LOHAS!

生活が変わる?

コンビニに?

2008-01-20 | 自然
 年明けにお会いした社長さんが、開口一番に言われた

「24時間営業の店が24時間営業できんようになるそうやね」
え~っ  例えばコンビニとかですか?

「そうです。そんなことになったら徹夜で作業が仕事の私らにはえらい不便になりますわ」

どうやら
環境省、経済産業省の合同審議会で、「コンビニを16時間営業にしては?」という意見が出たのが原因のようだ 

2008年1月1日から京都議定書の削減実行期間が始まる。(日本は年度で統計をとるので4月からの開始。)

京都議定書では先進国に08―12年の5年間の平均で温暖化ガスの排出を1990年比5%減らす目標を課している。
また、各国・地域ごとの削減目標が設けられており、日本は6%減、欧州連合(EU)は8%減。
そして最大の排出国である米国はというと7%減という目標が課されている。
にもかかわらず、米国はその議定書の批准を拒否している。

まあまあ・・・米国への愚痴はおいといて・・・

そこで日本の温暖化対策を考える環境省、経済産業省の合同審議会は3500万―3600万トン(二酸化炭素=CO2=換算)を削減する方針を打ち出した。

そんな中クローズアップされたのがコンビニ16時間営業論だ
確かにコンビニは全国で次の表でもわかるように増え続けてきた。



一晩中電気つけっぱなしで明るいコンビニの営業を少なくしたらCO2削減の効果がありそうと思うのもわかるような気がする。

しかし、日本フランチャイズチェーン協会が反論し、CO2の削減効果は3~4%にとどまるとの試算結果を審議会に報告。

協会が提出した報告書によると、 コンビニ全体の排出量は、約300万トンだとか。それに対して日本の年間CO2排出量は、約13億トン。
コンビニ側が提示した3~4%という数字は、日本が排出するCO2の約0.01%ということになるそうだ。

そんな程度の効果しかないんやったら24時間営業のコンビニは便利で安心できる存在 
コンビニの明かりは夜道の防犯灯がわりにもなることだし 
冒頭の社長さんのように徹夜で働く人達の役に立っているってことは経済効果だってある。
もっと削減効果の高いものからってことにしていただいてコンビニ16時間営業論議はその後のこととしてもらいたいと思う 

  ここでちょっと注目するデーターが
毎日新聞が昨年末に実施した全国世論調査の結果によると

 京都議定書に定めめられた温室効果ガスの排出削減義務を守るため、自分の生活レベルを下げることが「できる」は49パーセントで、「できない」の41パーセントを上回りました。

国民は地球温暖化防止のために、ある程度の犠牲を払う覚悟のあることがうかがわれました。

とのこと・・・    さすが

CO2の削減効果が大きいんであれば もちろん生活レベルが下がっていいです




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