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生活が変わる?

CO2削減はどうすれば?

2007-12-12 | 自然
    ついに来年は

京都議定書での約束の2008年~2012年がスタートする

その目標達成に向けて日本政府が取り組んだこととは何か

それはハンガリー政府から、温室効果ガスの排出枠を買うことだった

どういうことかというと

ハンガリーでは温室効果ガスの排出が減ったそうだ

そのハンガリーで減った分を、日本で減らしたことにできるというもの
   はあ?
ハンガリーは日本と同様、1990年比で6%削減するよう、京都議定書で義務づけられている。

しかし、景気が低迷したため排出量が激減し、最大で目標より1億トン程度少なくなる見通し。

日本政府はハンガリーに払う代金の使い道を環境対策に限る方針(グリーン投資スキーム)でCO2換算、およそ1000万トンの購入を考えているようだ。
これで 1.2% の削減につながるらしい

このように先進国同士で各国の削減目標達成のために排出枠を売買する排出権取引(ET)は、京都議定書に盛り込まれた「京都メカニズム」の一つ。

    最初・・・耳を疑った 

欠点を取った生徒が他の生徒から足りない点数をお金を払って買う
そんなありえないシステムが堂々とまかりとおっているようなもんではないかと。

しかしこの環境問題・・・先進国や発展途上国の利害が見え隠れするためかなかなか進まない
 「なにがなんでもCO2は削減しなければならない!」

きわめて切羽詰った状況  正当なことを言っていられなくなってきた

とにかく その義務遵守を容易にするため「 国際排出権取引」 を含む京都メカニズム導入を当時のクリントン大統領とゴア副大統領のコンビ  が半ば強引に推し進めた

が・・・当のアメリカはブッシュが大統領になると簡単に離脱している

随分と身勝手な話だ 

そのアメリカにおいて今や州単位あるいは企業単位でCO2を減らす努力が始まっている 

もはや政府だけにまかせておけない

市民や企業が主体となってこの環境問題に積極的に取り組む時代がやってきたようだ

 最近こんな記事を見た

   グリーンピースがエコ製品ランキング   
Aaron Ricadela (BusinessWeek.com記者、シリコンバレー)

 オランダに本部を置く環境保護団体グリーンピースが年4回発行しているエレクトロニクスメーカーの環境保護度ランキング「Guide to Greener Electronics」の最新版が発表された。

グリーンピースによるエレクトロニクスメーカー18社の環境対策度ランキング

順位     企業名   

第1位  ソニー・エリクソン / サムスン電子           
第3位  ソニー / デル / レノボ               
第6位  東芝 / LGE / 富士通・シーメンス・コンピューターズ  
第9位  ノキア / ヒューレット・パッカード           
第11位 アップル                          
第12位 エイサー                          
第13位 松下電器産業 / モトローラ                
第15位 シャープ                          
第16位 マイクロソフト                       
第17位 フィリップス                        
第18位 任天堂                           

 米マイクロソフトや任天堂は、テレビゲーム機の製造に有害物質を使用しているとして酷評されている。
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