行"と言えば『ポゼッション』なんだけど、じゃあ何が『ポゼッション』なんや?って…この部分に触れてみたいと思う。

この前も、新人の森川泰臣と「ポゼッションって良く聞くけど、何をもってポゼッションって言うのかなぁ?」という話になった。

結論から言うと、答えがいっぱいあってどれが正解でどれが不正解か分からんし、どれも正解と言えば正解…みたいなことになってしまうけど、絶対に外せないのは"ボールを失わない"という事。

最近のJ2でもそうだが、ポゼッションサッカーをやる!っていうチームが増えてきたと思うけど、何でポゼッションサッカーをする事が勝つ事に繋がるのかと考えたら、ボールを失わない事で、攻撃回数が増え、自然と得点の確率も上がる。これがポゼッションサッカーの大きな意味する部分だという、勝手な解釈に行き着いた。

でも、もう一つ外してはいけない大事な要素がある。それは、目的が何なのかを忘れてはいけないという事。もちろん目的はゴールを奪う事であり、その為にはゴール前にボールを運ばないといけないし、自陣でいくらボールを回していても意味がない。

自分なりにまとめると、目的を常に強く意識した中で、ボールを失わず、効果的にボールを保持すること、これがポゼッションの意味するところだと思う。

話を戻して、では今日の試合ではどうだったかというと、お互いにボールを保持することは意識的に行われていたと思う。でも、ロアッソ熊本の方が目的を強く意識してやれていたのかなという印象がある。代表チームにボールを保持されてる時間はあったが、決して怖さはなかったし、ペナルティエリアの中に侵入されたのは1回だけだった。(自分がプレーしている時間内では)

まだまだロアッソも物足りないモノはあったが、効果的に背後を狙えていたし、カウンターの迫力もあった。チャンスも多く作れていたので、結果を見ても納得の内容だったように感じる。(とは言っても、相手は高校生なので威張って言うほどのものではない)

綺麗にGKからパスを回してゴールまで結びつける、これが一番の理想である事は間違いない。ただ、結局ゴールが生まれる場面というのは、カウンターであったり、相手のミスを突いた時であり、綺麗事ではゴールは奪えない。でも、カウンターや相手のミスを突くというのは、偶然ではなく、必然であり、ボールを効果的に保持する事で相手に疲労感が積もってミスが生じたり、効果的にボールを回せている時は、守備に切り替わった時も良いポジションにいる事になるので、カウンターの備えにもなる。

今日の試合は、そういう基本的な事を確認する上で大事な一戦になったし、良い部分もたくさん見られ、スゴく有意義な試合だった。

開幕まで後2週間、チームとしての成長はもちろん、個々の成長にはもっと期待したい。

何度も言うが、若手の台頭なくしてJ1への道は見えてこない。とにかく死ぬ気でガムシャラにやって欲しい。今日の俺が怪我した事をチャンスと思うのか、何も感じないのか、そういう部分をOFF明けで見られたら嬉しいね。

当然、俺も一日でも早く復帰して、若い奴らには負けたくない!という強い想いがある。開幕のピッチに立てるように、全力で回復に務めたい。


では、アイシングに入ります。。。

まだまだ…

2013年02月13日 | Weblog
先日のFCソウル戦でコテンパンにやられ、その流れで愛媛戦を今日迎えた。

正直中1日での試合は身体的にキツかったが、それ以上にやらなければいけない事が多く、今のチームにとって大事なのは試合を重ねる事で、一人45分という限られた時間内でのプレーではあったが、結果的には、また一つ階段を上がる事ができたと思う。

一つは勝てた事。前後半で選手が総入れ替えという中での結果ではあるが、内容に目をつむって…という条件付きで言えば、素直に勝てて良かった。

もう一つは、個人的ではあるが、隼人(仲間)の成長。チームに一番必要なモノ、それは競争・底上げ(若手の成長)である。隼人は、出る試合で結果を残してきたし、今日のようにカズキが出れない時に、変わって出ても結果を出す。先週の試合で自分が出れないときも、隼人が2得点を決めた。それは、競争意識の芽生えにつながるし、チームの層を厚くする上で欠かせない、絶対的な必要素だと思う。

内容的には、J2ならではのプレッシャーに戸惑う場面があり、そこはこれから改善しなければいけない部分。今までの相手(神戸や韓国の2チーム)は、あまりハイプレッシャーに来なかったので、ある程度余裕も持ってポゼッションできた。しかしJ2は、特有のハイプレッシャーがあり、攻撃力がない部分を守備で補うチームが多いので、今日のような高い位置からボールを奪いにくるチームが多く、ゲームが慌ただしくなる。

良い部分としては、カウンターが効果的にできるようになってきたこと。これは継続していきたいし、ポイントをしっかり押さえていれば、同じように繰り返すことができる。(ここでは言わないけど…)

とにかく、今日の試合でも学ぶことは多かった。開幕までに間に合うモノもあれば、開幕してからも継続的にやっていかなければいけない部分もある。

一日一日を大切にして、また明日からTRに励みたい。


TRマッチ 大田戦(韓国)

2013年02月06日 | Weblog
今日の試合は何としても勝ちたい一戦だった。結果的に負けた事はホントに悔しい。

何としても勝ちたいと思った理由は2つあって、一つ目は、今の自分達の状態からして勝てる自信があった事と、もう一つは、去年のこの時期に一度も勝ち試合がなかったので、勝つ事による自信を深めたかった事が理由としてある。

今、自分たちがやろうとしているサッカーは、相手の状態をよく見て、選手同士がポジションを変え、スペースを共有するという、去年の後半戦でやれていたサッカーに上積みするような、もう一段階上のレベルのサッカーだと自負している。

今日の相手は、日本ではJ1にあたる韓国K1のチームで、正直格上の相手だった。そのチームに対して、前半は主導権を握り、ボールを回しながらチャンスを多く作れた。無意味なパスが少なく、バスの一つ一つに意図があり、効果的にボールを動かす事が出来た。まだまだ技術的なミスがあったことは否めないが、やろうとする事はハッキリ見せられたと思う。

守備面では、狙い通りプレスを掛け、狙い通りにボールを奪うシーンも多かったが、流石にK1だけの事もあり、個々の力で打開されピンチを招くシーンもあった。その辺りはチームとしても、組織力で乗り越えなければいけない問題ではあるが、個々の課題としても重く受け止めるべき部分である事を忘れてはいけない。

後半にメンバーが全員代わり、立ち上がりは良かったが、徐々に守備のバランスが崩れ、個々の力で崩される場面が多くなった。結果的には2失点して1-2となり、悔しい敗戦となってしまった。

攻撃時のボールの動かし方、スペースの共有、崩し方など、いくらそういったものが良くなっても、守備が疎かになるとこういう結果になってしまう。それを痛感した試合だった。

まだまだ、選手間でイメージの共有、守備時のバランス、シュートの積極性、絶対外してはいけないポイント(例えばボランチのポジション取り)の徹底など、やるべき事は山ほどある。

1試合消化するごとに、自信が確信に変わりつつある部分もあるし、まだまだだなと感じる部分がある。そういう意味では、有意義な試合をやれているので、この緊張感を継続してやっていきたいと思う。

今日唯一の得点シーンは、蔵川のボール奪取から、カウンターで俺が飛び出して、最後はキタジが決めるという理想的な形だった。ボールを保持する事は非常に大切な事ではあるが、カウンターを併せ持つ事が欠かせない。それがあるから相手は守備ラインが下がるわけで、カウンターが出来ないならボールをポゼッションするという事に繋がる。相手の守備陣形が整っていなければカウンター、整っていたらボールをポゼッションする。これが"相手の状態をよく見て"という、自分たちの目指すべきサッカーの根底に必要な要素になる。

J1昇格という大きな目標を達成するために、選手間で求め合う事は妥協できない。もっともっとコミュニケーションを取り合って、レベルアップしていけるよう努力していきたい。








トレーニングマッチ神戸戦

2013年02月03日 | Weblog
中身のあった…というか、良い部分も悪い部分も見えたという意味で、有意義な試合内容だった。

前半は特に良かった。ボールも良く回ったし、チャンスもあった。意図的にボールを動かす事で、相手の混乱を招いていたし、効果的な攻撃の回数が多かった。

決定力と一言でいえばそれまでだが、決めなければいけない場面、ミスをしてOKとは流せない場面、個々に与えられた課題は大きい。

その中でも、TRがスタートしてここまでやってきた事が見られたし、ポジティブな部分が思っていた以上に見られた事は収穫だった。

敗因の原因に選手層の薄さという面が挙げられるが、シーズンを通して戦って行く上で必ずぶち当たるであろう大きな壁である。もっともっと個々の成長を期待したい。頭でも理解してやれている選手、頭で分かっているけどやれない選手、頭でも整理できていない選手とハッキリしている。自分たちの目指すべきサッカーはもっともっと高い所にある。その中で、危機感をどれほど持って毎日を過ごせているのか、その辺りの物足りなさは正直感じる。

若い選手は良いモノもたくさん持っているし、何よりベテラン勢にはない元気な動く身体がある。それらを存分に活用するためにも、頭もしっかり鍛えないといけない。ただガムシャラに走るだけの質の悪い頑張りは要らない。質の高い頑張りに変える事をしなければ、理想のサッカーには届かない。

この試合を通じて、選手が何を感じ、何を思うのか、オフ明けからのTRである程度分かると思う。

トレーニングマッチが連続するので、試合をしながらの修正になると思うけど、とにかく無駄になるような試合がないように、一つずつしっかり戦っていきたい。

もっともっとハイレベルなサッカーを目指して…。