とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

一之輔真打ち披露

2012年05月15日 | 古典芸能
2年くらい前に息子から
最強の二つ目といわれる噺家
がいるよと聞いた、春風亭一之輔さん

この春に、21人抜きとかで真打昇進
師匠は一朝さん
一朝さんの師匠は、前の柳朝さんだそうです

都内の寄席で披露公演を続けていて
現在、国立演芸場の中席で興行中
面白そうと出かけました

真打披露ということで兄弟弟子に師匠が出演して
口上あり(メンバーは日替わりみたい)

落語協会から幹部(日替わり)の出演もあって
今日は円歌さん(昔の歌奴さん)
宮中へ出張して昭和天皇に落語を披露した時の話をしてくれて
すごく面白かった

もう80過ぎなんですって・・
歌奴っていって人気があったときは、どうかなと思ったけど
さすが味があるわ~
最近はあまり仕事してないそうです


一之輔さんは、まだ30代前半なのに、
噺も外見も、中堅の貫禄で
とても上手だと思います
このまま正統派として成長していけば
すごいことになりそう

客席は見事に中高年で満員
男性率高し

めちゃくちゃ笑って楽しかったわ~


追記
一之輔さんの出し物は「明烏」というものでした。
有名な気がしますが、わたしは聴いたことは多分ないです。
生真面目な坊ちゃんが、始めて遊郭へ行くお話。
昔の文楽、そして志ん朝さんのお得意だったそうです。

志ん朝さん、好きだったなあ~
明烏、ぴったりかも