とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

団菊祭 五月大歌舞伎

2016年05月20日 | 古典芸能



今回は夜の部だけ観ることに



一、勢獅子音羽花籠(いきおいじしおとわのはなかご)

菊之助長男和史君のお目見得に
両祖父の菊五郎と吉右衛門その他に、菊之助、海老蔵、松緑はもちろん
時蔵、左団次、魁春、雀右衛門、団蔵などはなやかに

2歳半はちょっときついでしょう
でも最後お手振り頑張ってました


二、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)

菊之助・海老蔵・松緑という団菊祭らしい組み合わせで
大川端だけなので短いし、有名なセリフばかりなので楽しい


三、時今桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)

はじめて観ましたが、
明智光秀がなぜ信長に謀反することになったかのエピソード
良く出来た物語りかと思います

團蔵と松緑の問答が息詰まる緊張


四、男女道成寺(めおとどうじょうじ)

二人とか男女とか、いろいろ趣向を変えて演じられる道成寺
人気のある舞踊劇。もちろん面白かったです。

最初海老蔵も女装で、菊之助と並んでいまして・・充分美しい
菊之助と海老蔵。多分当代一の美男美女でしょう。

それにしても、菊之助の美しさ・・最高
ますます美しい。
清純派でも色っぽさでもどっちもいけます。



団十郎が元気だったらどんな演目を出すのかな・・やっぱり残念。
菊五郎は昼の部に吉右衛門と出演してますが、体力が今一つなのか
世代交代がされた印象ですね

ただ菊之助が菊五郎、海老蔵が団十郎になるのはまだ先な気がするので
真の團菊祭になるのはいつでしょう。
そのころには和史君、勧玄君が活躍して賑やかなことでしょうね