2018年4月2日~5日 鹿児島・開聞岳(かいもんだけ)登山&鹿児島・宮崎観光を行いました。開聞岳は2回目の登山です。
<初日> … 宮崎から鹿児島県・指宿(いぶすき)へ移動
空港から宮崎駅へ行き、指宿・山川駅へ行く時間を確認。当初予定より早く到着できそう。
山川駅前の素泊まり専門の宿に宿泊。
JR日豊本線・錦江湾越しの桜島
<2日目> … 鹿児島指宿・開聞岳登山
早朝の電車に乗りJR開聞駅へ。駅舎がなくただの土盛りだけになった駅、うん十年前とは大きな様変わり、利用する人が少ないのであろう。
登山開始。中学生が朝練をしている舗装道路を開聞岳を仰ぎ見ながら「山麓公園」へ向かう。朝、気が付いた「イッペ」という黄色い大輪の花があちらこちらに咲いている。鮮やかな黄色の花で南国の花らしく華やかで綺麗だ。時期もあるが以前来た時はこの様な花はなかった。
溶岩が小さく砕けた小石の道を登る。歩きずらい。途中、薩摩半島が望める場所を過ぎ山体を1周半。山頂近くになると現れてくる大きな岩々の上を登る様になる。 山頂は樹林に覆われていて一部に岩塊があり開けている場所があり、そこが山頂である。太平洋側は樹林に覆われ先が見えず、反対の内陸側だけ展望がきく。 昼食後、元来た道を慎重に下山。
予定のバスを1台遅らせ以前から気になっていた「枚聞ひらきき神社」に寄る。こじんまりした神社だが南国の神社らしく朱塗りが映えて美しい。 バスは長崎鼻を経由して行くのだが殆んどがアジア系の人、途中から満員になる。開聞岳に登っていた欧米人らしき人が途中から乗ってきた。山のガイドブックにはこのバスに乗る様なルートは書いてなく外人向けのWebサイトに記載されているルートなのだろう。 「指宿国民休暇村」近くになると乗客は私だけになり、運ちゃんの話しによると日本人は私だけだったらしい。
指宿温泉名物<砂むし風呂>を初体験。身体を動かす事が出来ないので結構苦痛な風呂だなという実感。
山川湾 イッペの花 山川駅ホーム
<開聞岳> …
JR枕崎線から開聞岳 開聞駅
八重桜
4合目 5合目から
5合目から薩摩半島最南端の長崎鼻方面の展望
溶岩礫岩ゴロゴロの道 7合目 長崎鼻方面 7.1合目展望図 岩場にロープも
東シナ海と池田湖
開聞岳山頂 太平洋側 長崎鼻方面 池田湖側
狭い山頂部分…太平洋側は樹林に覆われて見えない 内陸側・池田湖方面だけが開ける
山頂部分 下山開始 御嶽神社 麓から開聞岳を振り返る
<枚聞ひらきき神社> 指宿国民休暇村
<3日目> … 鹿児島観光をして宮崎移動
薩摩藩・鹿児島(鶴丸)城址と背後の山城(城山)に登る。城は石垣と濠があるだけで何もなし。但し、石垣に残る西南戦争の弾痕が、凄まじい戦いの片鱗を残している。城山から桜島の展望が素晴らしい。 鹿児島駅で宮崎在住の後輩に合流してドライブ観光。
島津家の別邸であった「仙巌園」を見る。目前にある桜島を築山に、錦江湾を池に見立てて造ったという大名庭園で自然豊かなものである。
高速道路で宮崎へ向かい後輩の出身地にある「高岡城」公園に寄ってから家に向かう。 「高岡城(天ケ城)」公園は昔は城などなく只の公園だったらしく最近になって建てられたものと。宮崎近郊で市民の憩いの場所になっている様。
指宿駅 鹿児島中央駅 西郷隆盛像
<鹿児島(鶴丸)城跡> … 西南戦争の痕跡~石垣にのこされた弾痕~
鹿児島(鶴丸)城跡の背後、城山に登る
<仙巌園(磯庭園)> …
<復元・高岡城(天ケ城)> …
<4日目> … 宮崎観光(飫肥城、鵜戸神宮)
最終日は後輩の車で宮崎県観光。飫肥おび城跡、鵜戸うど神宮を見る。
高速で日南市・飫肥城跡へ。ここは飫肥城跡より飫肥杉で有名である。電車で行く場合は駅から城跡まで結構離れているのでサイクリングで行くのが多い様だ。天守はない平山城という事。復元された大手門・白壁塀そして本丸跡に伸びやかに生える飫肥杉が美しい。松尾ノ丸に復元御殿・歴史資料館を見学する。
宮崎へは一般道を走り途中、鵜戸神宮を見学する。日向灘に面した海食洞に本殿があり、隆起した海底が波浪や風雨に浸食されてできた奇岩がたくさんあり面白い景観である。青島に似た”鬼の洗濯岩”といわれていると。 見覚えのある青島の前の通りを走り空港へ到着。
今回の登山・観光の旅行終了である。
<飫肥城跡> …
大手門通り 小村寿太郎生家 飫肥城大手門 大手門・裏から
松尾ノ丸方面
外から北門を見る 飫肥杉が林立する本丸跡 松尾丸に建つ資料館 大手門を振り返る
本丸の飫肥杉
復元:松尾ノ丸内の展示物
<鵜戸神宮> … 日向灘に面した断崖の中腹、東西38m、南北29m、高さ8.5mの岩窟(海食洞)内に本殿が鎮座
神宮本殿…岩棚の下に鎮座する 海蝕崖の奇岩
=おわり=
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