主税日記 - 藤本主税公式ブログ

ロアッソ熊本 藤本主税の素顔がわかる公式ブログ!

【From Staff】 主税塾・熊本校についてのお知らせ

2013年03月27日 | From Staff
いつも主税選手への応援ありがとうございます!

藤本主税完全監修のサッカースクール『主税塾・熊本校』の紹介が今週水・木曜日に配布されるフリーペーパー『リビング熊本』に掲載される予定です。是非ご覧ください!

※配布最新号はリビング熊本ホームページでも閲覧いただけます。

また、主税塾熊本校・川口校共に、ただいま練習体験参加を随時受付中です。
詳しくは主税塾熊本校・川口校各ホームページをご覧ください。

【熊本校・お問い合わせ先】
[HP] 主税塾熊本校紹介ページ
[TEL] 096-288-1252
[メール] school_kumamoto@chikara-11.com
※メール送信の際は「@」を小文字に変換してお送りください。

【川口校・お問い合わせ先】
[HP] 主税塾川口校公式サイト
[TEL] 080-5375-0011
[メール] school@chikara-11.com
※メール送信の際は「@」を小文字に変換してお送りください。


【主税塾について】
子供たちにサッカーの楽しさ・面白さを伝えたい!現役プロ選手の今だからこそ説得力・影響力が強い指導が出来るのではないか、子供たちの吸収力も高いのではないかと考え、2011年5月に川口校を、2012年には熊本校を開校しました。

プロ選手としてプレーで魅せることはもちろんですが、主税塾を通じて子供たちと直接触れ合う中で今まで自分が経験してきたことを体や言葉で表現し、経験豊かなコーチ陣と共に指導することで、一人でも多くの子供に夢や目標を見付け、仲間と共にプレーする喜びを感じてもらいたいと思っています。

東京ヴェルディ戦

2013年03月25日 | Weblog
帰りの飛行機の中で書いてます。昨日はなかなか眠れず、スカパーのオンデマンドで1試合丸々見直しました。

実際に試合中に感じたこと、映像で見て感じたこと、同じ部分もあれば、そうではない部分があり、極端に言えば、試合中"良い"と思ってたけど、映像で見ると"うーん…"って感じるギャップがあった。

ただ、映像の印象より、実際にプレー中で感じた事の方が正しい事が多いので、今回は試合中の目線で書きたい。

ミーティングで、相手はシステムを変えて3-5-2かも?という情報があったので、その対策として、攻守において、選手間でしっかり準備は出来ていた。イメージ的には3-4-3っぽい感じになるだろうという予想もしていたので、試合開始後、ある程度早い段階で対処法は見つける事が出来た。

基本的には下がらず、高い位置でプレスにいくというが熊本の形なので、その辺りは何度か良い形でプレスをかけられたと思う。システム上、どうしても両サイドバックが相手のウイングバックに引っ張られて下がらざるを得ないが、それは想定内だったし、実際にはそれ程気にならなかった。ボランチのタクとコウヘイが非常にアグレッシブで、大きなスペースが出来ていても、運動量で補えるくらいのハードワークをしてくれたので、守備に関しては前半から良かったと思う。

攻撃では、ここ数試合安定してビルドアップが出来るようになり、効果的にボールを運ぶ事が出来た。前半はバックパスの回数が少し多かったのは反省だが、後半に入ってからは積極的に縦パスも入るようになり、より効果的に前に進めるようになった。悪い時程ネガティブなボール回しになりがちなので、出来るだけ前への意識を持ったポゼッションをこれからも心がけたい。

ただ、相手の陣地に入ってからの崩し方に工夫が足りず、脅威になるようなシーンが前半は少なかった。何度かハヤトの仕掛けや、コウヘイの上がりからチャンスを作ったが、最後の1/3の落ち着き、ヒラメキが大きな課題としてまだ残っている。

後半になってからは、背後を狙うシーンが増えて、ビックチャンスを何度か作る事が出来た。ハーフタイムに監督からも指示があり、意図的に背後を狙える状況を作り合う事が出来た。

背後を狙え!と言われて個が単独で狙えるものではない。そこには布石が必要で、例えば、FWがセンターバックを食いつかせるように下がった時に出来る裏のスペースであったり、FWが広がった時に相手のセンターバック間にスペースが出来た時など、選手間でイメージの共有があってはじめて生まれる動きだと思う。ただ単に裏を狙えって言われたから走る…では、相手が待ち構えているところに捕まりに行くようなもので、あまり効果的とは言えない。それなら、その動きによって、相手のセンターバックが少しラインを下げてくれたタイミングで、FWが下りてクサビを受ける、その意味でのランニングだったら意味があるとは思うが…。

要は、選手間の共有が必須であり、それが後半に何度か見られた事は良かった。課題である1/3の崩しにしても、ワンタッチプレーや3人目の動きなど、そういったイメージの共有から生まれるものが多いので、これからTRや試合を重ねながら作り上げていければと思う。

あと、失点後の戦い方だけど、失点するまで良い流れがあって、それを失点したからと言ってイケイケになるのは無謀すぎる。まだ時間もあったし、得点出来る雰囲気もあったので、落ち着いてもう一度しっかりボールを動かして、バランス良く攻める事を、これも共通理解として持たなければ行けない。途中でそれに気づいて落ち着いたが、少しバタつきそうな空気があったので、それは気をつけなければいけない。両サイドバックがどちらも高い位置に行ってしまうとか、ボランチがバランスを崩して前に行ってしまうなど、そういった苦しい流れに自分達自身が持ち込まないで、もう一度やり直すんだ、という冷静な判断が必要になってくる。それは、同点に追いついた時も同じで、もちろん流れも完全に熊本だったし、イケイケになる気持ちはわかるけど、そこでも一つ冷静になることが重要で、アウェイでヴェルディが相手、後半43分で同点、この状況を考えたら、何でもかんでも行くっていうのは得策ではない気がする。それは引き分けOKだという考えはもちろんあるが、それだけではなく、焦るのはホームチームのヴェルディであって、相手が焦ってバランスを崩して攻めてくれればもっとチャンスが生まれるわけで、こちらがバランスを崩すことで、相手にチャンスを与える事は、利にかなっているとは思えない。(実際に同点後危ない場面を招いていたので…)

その辺りの戦い方も、徐々に良くなっているのは感じるので、積み重ねで成長していければと思う。

個人的な部分でいうと、あまり相手の脅威になれなかった。これが全てかな。中盤の構成には参加できても、相手のゴール前で仕事できなかったことは反省点として、もう一つ高い位置でプレー出来るように、次節から心掛けたい。

ヴェルディの森選手にしろ、前節G大阪の加地選手も、やはりJ1で経験のあるサイドバックの格の違いを見せつけられて、ここ2試合は上手く片山と崩すシーンが減っている。加地選手はポジショニングが素晴らしく、1対1も強い。森選手はポジショニングの悪さをスピードとパワーで補えるほどの身体能力があり、2人ともそう簡単にクロスまでいかせてくれない。そのレベルの高い戦いが本当に楽しくて、ここ2試合はそういう駆け引きに興奮できた。その中でどうやれば崩せるのか…よりハイレベルな工夫が出来るように考えてやっていきたい。

最後に、結果的に追いついた事は評価に値すると思うし、チーム力の向上を感じさせる内容、結果であったことは間違いない。自信を持って次に進みたいし、まだまだ伸び代のあるチームに期待感は高まっている。

次節ホームゲームを楽しみにしているし、何としても良い結果をサポーターの皆さんにプレゼントしたいと思う。

試合中はもちろん、ウォーミングアップで選手がグランドに出てきた瞬間から、サポーターの想い、魂を、選手に送り込んで欲しいと願います。

次節富山戦、ウォーミングアップの時から、ぜひ選手に注目してて下さい!

昨日もたくさんのファン・サポーターの皆さんが駆けつけてきてくれたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!!関東の試合だったこともあり、大宮のファンの方も来てくれてました。本当に嬉しいです。ありがとうございました!!!

G大阪戦

2013年03月20日 | Weblog
今日はチームメイトに救われました。心から感謝してるし、ホントに泣きそうになりました。

そんな大失敗をしておきながら、偉そうに書くのは気が引けますが、振り返りをしたいと思います。

まずは、前半の内容ですが、想像以上に良かったです。2失点もして、0ー2のスコアで折り返すことになりましたが、サッカーの内容では互角でした。

ボールの動かし方がすごく良くて、相手に的を絞らせず、流動的に人もボールも動かせたと思う。ただ、最後の1/3に入った時の工夫、落ち着きがなく、ゴール前の迫力は出せなかった。逆にいえば、相手はゴール前でのヒラメキや迫力がJ2のレベルを超えていて、特にレアンドロの強さと上手さは止めるのがホントに困難だった。特にカウンター時のポジショニングが良くて、掴むのが難しく、そこでボールを前に運ばれるので、自陣に戻る距離がすごく長かった。

熊本の攻撃も悪くはなかったが、ハヤトがトップ下に入ったことで、中盤の作りは良かったけど、最後のフィニッシュの時にゴール前に人が居なくて、相手の脅威にはなり得なかった気がする。

後半に入って、キタジがトップに入ったことで、その問題はすぐに解消された。キタジは中盤の作りにも参加するが、プレー後は他の選手に任せてゴール前に行く。それによってゴール前の人数が増え、もちろん迫力も出せる状態になる。それが後半の怒涛の攻めに繋がったと思うし、結果的に2点を奪い返すことが出来たのかなと。

守備面では、遠藤と今野が居ない分、相手ボランチが狙い目ということで、そこに対して強くプレッシャーをかけ、良い位置でたくさんボールを奪うことに成功した。全体のプレスの連動性もあり、後半は特に勢いもあったので、効果的なショートカウンターが何回かあった。

全体を通して、相手がG大阪という気負いもなく気後れもなく、本来自分達がやりたいようなサッカーを比較的しっかり見せられたと思う。ボールの動かし方、人とボールの連動性、フィニッシュの形など、プレシーズンからやってきたことが、この試合で感覚を掴むことが出来た。

勝ちにこだわって臨んだ一戦ではあったが、結果的にホームでなかなか勝ち試合ができず、皆さんに失望させてしまっていることは痛感してる。でも、この戦い方を続けることが、勝利へ繋がると信じているので、この試合をベースに、継続してやって行きたいと思う。

悪天候の中、うまスタまで足を運んでくれたファン・サポーターの皆さん、今日は本当にありがとうございました。また次節も強豪相手、東京ヴェルディとの対戦になりますが、熱い声援をどうか宜しくお願いします。






松本山雅戦

2013年03月17日 | Weblog
まずは今季初勝利を素直に喜びたいです。遠く松本まで応援にきてくれたサポーターの皆さん、本当にありがとう!アウェイのカモンロッソも格別やったね。心から感謝です。

試合はというと・・・ん~良かった…よねって感じで、正直分からないです。良かった所もあったし、もうちょっと出来たなって所もあって、客観的に見たらどうなのかな?…っていうのが試合後の印象です。

まず、良かったのは守備。ホントに安定していたし、相手はロングボールを多用してきたので、その競り合いであったり、セカンドボールへの対応、ボランチのポジショニングなどが良くて、大きく崩される事はほとんどなかった。カウンターへの対応もスムーズで、これもボランチのバランスが良かったのも要因としてある。矢野が入って高さもあったので、守備に関しては安心して見ていられたかな。最後の失点は余計だったけど、背の高い選手の多い山雅を相手に、あのホームの勢いをプラスしたら、半分は仕方がないのかなって思う部分もあります。もちろん、半分は0で終わりたかったなって。欲張り過ぎかもしれないけど、得失点(前節-3)を考えると、+2で勝利したかった。

攻撃はというと、風が強い事もあり、前半はわざと風下をとって我慢しようと、吉井や雄太と話しして決めたので、ある程度はノーリスクなロングボールも必要かなと思っていた。でも、試合が進むに連れてボールを回せるなって感じたので、チームとして本来やりたいボール回しがある程度は出来たかなと思う。でも、もっとやれた…とも思った。不用意なバックパスはかなり減ったので、前節のような悪い流れはなかったけど、クリアボールを一つ繋ぐとか、もっとサイドチェンジを繰り返す事で、相手のプレッシャーを交わせたなという場面がたくさんあった。前への意識は良かったけど、その使い分けがもっと必要だった。

あとは、クロスの時の中の入り方、クロスの質という課題がはっきり見えた。得点シーンはクロスからなので、それは良かったことになるが、もっとビッグチャンスになり得るシーンでも、GKに取られたり、中に人がいなかったりという事が多過ぎた。俺も何回GKに取られたか…。自分自身の反省点としてしっかり捉えたいです。。。

でも・・・こうやってブログを書いてたら、なんか今日の試合は良かったのかなぁって思えてきました(^^;;

いつもならズルズル下がってしまう悪い時間帯から、自分たちの時間帯に持ち込む事も今日はできていたし、追加点も奪える戦いができた。交代で入ったノゾミもすごく良かった。先週からずーっとノゾミは良かったので、やっぱり試合でもそれを証明することができた。ノゾミ自身はもちろん、チームとしてもホントに心強い。カズキの2発も素晴らしかった。攻撃だけではなく、守備でも献身的に走り回ってくれる事は、チームにとって有難い存在。そんなカズキに2発が出た事はホントに嬉しい。

この流れを継続させたいし、チーム内の競争も激化して欲しい。勝ちに飢えてるのが自分でも感じるので、次節もG大阪相手に真っ向勝負するところを見せたい。

今日はひとまず1勝できたことにホッとしてます。応援してくれた皆さん、ホントにありがとうございました。また宜しくお願いします。


最後に、ホームチームの松本山雅のファン・サポーターの皆さん、温かく迎えてくれた事に心から感謝してます。最高の雰囲気を作ってくれて、試合後は拍手まで送ってくれました。ある方は「ロアッソ強かったぞー!」って( ̄▽ ̄)サッカー選手として、最高に幸せな時間でした。ホントにありがとうございました。ホーム熊本で待ってます!!!

勝ったから移動も少しは気が楽です…でもバス4時間(T_T)頑張ります。。。



焼肉

2013年03月14日 | Weblog
今日は選手とご飯食べに行ってきました。サッカー選手って、ご飯食べに行こうって言ったら、まぁ9割焼肉ですね。何食べたいって聞いても、まぁ8割焼肉!って答える。でも今日は残りの1割で俺が焼肉って決めたんだけどね(^^;;

いろんな話しができて楽しかった。サッカーの事、私生活の事、普段話さない事も、こういう場では話したりできるから貴重な時間だよね。みんないろんな考え方があって、何が正しくて、何が正しくないっていうのはないんだけど、良いなぁって思うのがあれば自分もやってみればいいし、これは違うなって思ったのは真似しなければいい。先輩が言う事は絶対!ってのはない。

みんなのこれからのサッカー人生に少しでも役に立てたら嬉しいね。

また明日から頑張ろうっと(^ー^)ノ

今日は、他会場でも北嶋会が開かれてるみたい(^ ^)

第2節 千葉戦

2013年03月11日 | Weblog
今までやってきた事は何だったのか…そんな気持ちになる試合内容だった。

とにかくバランスが悪い。攻守において、本来居なければいけないポジションに人が居ない。この繰り返しだった。

もう一つ気になったのは、積極性の無さ。少しプレッシャーを受けたくらいでバックパスを選択してしまう。前に行く素振りを見せるだけで、相手は嫌だろうし、ラインも上げにくくなる。でも、すぐに後ろを選択することで、相手は前向きにどんどん押し上げて来る。結果どうなるかというと、苦し紛れにロングキックでボーンと蹴るだけになってしまう。

これまでのプレシーズン、積極的に縦パスを入れて、前への意識が強かった。無意味な可能性の低いロングキックはほとんどなかった。テンポが良い時は受け手と出し手のタイミングも合うので、効果的にボールも動かせた。

あのサッカーはどこに行ってしまったのか⁈

前半は全く良い所がなかった分、後半は良かったように感じるかもしれないが、勢いだけで内容はほとんどなかった。千葉もアウェイだし、勝っているから無理はしてこなかった。守備の出来ないジャイールを早々に交代させるという手堅い選手交代でバランスを整えてきた。

要所要所でハヤトやジュンキ、ファビオが突破していったが、あと一歩が足りなかった。前半からどうしてこの積極性が出せないのか…といった印象が最後まで残る試合だった。

良かった点で言えば、タクが入った時にバランスがすごく良くなった。タクはボールの持ち方が上手いし、最後まで相手を見てパスの判断を変えられる選手なので、効果的な縦パスが何本か見られた。今調子の上がっているタクのような選手が居ることは、チームにとっては大きい。

積極性、前への意識といった部分を再確認すること、そしてバランスを整えて攻守ともに配置すること、今日はこの2点が大きな差として結果に表れたかなと。

ファン・サポーターの皆を失望させてしまったこと、巻き戻してもう一回なんて事は出来ない。とにかく次の試合、ここに最大限集中する。俺も怪我から復帰することに全力を尽くす。

下なんか向いてる暇は全くない。まだ2節が終わっただけ。

最高の準備をして松本へ!

開幕戦

2013年03月03日 | Weblog
今日は短めに…。

待ちに待った開幕戦、試合前に黒木がボソッと「あっという間に開幕戦だ」っていうのを聞いて、「俺は全く逆やで!」って会話になりました。この日が来るのを楽しみにし過ぎて長く感じたのか、チームの出来が良かった分、早く開幕して欲しい気持ちになったのか分かりませんが、ホントに心待ちにしてました。

結果はあえて言いませんが、想像以上に不出来でした…。開幕戦のプレッシャー、緊張など理由をあげればキリがないですが、少し消極的なプレーが多かったような気がします。もっと積極的に前へボールを運んで欲しかったし、アグレッシブに戦いたかった。正直、その辺りのメンタル部分に物足りなさを感じました。

しかし、このゲームで一番の問題だったのは守備の部分で、早く手を打たなければ傷口が大きくなってしまいます。個の部分はチームで補わなければいけません。チーム的には、誰かのせいにするのではなく、みんなの責任だということを理解して、みんなで取り組むべき課題だということを認識することが重要です。

もちろん、個の責任は無視できません。それは個々がしっかりと受け止め、各々が自覚して成長することも必要だと思います。

週明けからのトレーニングでは、その課題克服に終始すると思います。しっかり修正して、次節千葉戦では、少しでも手応えを感じられる試合にしたいです。

先は長いですが、メンタル的に大きく響く敗戦だったことは否めません。しっかり俺自身も切り替えて、週明けのトレーニングに備えたいと思います。

今日はこのくらいで…。

また応援宜しくお願いします。


入場前に撮った写真