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生活が変わる?

梅雨入り

2007-06-17 | 自然
 気象庁は14日、近畿、中国、東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。

なんではっきりと「梅雨入りしました」じゃなくって・・・「みられる」と発表するのかと思ったら、
どうやら その入り明けは,平均的に5日程度の移り変わりの期間のおおむね中日をもって
「○日頃」と表現しているためはっきりこの日だと宣言できないらしい
  
そりゃそうか

なんでも、近畿、中国は過去20年で最も遅い梅雨入りとなるそうだ。

先月16日、沖縄地方が梅雨入りをしたけど、これも平均より8日遅かった。

こうして遅いなりにも梅雨前線は北上していき北海道を除く日本中が
やがてジトジト・・ジメジメ・・とした季節におおわれる~~~ ~~はず
ところが、土曜日、梅雨入りしたとは思えないこの青空  この暑さ
なんでも、大陸から日本付近に張り出している移動性高気圧が例年より勢力が強いためだそうだ。
もしかしたら本当の梅雨入りはもっと後なんだろうか?
でもって梅雨明けも遅いのかと・・・思いきや 

「気象庁は11日、ペルー沖の太平洋でラニーニャ現象が発生しているとみられる」と発表 
「これが起きた年の日本は、梅雨明けが早くなるうえ、夏場には気温が高めで少雨となる傾向がある。
このため同庁は、この夏の猛暑と渇水への注意を呼びかけている。」

梅雨明けがはやいのは遊びに行くにはうれしいけど、
猛暑と渇水は    いやや~ 

それに・・・なんやねんその「ラニーニャ現象」って
 

   ラニーニャ現象は、太平洋の中央部より東側の赤道付近で、海面水温が平年より半年以上続いて低くなる現象。
同じ海域の海面水温が上がるエルニーニョ現象と同様、世界規模で異常気象の原因となることで知られ、
1949年以降では今回で13回目の観測となる。

           

 ラニーニャ現象が発生すると、太平洋の西側では逆に水温が高くなって水蒸気の発生が活発になるため、
日本付近では夏場に太平洋高気圧の勢力が一層強まる。
それに伴い、晴天が続いて雨が少なく、猛暑になることが多い。

なぜ、海面水温が下がる現象が起こるのかというと、
赤道付近の太平洋上は東から西に貿易風が吹いており、この風が強くなった時にラニーニャは発生する。
通常より強い風によって海面の暖かい海水が西側に運ばれ、その流れを補うように下部の冷たい海水が上昇し、水温が下がるためだ。

エルニーニョはスペイン語で男の子という意味だそうで、ラニーニョは女の子という意味 
男の子がいるなら女の子もいるわけで・・・異常気象なのにそこんとこは正常
しかし、こんなに「異常気象」が顕れるとそのうちとんでもない時に梅雨がやってくることになるかもしれん 
なんで梅雨と呼ばれるのかといえば「梅の実が熟するころの雨」だという説があるらしいが、
・・・・・・近い将来そんな説は消えてなくなってしまうかも知れない 182