とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

こけらおとし4月大歌舞伎

2013年04月17日 | 古典芸能
書きたいこといっぱいありますが、古いパソコンで、どこまでかけるか(汗)


待ってましたよ。歌舞伎座開場
初観劇は、二部

弁天娘女男白浪 べんてんむすめめおのしらなみ
忍夜恋曲者   しのびよるこいはくせもの


こけらおとしにぴったりの、菊五郎の弁天娘
菊之助時代のきらきら感は無理よね~
十代の不良美少年はさすがにきついよ~
でも、70歳にして、重い着物着たり
立ち回りこなしたりに、体力は必須
少々太っているくらいが長生きするらしいからね
とにかく、重鎮、頑張っていただきたい

悪人5人が並ぶ、勢ぞろいはやぱり圧巻
菊五郎、左團次、三津五郎、時蔵に吉右衛門
きらきらで、なじみのある台詞で、劇場内も大興奮

団十郎がやるはずだったのですよね
団十郎なら、もっとはなやか気分になるのかな
でも吉右衛門の凛とした美しさも、ご馳走です

恋は曲者は
玉三郎の美しさに、参りました

特に出の、真っ暗闇に浮き出てくる感じは
まさに美の権化
色っぽさも凄みもあり
しかも、若いときとの変化が感じられない
まあ、まだ62?
充分若いのかも。70歳80歳の玉三郎も見たいもの

ここで、松緑が相手役に抜擢
彼は台詞が固いのがいまいちなんだけど
さすがに踊りはとても上手で、りっぱに頑張ってました