やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

最近のお気に入りの本のお話。

2011年01月26日 | ご本

 折角ブログのページにログインしたので、調子に乗ってもう一エントリー書いちゃおう。

 最近読んだ本たち

 まずは年末に読んだ「アラミスと呼ばれた女」(宇江佐真理)。

 うちの両親のお薦めでした。幕末に、長崎の通訳の娘も各国語に通じていたので、榎本武揚の部下になり、云々というお話。駐日フランス人が残したスケッチの中に、女かと思われる日本人通訳の絵があったのを元にしたお話だそうです。だから半分くらい実話チック。

 新撰組~榎本武揚あたりはドラマで見て、結構好きなので、土方さんが殺されるくだりはたったの3行で済まされていたものの、涙・涙でした。

 

 次。先週読んだ「華岡青州の妻」。シカゴの国際外科博物館に、華岡青州についての大きな展示があります。それで知ったんだけど、世界で初めて麻酔手術に成功した医者だそうです。

 母親と妻が麻酔の人体実験を引き受けた、とここまでは実話なのですが、この本では恐ろしい事に、嫁姑の確執があり、自分が進んで人体実験を引き受ける事で「優位」に立とうとした、という設定になってます。恐ろしや。結構な勢いで読んでしまいました。これは舞台やドラマなどにもなっているそうですね。個人的に気になるのはNHK金曜時代劇(2005年)バージョンですねぇ。

 

 今読んでいる本。「凶刃 用心棒日月抄」(藤沢周平)。

 これはですねぇ「用心棒日月抄」シリーズの第四弾なんですが、私が小学生の時に、「腕におぼえあり」っていうシリーズでNHK金曜時代劇でやっていたんですねぇ。それはそれは、熱心に見ておりました(笑)。小説版も勿論良いですよん。

 

 次に、気になっている本。「ん」(山口謡司) 

  凄いタイトルですね。誰か読んだ事のある方、面白かったかどうか、ご一方下さい。

 

 うちの近所の図書館は日本語図書にもかなりの予算があるらしく、色々買ってくれるそうなのですが、既に「武士の家計簿」その他、合計3冊をお願いする所存でありますので、「ん」もお願いするのはちょっと気が引けます 「武士の家計簿」は映画バージョンも見たいのですが、レンタルDVDが入るまで気長に待つとします。

 

 えーこれからデスね、藤沢周平を読み終わったら、村上春樹の「1Q84」をもう一度読み直し、そして、その第三弾を読みたいと思っています。夏の終わりに、第三弾を少し読み始めたんだけど、何と前編の内容をしっかり覚えていなかった

 以上、最近の読書事情でした。


読み途中の本・気になる本のお話。

2010年04月24日 | ご本
 最近「吾輩は猫である」を読んでおります 小学生の時にやや子供向けのを買って貰ったにも関わらず、数回挫折 が、オトナになったし~と思って読んでみてます。そしたらこんなに面白い物はここ暫くお目に掛かった事がないぞ、という位面白い 偉そうな猫さん(さっきから、どうも「ねおこ」とタイプしてしまうんですけど~)も、色々言い訳をしながら行動が面白い。
 
 実は結構夏目漱石は好きデス。と言ってもあまり読んでいないんだけど、意外と暗~い「こころ」も好き。

 
 さて、もう一冊は気になっているご本デス↓

 Mixiニュースに載ってたの。Mixiやってる方はこちら。全国津々浦々、長女は苦労しているんだなぁと(笑)
 そういうChewieもバリバリの長女であります。その上要領も悪いから踏んだり蹴ったり。他の家族は見事に全員が末っ子なのデス。ま、最近は離れて暮らしているので、暗黙の了解の長女任務は放棄しているのですが。

 色々な長女の特徴例がMixiに載っていたけど、Chewieが深く共感したのがこちら
「好きな遊びは百人一首。おばあちゃんが褒めてくれるから必死ででやっていた」
 ハイ、本当デス。
 

 他の例は「気づけば損な役回り」「堅実、おウチ派。高校入学のお祝いにサイドテーブルを買ってもらった」「童話『ごんぎつね』があまりにもかわいそうで眠れなかった夜がある」「こっそりアイプチしているところを妹に見られた。生きていけない!」「費用対効果ナキ人生」(最後のも共感~)

  だけど私、もやしのヒゲは取りません。長女はもやしのヒゲは取るらしいのだが。

 誰かこの本を読んだ方、そして長女連盟の皆さま、是非ご感想をお寄せ下さい。
 

 

「赤毛のアン」前編のお話。

2010年01月28日 | ご本
 え、「赤毛のアン」の前編??



 原作者のモンゴメリは亡くなっているんだけど、

『「赤毛のアン」100周年を記念してモンゴメリ財団から依頼された児童文学作家バッジ・ウィルソンが執筆した作品。』(2008年)
 とWikipediaに書いてあります。日本語版は「こんにちはアン」というらしい。

 そんな裏話(?)は知らなかったけど「赤毛のアン」の本が大好きで、シリーズ全巻を子供の時に買って貰って、本棚の一番見やすい所に自慢気にずらっと並べて、プリンスエドワード島のグリーンゲーブルスに行ってみたいとかなり前から思っていて、10年前にプリンスエドワード島に行った人がお土産にくれたPEIって書いてあるばよりんのブローチを今でもばよりんケースに付けている(あんまり関係ないか・・・)ファンとしては前編も読むしかないでしょう!

 が、お恥ずかしい事に「赤毛のアン」を本当に長い事読んでいないので、話が殆ど記憶にない

 「Before Green Gables」は読んでみたら可愛そうな幼少時代で、それでもアンのワイルドな想像力は昔からかなり発達していた様デス(笑)。食器棚のガラスに映る自分を友達って想定して、暇があればその友達に話していたそうな。アンが哀しい時はその友達も哀しい顔をして聞いてくれるし、嬉しい時は嬉しそうに聞いてくれる、最高の友達。確かに、賢いね、アンは(笑)。プリンスエドワード島に行くのは、マシューとマリラに引き取られた時で、それまではNova Scotiaを転々としていたそうです。いやいや、中々泣けました。興味があったら是非読んでみて下さい。

 と言うわけで、「赤毛のアン」をまた読みたくなりました~。実家にまだ8冊全部あるのかなぁ 
 

 しかしなんだ、この幼稚な感想文は・・・

気になるご本のお話。

2009年12月02日 | ご本
 もう12月だし、クリスマス柄のテンプレートに変えてみました なんか、「マッチ売りの少女」を彷彿とさせるデザインだけど、最近本屋さんで見てちょっと気になっているこの本。



 現代版「マッチ売りの少女」らしいです。Wickedの作者、Gregory Maguire作。誰かもう読んだ人、是非ご感想を! もしかしたらChewieも読むかも・・・。でもーWickedを読むのに、2~3週間も掛かったの!

 「1Q84」は、面白かったデス。でもやっぱり村上春樹はエッセイが好き。ジョージ・オーウェルの「1984」に挑戦しようと思って居るのだけど、えー今のところ思っているだけデス。「Animail Farm」はかなり好きで、第一版のアンティーク本まで持っています。 

 で、「1Q84」を図書館に返して6冊借りてきました。3週間で読み終わるのかなと思ったけど、意外と一日一冊 今日から「千姫」を読みマス。

「1Q84」とのだめのお話。

2009年11月20日 | ご本
 昨日、地元図書館にて村上春樹の「1Q84」を発見!!!!! しかも真新しくて、どうやら昨日入ったばかりみたい。当然嬉々として借りてきました。

   

 って私、そこまで村上ファンじゃないんだけど、どちらかと言うと村上さんは小説よりエッセイの方が好きなんだけど、やっぱり久々に出た小説だし、読みたい 
 
 今のところ、まだ最初の二章しか読めていないんだけど、韓国語訳を今読んでいるって言う友人MJが「いいよ~とても重いよ~」と言ってました。そうか、これから重くなるのか。

 冒頭からヤナーチェクのシンフォニエッタが出てきちゃうのが凄いけど。この曲Chewieも知らないんだけど。ので今オンラインで聞いていますが 確かに、高速道路で渋滞に巻き込まれたっていう状況には合わない音楽ですねぇ(笑)

 
 さて、そんなこんなで、「ムラカミハルキの新刊を読み始めた」とPeterに言ったら、それまでアメリカの政治について延々と語っていたのが「僕の生徒二人が日本のミンガにはまっているんだけど」って。
C「あ、マンガです、それ」
P「そう、それそれ。そんでその二人が突然練習し始めたんだよね、マンガの影響で。ピアノコンクールがどうとかって言・・・」
C「きゃーーーーのだめ!のだめデス!!!」

 この後Chewieが一人暴走し始めたのは言うまでもありません 最終巻いつ出るのかしらーーー。
 その音大生達、今頃ピアノコンクールの辺りを読んでいるなんて、先は長い。「今日もレッスンが終わったら続きを買いに行く!」と頑張っていらっしゃるそうです。

 「マンガ」って言うから、私の興味のない忍者系かな、最近増殖中のアメリカン・オタクなのかな、と思ったらアメリカの音大生ものだめを読んでいるんですねぇ、ごく一部だけど。アジア人のミュージシャンだと、結構のだめを知っている人は多くて、私も実は韓国人の子(上記の村上ファン)に勧められて読み始めたの。

 はい、世界のムラカミハルキさんとのだめでした。以上。今日もチマチマ蟻のように働きマス

最近読んだ本のお話。

2009年11月11日 | ご本
本題には関係無いけど、10日くらい前の近所のお写真。ピンクの夕焼けと紅葉が綺麗だったので撮っておきました。


さてやっと本題。先ほど「天璋院篤姫」原作を読み終えました。


 ドラマとは大分違うけど、面白くて、かなりのスピードで読んでしまった 一体どこまでが史実なのか分からないけど。ドラマでは悪役も最終的には善人になってたけど(井伊直弼など)本では悪役のまま死んでいくんデスねぇ。島津斉彬に至っては、結局篤姫をダシに使ったって解釈で終わってま~す(笑)。謝罪のお手紙も無し。あれが無ければその後、西郷どんが泣きひれ伏すシーンも生まれないのデスが(笑)。本寿院はもっと大人しい人で、そしてドラマでは篤姫はヤケに物わかりの良い御台様してたけど、非常に頑固なとこもあったりして、まぁ色々でした(何が?)

 って、あまりにこの本に没頭していて、先ほどシチューの灰汁を取りながら「余生」の章を読み終わりました。流石に疲れた。

 先週読んだ面白い本:「食の日本史」(樋口清之)



 日本の食文化が如何に歴史を動かしたかっていう本。意外と奈良時代が一番栄養状態なども良かったそうな 平安時代に入ると「寒冷期」になり、飢饉が続出、貴族の食生活も栄養が偏り過ぎていて、当時の平均寿命は30歳くらいだったそうです! その御所風の食事は幕末になっても京の御所で続いていて、和宮が早死にしたのも育った環境のせいだそうです。一般的に言う「和食」というのは江戸時代に完成されて今に至る。
 図書館で借りて読んだんだけど、面白かったから今度買おうかしらん


 天璋院の後、この前Chewieママが送ってくれた茂木大輔の「音大進学・就職塾」を読み始めました。

 
 何故に今更音大受験の本なのか、という当然の疑問を通り越して面白いデス。爆笑しちゃうので、電車・バスでは絶対に読めません。門外不出としましょう。

 音大受験を考えるのは、大抵中学や高校の部活でブラスバンドとかオーケストラとかやって、

 「趣味を本業にして『生涯これ部活!』と楽しそうに生きているわれわれ楽隊のオイシイところに気づいて、自分も仲間入りしようと気づく・・・」

 あー私それに近かったりして。あははは。

 きっと爆笑する為に送ってくれた・・・んだよね? はぁ初心に返って練習しろ、と? そーデスよね、そう。読書ばかりしている場合じゃありません
 

見事に熟睡出来る本のお話。

2009年09月30日 | ご本
 この本を読むと、途中で見事に熟睡出来ちゃう!という本を最近読み終わりました。

 「雑学 大江戸庶民事情」(石川英輔)


 別に内容が悪いんじゃないんだけど、とても興味深い本だったんだけど、何故か何処で読んでも途中で熟睡しちゃうの。バスの中、電車の中・・・そんな訳で中々寝付けない夜もベッドで読み始めたら1ページも進まない内に瞼が重~~~くなり、そこで電気を消してぐっすり

 内容的には、江戸時代は割と庶民は気楽な自由な生活をしていましたよ、という感じでした。知らなかった話も沢山。多分武士の方が色々規則で大変だったんでしょう。何となく歴史の教科書は、江戸時代というのは規則でがんじがらめだったという印象を与えるけど、それは明治時代から「古い物は悪い物」という風習だったから、だそうです。
 
 欧米に比べて、江戸時代の文化というのは実はかなり進んでいたんだけど、どうしても欧米文化の方が「良い」って日本人は思ってしまう様です。それをこの著者が、結構ひがみっぽく書いてるんだな~。どの項目も欧米と比べて、如何に江戸が進んでいたかを書いてて(それだけなら「へぇ~凄い」で済むのに)、「欧米はこんなに遅れていたのに、それを日本人は崇拝する」みたいな書き方で、思わず笑ってしまった。

 
 ついでに、「これから読む」って言っていたMary Higgins Clarkの本も読み終わりました。


 まぁいつものClarkのパターンで、お金持ちの若い女の子が過去の事件を解決しようとして危ない目に遭う所で助かる、っていう。まぁいつもみたいに完璧なハッピーエンドじゃなかったのがサプライズでしたが。
 そんで、Clarkの本では必ず女の登場人物が髪をシニヨンに結うシーンが出てくるんだけど、今回は一体いつシニヨンに結うんだー?と思った辺りで、やっぱりシニヨンに結った女の人が登場しましたとさ。

 今、村上春樹の短編集を図書館で見つけて読んでいるんだけど、英語版だと、日本語版で複数の本に納められている短編を24個集めた物らしい。だって幾つかは読んだ事があるんだもん。え~まぁまぁデス。村上春樹はエッセイが一番好きデス。
 

読みかけの本・これから読む本のお話。

2009年09月07日 | ご本
 9月に入ってまた気温が上がりました 8月最後の週は寒くて、記録更新しちゃったんだって。ある朝の時点で7℃だったんだって。8月デスよ? でも今はいいお天気+丁度いい気温の毎日です。幸せ

 先週の土曜日から今シーズンのお仕事が始まったんだけど、最初から飛ばす感じで10日間連続からスタート。大抵ダブルなのでいやはや、疲れます。あと一日でオフだわ~。

 さて本題。最近読み始めた本、これから読む本デス。

 「武士道」(新渡戸稲造)

 冬に日本に帰った時に見つけて買ってきました。その後半年くらい本棚で眠っていたんだけど、この夏読もうと思って3ヶ月の旅に持って行きました。
 が・・・難しい! 抽象的過ぎて良く分からな~い この本は元々英語で書かれ欧米で売られたそうなのです。英語で読もうかとも思ったけど、抽象的な事は益々分からないだろうな~。そもそも「武士道って?」というトコロから読んでいるので、何かもっと初歩的且つ分かり易い本の方が良いかも。
 ・・・という事で今暫く「お休み」。


 「江戸のオランダ人 カピタンの江戸参府」(片桐一男)

 昨日読み始めたんだけど、かなり面白い! 長崎に駐在していたオランダ商館長(カピタン)が、時々江戸に出向かなきゃいけなかったって全然知らなかった~! 将軍に謁見して、幕府高官に欧米の動向を知らせる役割を持っていたそうです。
 6月に長崎に行った時に出島跡も見たかったんだけど、「ハリボテで面白くない」と案内して下さった方々に言われて行きませんでした。が、どちらにしてもこの本を長崎に行く前に読んでおけば良かった!


 これから読むんだけど、Where Are You Now? (Mary Higgins Clark)

 どうやら2008年の新刊(だった)らしいです。Clarkを読むとChewieの家族はお互いに自慢し合うので、この場を借りて自慢(笑) ってまだ読んでもいないんだけど、図書館で借りて手元にはあります。

 
 あと「のだめ」22巻を送ってもらいました はぁ~どうなっちゃうんだろ、この後!!
 

『ニホン語日記』のお話。

2009年04月06日 | ご本
どうやらウィーンへ行く前から時差ボケになってしまった様で 疲れてるのに夜は寝付けない上に、何故か6時半にはパッチリ目覚めちゃった。5時間も寝てない気がする…。
 原因は2日続けてディナーが5時前だった事かしらん。お仕事先のホテルの従業員用カフェテリアで食べるしか無くて。でもとっても美味しかった 

 
 はてさて、最近読んだご本でとっても面白いのをご紹介デス。
 井上ひさし著「ニホン語日記」(文藝春秋)



 1993年の本だから、話が古いんだけど軽い話から結構難しい話まで、色々。面白い章は、電車の中で読んでいて吹き出しそうになり怪しい人になりそうだったので、途中でストップ 「大学サークルの勧誘文」とか「プロ野球選手座右の銘十傑」とか。

 さて、一番ほぉぉぉぉ~~~~と思った事二つ。

 「△△から○○目」

 駅と駅の間の数え方が、静止している物の「左から何番目」の数え方と違う、というお話。
 乗り物の場合、「△△駅は○○駅から幾つ目」と数えるのに、△△駅は基点としないのでーす
 だけど、「左から3人目が誰々」という場合は一番左の人が一人目。

 そんな事普段考えないけど、そう言えばむか~しむかし、まだ子供の頃「左から何番目」etc,の言い方が良く分かってなかったChewie。一番左は数えるのか数えないのか。いつも数えないで考えていて(「左」=一番左の人と考えていた)「違~~~う!!」と言われた事多数。

 このコンセプトを、日本語を喋る外国人はどう受け入れるのか?? と、井上サンはイギリス人に聞いてみた。「単なる言語習慣のちがいですから、頭から憶えればいいんです」とおっしゃったそうな。

 が、「英語圏から来て一番まごつくのは、日本語の『まで』の使い方です。」
 日本語で「月曜まで忙しい」と言ったら月曜一杯は忙しい、って意味だけど、英語だと「日曜の終わりまで忙しい(月曜は暇)」って意味。

 と読んで、あぁぁぁぁ????? そう??  "until"ってそうかも・・・そうかもしれない・・・気付かずに使ってたけど、でも自分でも「月曜は暇」って意味で使ってるんでないかい? 

 考えると混乱してくるけど、それが面白いトコロであります。


 次。
「牛歩論」

 日本の国会とアメリカの上院の戦術の違いについて。なぜ演説の主張の代わりに「牛歩」なのか(そーーーいえば93年頃、牛歩してたかも!)。

 それは水田耕作と狩猟というコミュニケーションの祖形の違いなのだそうです。
 水田耕作の労働現場では、集約された水田にて体の動きは小さく、全てのエネルギーは「すぐ近くの己の足もとにただひたすら注ぎ込まれる」。
 狩猟の労働現場は広くて、仲間と大声で合図をしながら、エネルギーは獲物に対して、己の外へ、なるべく遠くへと投げられる。

 これらがデスね、一方では牛歩や能を生み、一方では演説やオペラを生んだ、と。
 そう書いてあります。

 いや~~~~納得。「大声で」ってのがまたヤケに納得(笑)。
 
と、そんな感じのご本でした。こーいうの結構好き

 さーて、8時半になったし そろそろ人間活動を始めようかしらん。
 


 

「AB型 自分の説明書」のお話。

2009年01月26日 | ご本
 秋頃、こちらの日系本屋さんで立ち読みして何度も爆笑し、一緒に行った友達にでさえ引かれたこの本



Chewieは典型的AB型であります。って自分では思ってます。「AB型デス」って言うと、ヤケに納得されます。
 

 さて、このご本、日本で買ってきました。「AB型(の自分)は」に続く文章がずらっと並んでおります。
 自分に当てはまる物と全く当てはまらない物とあるんだけど、当てはまっている面白い項目をここに挙げてみましょう。

「ボーっとしてると死ぬ。ような気がする」

「いきなり凄いことがひらめく。あ、きたきたきた。」
     「だから、それを皆に報告してみた。」
     「結果、見当はずれな事を言って周りを「…。」させる。」

「天然ドジ」
     
「緊急事態が起きたとき、パワーアップする。」
     「物凄いピンチでも「あわわわわわ」とかしない。」
     「この「あわわわわわ」ってなんだろう。まぁ、あんまり言わない。」

「「気づかぬフリ」が上手い」
     
「大事なコトの選択肢が多いと迷う。ウロウロする。あーどうしよ。分かんない。どーしよ・・・・。ご飯食べよ。」
     「って途中放棄する。」

「他人に干渉しない。」
     「ついでに自分にも干渉しない。」
     「深く考えないから。」

「家を出た後数秒で戻ってくる。「あぁ忘れ物、忘れ物!」を、数回繰り返す。」
     
「本棚をいじられるとキレる。何やってんだーーー!!!」(←これ冗談抜きにホントです。ご注意下サイ。)
     
「本を読むのが好き。あの一人の時間がたまんない。」

「スケジュールがみっちりだと安心。」
     「予定を書き込んでいると、すごく幸せ~。」
     「で、調子こいちゃって全部出来ない。グダグダになる。」
     「ってゆーそばから明日の予定を追加する。」

「一人で外に居るとき、全然知らない人の会話を盗み聞く。」

「円周率を覚えたい。やらないけど。」

「突然他のコトがしたくなる衝動。」
     「理由なんてものはない。」
     「でも、もぉ我慢できないから中断してそっちに走る。」
     「で、さっきやってた事を忘れた。」
     「そのうち、思い出す事すら忘れる。」

「そういえば今日一日誰とも話さなかった。」

「食べ損なった物の事をずっと覚えている。」


 ま、こんなトコロです。全血液型の「説明書」が出ているので、興味のある方は読んでみて下さい。ただし、一人で立ち読みは止めておいた方が良いですよ?