名古屋戦＆今季全日程終了

昨日の名古屋戦に敗れ、今季の全日程が終了した。

まずは更新がなかなか出来なかったことについて、チームからの発表にもあった通り怪我の理由がある。

12月1日に大学生と練習試合があり、その時に後ろから押されて、変な倒れ方をした時に肩を痛め、やった瞬間にヤバいなっていう感触はあった。診断の結果、腱の部分断裂で、次の日は全く腕が上がらず(今もほとんど上がらないが)、最悪なことに天皇杯すら出られない状態になってしまった。天皇杯に期待する周りからの声が届けば届くほど、自分に対する怒りが増してきて、受傷後イベントに参加する事が多かったが、三角巾で腕をぶら下げるなんていう格好悪い姿は見せられなかった。

シーズン始めに膝の手術で離脱して、終わりも肩の怪我で離脱。ホントにチームに対して、応援してくれる、期待してくれるファンの方達に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

怪我に関しては、全治6週間という診断なので、来季には影響しないと思う。まずはしっかり治して、万全の状態で来季に臨みたい。


昨日の試合は、悔しいけど力負けとしか言えない内容だった。試合前のプラスの想像とマイナスの想像があって、プラスの想像してることが多く出れば勝つチャンスがあり、マイナスの想像していることが多ければ負けてしまうなと思っていた。

結果は、マイナスの想像した場面が多く、それは一言で言うと「個の差」が出るか出ないかということだった。闘莉王、玉田、永井、金崎と、前線のポテンシャルはJでも屈指のタレントで、金崎に関しては、名古屋から契約満了…？とても信じられない活躍だった。

それをチーム(組織)として守り切れるかがポイントだったけど、組織を上回る個の力は、想像以上だった。

ただ、カズキの素晴らしい2得点も含め、十分勝てる要素もあった。プラスの想像していたことは、名古屋の守備に関しては隙があったということ。それを上手くつければ得点チャンスもあると思っていたし、渋とく戦えば、名古屋の焦りを誘ってチャンスがあるかも…と。前半はその戦いが出来ていて、名古屋に食らいつく渋とさを見せられたと思う。

キタジのボールの納まりは頼もしかった。受けるタイミング、受ける位置が、相手DFの混乱を招いていた。そこを起点にした時はイイ攻撃が出来ていたと思う。もっと後ろからのビルドアップで、前へ出すパスの意識を強く持たないと、少しくらい背負ってても預けられる選手が前線にはいるのだから、そのタイミングを逃さすことがないようにしないといけない。後半途中に蔵川がボランチに入ったけど、クラはそこを見れていて、多少態勢が悪くても縦パスを入れられる。そのパス1本の意味をよく分かっている。みんなにも、その意味をもっと理解して欲しい。

まだまだ自分たちには足りないものがある。それを痛感した試合だったし、これは大きな経験として必ず来季に繋がる。

新しい監督、新しいスタッフ、新しい選手を迎えて、新生ロアッソ熊本がスタートする。より強く、より高く翔く、そんなシーズンにしたいと強く願う。

それは決して0(ゼロ)からのスタートではない。今年積み上げてきたものに、上積みしていく。パスサッカーにより磨きをかける。シーズン序盤でつまずいた今季の二の舞はもうしない。成長している自分達を想像しただけでワクワクしてくる。

とにかく、来季は万全の状態で、怪我なく１年間戦えるように、最高の準備をして臨みたい。


熱い声援を送り続けてくれたファン・サポーターの皆さん、温かいご支援を頂いたスポンサーの皆様、影で支えてくれたボランティアの皆さん、ロアッソ熊本の会社のスタッフ、現場のスタッフ、選手のみんな、新参者を温かく迎えてくれた熊本の皆さん、支えてくれた家族、友人に、心から感謝の気持ちでいっぱいの１年でした。

本当に、本当にありがとうございました!!!
来季も熊本で顔晴ります。どうか来年も宜しくお願いします。


今日から自分は、1泊2日で静岡の御殿場で行われる、B級ライセンスの筆記テストを受けてきます。(今は飛行機の中です)年明けの1月5日～10日と、15日～20日の2回、実技講習があり、そこで合格すればB級ライセンス取得という事になります。将来Jの監督をしたい自分にとっては貴重な時間なので、しっかり勉強してきたいと思います。

もちろん、1年でも長く現役を…というのが大前提にありますので。。。

まずは、試験頑張ってきます。