投票率が83.97% びっくりです
これは5月6日に行われた仏大統領決選投票の投票率です
なんという投票率 なんでこんなに日本と違うんや
フランスでの選挙権は18歳からだそうですが・・それが理由
ではないでしょうし・・・
決選投票となってしまったから
それで投票率が高いんだ ってこともないようです
4月27日(金)、第1回投票においては、「ニコラ・サルコジ」、「セゴレン・ロワイヤル」、
そして中道右派・フランス民主連合UDFの「フランソワ・バイルー」3候補の、
三つ巴状態での選挙戦となり、票が分かれ・・・
結局、誰も50%を超えず大統領を選出することができなかったのです
がその時の投票率も・・・・・83.77%ありました
1958年に首相についたドゴールは、新憲法を制定、大統領制を導入して翌年みずから大統領につきました。
「第5共和制」のはじまりです。
この時、フランスでは大統領の影響力がかなり強いものとなりました。
その大統領を国民が直接選ぶわけですから、社会の変革が期待できるわけです
投票率が高いのもうなづけます
決選投票の結果は左右両派の新人候補による一騎打ちで
右派与党「国民運動連合」党首のニコラ・サルコジ前内相(52)が1898万3408票(得票率53.06%)の得票を得て
左派野党・社会党の女性候補、ロワイヤル元家庭担当相(53)に勝利しました
上の写真を見る限り私的にはロワイヤルさんの方がよさそうに見える
ロワイヤルさんは福祉関係を強調していたのですが理想が勝っていて現実的ではないとみられたようです。
今のフランスにとって移民問題と雇用問題は最重要課題でそれについて
「もっと働き、もっと稼ごう」のスローガンを掲げ明確な発言をしてきた
サルコジさんに軍配があがったのかもしれません。
サルコジさんは自身ハンガリー移民2世なのですが・・・
暴動を起こしている移民の若者たちに「クズ」発言をしたことでも有名です
大統領になるとそんな狭い料簡で過激なことも言っていられないでしょう
10%を超えるという失業率や移民問題に根ざした治安など難問が山積しているわけで47%の国民はロワイヤルさんの支持だったんですからその人達をまとめていかなければなりません
いままでのような強い態度を誇示して治めていけるものなのかその手腕が問われるところなんでしょう
2002年にそれまで7年だった大統領の任期は5年になりました。
この5年でサルコジさんはどんなふうにフランスを変えるのか注目していきたいですね
政治だけでなくサルコジさんの場合・・・夫婦のありかたの方にも大きな変革がありそうです
レクスプレス誌によると、夫人のセシリアさん(49)は「ファーストレディーは真っ平」と口にしているらしく、投票日も行方知れずだったそうです
他にもいろいろあってとにかく奔放な夫人だそうです。
こちらのほうも注目を浴びそうですよ 128