主税日記 - 藤本主税公式ブログ

ロアッソ熊本 藤本主税の素顔がわかる公式ブログ!

J1残留&奥野さんありがとう♪

2007年12月01日 | Game Review 2007
長い長いシーズンも最終戦を迎え、最後は勝って終わりたかったのですが、引き分けにするのがやっとの展開になってしまいました。

それでも、マサさんの劇的な同点ゴールによって、チームの勢いを来期に持ち込めそうな気がしました。

苦しいシーズンでしたが、何とか自力で残留も決め、来年もJ1でプレーすることが出来ます。ファン・サポーターの皆さんには、最初から最後まで不安や苦い思いをさせてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

途中、叱咤激励を越える厳しい意見も多くありましたが、必ず残留するぞ!という気持ちが強かったし、最後まで諦めないことを自分自身、そしてチーム全体に持たせることを意識してきました。

キャプテンという大役を背負うことで、自分本来のプレーが出来ない時期もありましたが、それもこれも自分にとっての試練だと言い聞かせてきました。

今年は、今まで以上にチームが一丸となり、特にトミ・コバ・タクローの3人がたくさんサポートしてくれ、本当に有り難かったです。週に2回選手だけでミーティングを開き、試合のビデオを見て話し合いを続けてきました。

そういった自分たちにやれることを妥協せずに全てやろうと決めたことが、残留という結果をもたらした大きな要因だったように思います。

悔し涙、嬉し涙と、今年は最初から最後まで慌しいシーズンでしたが、本当に忘れられない1年になりました。

スタジアムのあいさつでも言いましたが、もう残留争いは懲り懲りです。絶対に強いチームを作り直して、来期は飛躍の年にしたいと思っています。

あと、今日が奥野さんの引退試合となりました。奥ちゃんがいなかったら、J1の大宮アルディージャはなかったと言っても過言ではないくらい、彼の存在はチームにとって大きかったと思います。どんな時も冷静で、常にチームのことを考えてくれていました。特に去年くらいから出場機会も減り、彼自身も苦しい時期だったとは思いますが、それでもチームのことを一番に気遣う姿は、本当に尊敬できる存在でした。

来期もJ1のステージで戦うことが出来るということは、奥ちゃんに対する最低限の恩返しになったと思います。体もかなり痛みがあるようだし、本当ならばもっともっとプレーし続けて欲しいところですが、現役を引退しても、サッカー界に残って次の世代の人達に経験を伝えていって欲しいと思います。

本当に心からお疲れ様、そしてありがとう、と言いたいです。



みなさん、本当に1年間ありがとうございました。また来年、共に戦い、たくさん喜び合いましょう!

FC東京戦について

2007年11月24日 | Game Review 2007
大きな大きな勝ち点3を奪うことが出来ました。

どうしても最終戦までには、広島と甲府に対してアドバンテージを取っておきたくて、その為には勝利という文字しか頭になく、アウェイという難しい状況でも勝ちに行く姿勢を忘れずにやろうと選手間で話し合っていました。

前半はどうしても慎重に入らざるを得ないので、お互い大きなチャンスもなく、一進一退の攻防が続きました。

後半に入る前に、とにかく15分間は集中して入ろうと言っていたのですが、先制点を奪われる苦しい展開になってしまいました。

それでも絶対に勝ちたいという気持ちが強く、選手が誰一人として下を向くことはなかったです。

失点後すぐに同点に追いつくチャンスが来ました。宏太が相手のDFにプレスを掛け、高い位置でボールを奪うことが出来、そこから素晴らしい突破でクロスボールを上げてくれました。僕もあのシーンだけをみると落ち着いて決めているようにも見えますが、あの場面では無心で右足を振り抜いただけでした。相手が2人くらいいるのはわかっていましたが、それをどうする・・・とか考える暇もなく、気持ちだけでねじ込んだという感じでした。

阿波踊りも久しぶりに踊りたかったですが、同点OKの試合ではなく、勝ち点3がどうしても必要だったので、ボールをすぐに拾いに行き、次の得点を奪うための準備を早くしたかったので我慢しました。

その後、苦しい時間帯も続いたし、アップダウンも多かったこともあって、両足が攣ってしまい、これ以上プレーしても迷惑をかけるだけだと思って交代を願い出ました。

どちらに転んでもおかしくない状況の中、ロスタイムにレアンドロの神がかり的なドリブルから決勝点が生まれ、待望の勝利を手にすることが出来ました。

最後は組織云々ではなく、個の力が試合を決定付けてくれ、レアンドロの勇気あるプレーに本当に感謝したいです。

アウェイだというのに、たくさんのサポーターに見守られ、心強くプレーに集中することが出来ました。本当に心から感謝しています。多くの「主税コール」もしてもらい、感無量といった心境でした。

残留もグッと引き寄せることができたし、本当に大きな勝ち点3を奪えました。

次の川崎戦は、NACK5スタジアムでの試合ですし、初勝利を来年に持ち越すことだけはしたくないので、何としても勝利して、今年一年間心配を掛けた多くの方達に、恩返しする場にしたいと思っています。

今日の勝利は本当に選手・スタッフ・関係者・サポーター、みんなの気持ちが一つになってこそ手にした物だと思います。

本当に本当にありがとうございました。


横浜FC戦について

2007年10月28日 | Game Review 2007
本当にタフな試合だった。台風の影響で雨・風が凄く、とても普通に試合を運ぶことは出来なかった。

そんな中、耐えるサッカーを続け、最後まで集中を切らさなかったことで、1-0という勝利を手にすることが出来た。

まずはコートを選ぶコイントスで運が大宮に味方してくれた。監督からの指示で、もしコイントスで選ぶ権利を得たら、前半はきついかもしれないが風下を取るように言われていた。
後半に向けて雨・風も強くなるみたいだったし、どちらにしろ細かく繋いで攻めることは出来ないと思っていたので、後半風上にたって攻めるほうが得策だということだった。

一番大きかったのは、あの風下の前半に得点出来たことだ。大悟の素晴らしい技ありシュートが決まり、試合を優位に進めることができた。

後半に入ると天候もどんどん悪くなり、横浜の攻撃も勢いはあまりなく、集中さえしていればそれほどやられる気はしなかった。

本当に90分を通してタフな試合だったし、苦しみ抜いて勝ち取った連勝・勝ち点3は非常に大きい。降格圏も脱し、自力での残留が可能になった。とにかく選手みんなが勝利に飢え、自分達の力で残留するんだという気合いの入った試合だったように思う。

多くの大宮サポが応援に駆けつけてくれ、あの悪天候の中でも大声を出して僕たちを支えてくれました。寒かっただろうし、みなさんの体調も心配です。でも「そんなことはどうでもええ!」と言わんばかりに一緒に喜んでくれて、本当に愛情を感じました。

僕たちも最後まで頑張ります!次は待望のNACK5スタジアムでのホームゲームです。みんなと一緒に勝利して、勝ち点3を是非奪いたいです。




広島戦について

2007年10月21日 | Game Review 2007
駒場での最終戦、勝利で何としても飾りたい試合で、1-0という結果に終わり本当に嬉しい。

広島とは相性が悪いのか、ここ5戦勝ち星がなく、嫌な雰囲気はどうしても消せなかったが、選手みんなが一丸となり、勝利を目指した結果だと思う。

シュートの積極性、守備の統一、チームの臨むべき姿が今日はしっかり見られた。俺もチャンスがあっただけに、決め切れなかったことは悔しいが、チームの勝利が何より嬉しいし、ファン・サポーターのみんなと喜び合えたことは本当に良かった。



この試合の勝利は、これまでで一番大きな収穫だと思います。それをもっと大きなものにするためにも、次の横浜FC戦を何としても勝利し、一歩ずつ前進していきたいです。

駒場が最後ということもあり、たくさんの方が応援に駆けつけてくれたことを心から感謝しています。本当にありがとう。特に試合前にサポーターから「主税コール」をたくさんしてもらい、音楽付きで本当にテンションが上がりました。それだけにゴールという形で応えられなかったのは歯痒いです。

次こそゴールを決めて、サポーターと一緒に阿波踊りしたいですね。

まずはしっかり休んで、次の試合に備えたいと思います。

新潟戦について

2007年10月06日 | Game Review 2007
新潟戦はロスタイムに決勝ゴールを奪われる結果になり、精神的にもダメージの大きい試合でした。

内容は、どちらに転んでもおかしくない試合で、10人になるまでに何とか先制点を奪いたかったです。ビックチャンスもあったし、決まると決まらないのでは全く結果は違ってきます。

連勝とはいきませんでしたが、次の試合は広島です。誰もが理解していますが、勝つのと負けるのでは大きな差が出ます。何としても勝って食らい付いていきたいです。

ホンマにたくさんのサポーターの方たちが来てくれてて、嬉しかったです。それだけに結果で応えられなかったことはすごく悔しいです。一緒に戦ってくれているんだなぁーと改めて感じることが出来ました。ありがとう!

必ず最後には結果で応えるので、それまで一緒に戦って欲しいです。

横浜Fマリノス戦について

2007年10月01日 | Game Review 2007
アウェイ2連戦と難しい試合が続く第1戦を勝利で飾ることができて、すごく嬉しいです。

内容も良かったし、次に必ず繋げなければいけません。

怪我のことですが、腿の内側を強打撲した感じで、場所が膝の上だったこともあり、力が入らなくて、一度グラウンドには戻ったのですが、やっぱり動けなかったので交代を申し出ました。

この2日間、寝ずにアイシングを繰り返して、かなり良くなった気がします。打撲は動かして循環をさせることが大事なので、アイシングも続けながら、どんどん動かしていこうと思います。

試合後は全く普通に歩けなくて、新潟戦も難しいかなと思っていましたが、何とか気合いで治したいと思っています。

とにかくチームの勝利が一番だし、勝ち方も非常に良かったので、この流れを何としても継続させます。すぐに気持ちを引き締め直して、今週もしっかり練習に取り組みます。

悪天候のアウェイなのに、たくさんのサポーターが来てくれていたことに感動しました。ありがとう!最後まで一緒に戦いましょう!

ジェフ千葉戦について

2007年09月24日 | Game Review 2007
結果については何も言う事はありません。みなさんがコメントに残してくれているように、自分達が招いた結果であり、全て受け止めています。

ある記者の方から質問を受けました。
「点を奪われてから、取り返すような動きが見られなかったのですが・・・点を奪おうという気持ちはなかったのですか?」と。

点を奪われているのに、奪い返そう…逆転しようと思わないわけがない。1点取られたからといって、安易に前からプレッシャーを掛けて点を奪いに行くのが正論ではないんです。出来る限り同じ戦い方を90分することが大切であって、戦い方を変えて点を奪いに行くのは残り時間が少なくなり、最終手段としてすることなんです。

この記者の質問と、見ている方たちも同じ意見だという人も居ると思います。結果的に負けているチームが言うことではありませんが、自分達の戦い方は「しっかり守ってカウンター」なんです。

これを信じてやるんです。とにかく残りの試合全て、大宮のやり方を貫き通す。誰が何と言おうと、自分達の戦い方は「しっかり守ってカウンター」です。

見ている方たちには、ネガティブに映るかもしれない。それでもこれを信じて自分たちはやり通します。

負けて残念・・・。それだけで済むわけがない。悔しくて眠れないし、言葉は悪いですが死ぬほど腹が立ちます。自分達の不甲斐なさ、サポーターのみんなへの申し訳ない気持ち、言葉に出来ないくらいあります。

とにかく残留すること。1試合に一喜一憂している時間はありません。気持ちを切り替えるしかないし、次の試合に向けて準備することが最優先です。

残り8試合、何が何でも残留します!


磐田戦について

2007年09月17日 | Game Review 2007
残り10試合となり、これから一つも落とせない非常に大事な試合だったが、結果的に0-2という惨敗に終わってしまった。

特にホームゲームでは勝ち星を拾わなくてはいけないのに、勝ち点1さえも積み上げることができなかった。

守備に関しては、2週間の中断期間に再度確認することができて、このゲームでもしっかり組織を作って守ることができた。

しかし、どんなに組織的な守備をしようが、奪われる場所が悪くてカウンターを食らってはどうしようもない。

攻撃では、試合中何度も声を掛けていたが、サイドチェンジの回数が少なく、無理して同じサイドを攻めて、ボールを失うということを繰り返してしまった。

下位チームの結果がどうしても気になりがちだが、今は自分達がしっかりと足元を見つめて、一つずつ勝ち点を積み上げていくしかない。

試合毎に状況は苦しくなるが、自分達で招いた結果なので、必ず自分達の手で乗り越えていきたい。

試合を終えて

2007年08月20日 | Game Review 2007
全然眠れる気がしなくて、あえてブログの更新をしようと思いパソコンの前に座りました。

結果が出ないのは紛れもなく自分達の責任。いろいろと厳しいことを書かれていますが、当然だと思います。

しかし、自分達は前を向いて立ち向かって行くしかありません。厳しい意見も全て受け止めています。

皆さんの期待に応えることは勝つことです。それは誰に頼るでもなく、自分達でやるしかありません。

僕が言えることはこれだけです。

次の試合に向けて準備をしっかりしたいです。

清水戦について

2007年08月13日 | Game Review 2007
いよいよJリーグも再開し、ここまでナビスコも含めて勝っていない清水が相手でした。

先に言ってしまうと、デニスが加入して桜井さんも復帰し、監督が代わった事もありますが、自分としては「自信8割不安2割」という心境で試合に臨みました。

結果は2-2で、アウェイの清水戦と考えると良い結果かなと思います。内容も先制しては追いつかれ、また引き離しては追いつかれの苦しい展開でしたが、前半のうちに追加点が奪えたことは収穫だったと思います。

課題が浮き彫りになったのは守備面ですね。特にロングボールを多用するチームに対しては、なかなか上手く守ることが出来ません。詳しくはレビューに書きますが、次の相手もロングボールを多用する神戸を考えると、早く修正したい点です。

デニスに関しては、見た人は誰もが期待を寄せる活躍をしてくれました。チームとしては本当に心強い助っ人です。ただ、試合をしていけば彼も研究されるし、彼だけに頼るようなチームにだけはしたくないので、コンビネーションも含め、この試合で良かった部分は、これからもっともっと良くしていきたいです。

水曜日にはすぐ次の試合があります。しっかり体調を整えて、勝ち点3を必ず奪えるように準備したいです。


【From Staff】
清水戦ゲームレビューをアップしましたので、是非ご覧ください!