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G8サミット

2007-06-10 | 社会
主要8カ国首脳・・・日、米、英、仏、独、伊、加、露 及びEUの委員長が参加して毎年開催されるG8サミット。

その第33回主要国首脳会議はドイツ北部のハイリゲンダムで現地時間6日夕から三日間の日程で開幕し8日、閉幕しました。

 最大のテーマは地球温暖化問題

このままほうっておくと水不足や洪水、生態系の破壊など地球規模での大きな危機が迫っていることがはっきりと報告されています。
その為、この地球温暖化問題については 
「2050年までに温暖化ガスの排出量を少なくとも半減させることを真剣に検討する」ことで合意したそうです。

すべての主要排出国が参加する枠組みとして、09年中には具体策をつくる方向が示され、
世界は「京都議定書」後の新たな温暖化ガス削減の枠組み作りのスタート台に立つこととなりました。

 しかし、今回のサミットでは温室効果ガス半減などの数値目標の明示をめぐる対立がありました。

米国は数値目標の設定に反対し、検討課題とすることで妥協しましたがその関与は不透明なまま、またこの会議に特別参加した途上国は温暖化を招いたのは先進国だとして自国に課せられた排出抑制に抵抗しています 

来年、7月に開かれる北海道洞爺湖サミット
議長国となる日本は難しい調整を迫られることになりそうです。

 ポーランドとチェコへの米国のミサイル防衛(MD)施設建設計画にロシアが反発し、米・露が対立していた問題

 これについてはプーチン大統領がアゼルバイジャンにレーダー施設の配備予定地を変更し、共同使用することを逆提案したことで問題は先送りされた形になりました。
とりあえず米・露の関係悪化はいまのところ回避できたようです。

米国は先進国のなかのリーダー的な立場からもっと地球のことを考えてほしいものです。
強い米国であることが大事なのか他国を攻撃することばかり考えているように見えてしまうのですが・・・



以前日本で・・・2000年7月21日から23日までの3日間、第26回主要国首脳会議(九州・沖縄サミット首脳会合)が、名護市の万国津梁館で開催されました。
あの時、2000年に開催されるからか、小渕首相の提案により2千円札が発行されましたよね
最近みたことないんですが、全て回収されたんでしょうか 

  サミットのキャスト達

・・・6月27日に退任予定のブレア英首相
  
・・・欧州CLはミラン優勝のプローディ伊首相 
  
・・・相変わらず70%以上と高支持率のプーチン露大統領

・・・夫人が1泊で帰国のサルコジ仏大統領

・・・ 議長国、唯一の女性メルケル独首相 
  
・・・胃痛で8日午前の会議欠席のブッシュ米大統領  

・・・前に「人権を犠牲にしない」発言をしたハーバー加首相

・・・支持率32・9%と下落傾向の安倍晋三日首相

そして、 バローゾ欧州委員長    でした  170