オケの初コンサートのお話。

　今シーズン最初のオケのコンサート@オーケストラホール（シカゴ交響楽団、CSOのホール）がありました。　Chewieのシカゴデビューです。ぎゃは


　とか浮かれてたけど、結構きつかった。だって、こんなプログラム。
Don Juan・Kije組曲・ローマの松。休憩無し!　休憩が無いって事は本番直前に知らされましたひぃ～。ま、確かにどれも短目の曲だから休憩ないってのも分かるけどさ・・・。

　何故か最後のリハーサルで普段の100倍厳しくなった、うちのマエストロ　こわー普段も充分キビシイんだけどね。
　
　ところで、オーケストラホールの楽屋は結構凄い。流石CSO　本番前に休める様に、仮眠室もあるの（でも1時間の休憩じゃ寝られない）。そして、舞台袖にはちゃんと楽器ケースを置ける様に、棚が作ってあります。楽器ケースを舞台袖に置けるってのは嬉しい。楽器だけを持ってホールまで歩かなくていいもんね　あと、バンダ（舞台袖で演奏する）用の、指揮者モニターが、そんな大型じゃなくてもいいじゃん、ってくらい大きい　指揮者の顔の皺まで見えるよん。

　ホールの音響その物もやっぱりイイ見た目も素敵。でも、カーネギーホールには負けてます、音響も、見た目も。楽屋、舞台袖、モニターは絶対CSOの方がいいけど。
　あー「本拠地」があるオケっていいなぁ～～～～～

　お客さんはほぼ満員!地元密着型のオケなので、色んな人が聴きに来てくれます

　最初は恐怖のDon Juanだけど、嫌というほどリハーサルしてるので、そんなに怖くない。皆勢いもあって、中々いい感じでした。「何考えてたんだろ、Strauss」っていう難しいパッセージもピッタリ決まりました。という事でヨシとしましょう
　
　次のKije組曲ですが・・・「管楽器どーしたんだぁ」とか思ってる内に、ばよりん2パートが合わなくなり、えぇ?!　
　原因はアレだな、最後のリハでマエストロが管楽器のソリストにかなり厳しくしたアレだろうな。出だしのトランペットソロから緊張が伝わってきて　でも相変らずコントラバスのソロは最高だった　この曲、あまりポピュラーじゃないけど、凄く弾いてて楽しかった。まだ聴いた事のない方、お薦めします

　最後、ローマの松。Kijeの失敗で、皆守りに入ってますお陰で最後の最後まで、上手く行ってるって感じられない、緊張感たっぷりのレスピーギになりましたとさ。　

　本番後、オケの人と談話。「このオケはtraining orchestraだから、リハーサルに意味があるのであって、パフォーマンスを重視しちゃいけないわね」と、私とまぁ似た様なbackgroundから来たNancyちゃんが言いました。本当にリハはいつも良くて、毎回色んな事を学べます。
　私のスタンドパートナー（ブルガリアン）は「今日のは指揮者が良くなかった～」って言うんだけど、私はマエストロは本番でもちゃんと正確な指示（どう弾け、とか）をくれたし、普段より音楽的だったし、マエストロのせいではないと思ってますが。でもリハで相当怒ってたしなぁ　
　凄くストレートに物を言う指揮者で、キビシイけどChewieは大好き　普通の指揮者だと「ここ、こうして」って言うだけですが、うちのマエストロは（training orchだから）「こうやって弾いたら（かなり具体的に説明）、こういう音になる」って説明してくれます。全ての楽器を熟知していて、間違った事は言わない。次のコンサートは途中までこの指揮者とリハーサルして、最後の一週間はゲストのHaitink氏とリハ、本番です。Haitinkって、あのBernard Haitink!　サイン貰おうっと　
　
　　
　えと、昨日は更に、例のoutreach programのオーディションの結果が送られてきました。ドキドキ。私は、Chicago Youth Symphony Orchestra（これもCSOカンケーらしい）の中の2つのオケの1st violinのコーチになりました～。つまり、夏にキャンプでもやった「嫌いだけど好き」なセクショナル練習を中心に指導するのです。　
　キャンプでのsectionalsは決して「好きだけど嫌い」じゃなくて、「嫌いだけど好き」。これを理解してくれる人は滅多に居ないんだけど（笑）、何しろ今度のはCYSOだし、きっとキャンプよりハイレベル　そして、コーチのtraining sessionもあるので、もっといいコーチになれるかもだし、来年またキャンプに戻った場合（多分ね…今の所、75%の確率でChewieは戻ります）シカゴでの経験が役に立つだろうし、良かった良かった、ってことで

　では、お洗濯の続きに行って来まーす。

シカゴで出会った「外国人」のお話。

　気が付けばシカゴに来て1ヶ月。色んな人に出会いました。そして、ニューヨークでは出会った事のない人種の人たちにも出会ってマス。

①ブルガリア人。
　一人や二人じゃないの、私のスタンドパートナーもブルガリア人。オケに更に最低4人。オケ以外のお仕事で出会ったブルガリア人2人。もうブルガリア人の英語の訛りにも慣れて来ちゃった。　
　何故だか分からないけど、「シカゴの前はテキサスに居た」っていうブルガリア人が大勢居ます。なんで皆して・・・?!

　ブルガリアって、日本みたいなんだって。「出る杭は打たれる」「周りと同じじゃなきゃダメさ!」だそうです。
　ブルガリア料理というのは、ギリシャ・トルコ・地中海料理みたいだそうで、今度スタンドパートナーのVeronikaちゃんが何か作ってくれるって言ってました～。


②南アフリカ人（白人）
　「このファッションセンス・・・時代錯誤?!」って思ってたばよりにすとがオケに居ます。
　話してみたらオーストラリア風の英語だったので、オーストラリア人?って聞いたら、南アフリカだって。
　
　「南アフリカから来た僕が思うんだけど、シカゴの道（舗装）は酷すぎる。これがアメリカ～?」と仰ってましたが・・・

　というのも、いつも私達はオケのリハーサルの後、団体様で電車で帰るんだけど、ある日、皆でバスに乗ってみたのです。その時、この南アフリカの人も一緒で。バスが「急行」になる高速道路があるんだけど、舗装が悪すぎ。ガッタンガッタン、揺れまくるのに超高速で走るのです。あ゛～気持ち悪くなった。
　確かに、各駅停車の電車より速い。が、揺れすぎ。実はその前の日に、コントラバスの人がこのバスに乗って、あまりの振動に楽器を抑え切れなくて大変な目に遭ったそうな。

　話が反れた・・・

　オケにはアジア人も結構たくさん居ます。それは別に驚くべき事ではないんだけども。私の後ろの2人は、2人とも韓国人で、2人ともJennって名前デス。日本人は私を入れて3人かな?　何せ大所帯のオケで、まだとても全員には出会ってないんだけど、皆さんフレンドリーで、楽しくオケやってマス。

　

　昨日の結婚式のお仕事の写真～。
　全然知らない人の結婚式だったけど、何故か感動しちゃった、とても素敵な式でした。

　
　昨日は、他にoutreach programのオーディション・面接を受けました。グループのpresentationだったんだけど、子供相手の音楽教室、5分間バージョンってヤツです。うちのオケの事務員さん達を子供と想定して、色々見せる訳ネ。

　一つ前のブログにも書いたけど、私のグループはChewie(ばよりん）、Nancy (チェロ）、Josh(コントラバス）の3人。

　念願のChief Sitting in the Rainをオープニングで3人で弾き、それぞれの楽器で動物を表現する曲を弾いて、楽器比べをしよう～!っていうプログラムにしてみた。兎に角ね、喋らなきゃいけないのです、このオーディション。

「はーい、Chewieデス。日本から来ましたぁ。これはばよりんって言う楽器で、5歳の時からこれ弾いてまーす。」って自己紹介から始まり、The Hot Canary（「熱いカナリヤ」?）って曲の一部を弾き、事務員さんたちに「は～い、何だか分かりますかぁ～?当ててみましょーう!」とワザとらしく聞き、「リス??」とか言われてビックリし、時間も無いので「実はカナリヤでした～、残念でしたぁ～。でも小さくてカワイイ動物って事で、何となく当り～。Good job!　では次、Nancyのチェロいきまーす!」

　Nancyは有名な「白鳥」、Joshは「象」（二つとも「動物の謝肉祭」より）を弾いて、これは事務員さん達は直ぐに当り。次に楽器の比べっこ。ハイテンションに全て事を運び、上手く行きました。ホッ。

　その後面接に移って、私の答は的を得ているのだろうか…とかなり心配になったんだけど、実は事前に作文を向こうに提出してあり、大体同じ質問だったので、OKだったみたい。
　「この答（作文）、とっても気に入りました。プレゼンも良かった。I'll be working with you through this outreach program....云々」って言われたから「おぉ、じゃぁ通ったのかしらん?」と。まだ結果は知らないんだけど、Nancy もJoshも好感触だったね～～って喜んでたので良しとしましょう。

　夜、ちょっとオケの人たちと飲み物を飲みに行き、シカゴは室内での喫煙OK! って事を知り、カルチャーショックを受けました。バーでタバコ吸ってる!　ちょっとこれは止めて欲しいですねぇ。

UNOとオケと・・・まとめて最近のお話。

9月も中旬を過ぎたのに、まだ結構暑いシカゴです。いえ、それでイイんです。寒いの大っ嫌いなので、これから寒くなっちゃうのが怖くて仕方ないのです。何せシカゴはNYよりも寒いので・・・

　さて、先週の土曜に、キャンプのreunionをしましたが、次の日の夜、もう一度集まりました。Cole氏のリサイタル&私のオケのリハーサルの後、また3人で集まって、まったりとウノを3ゲーム。この夏の続きデス。集まればウノ。運良く一人一ゲームずつ勝って、仲良く終了

　このウノの模様をデスね、写真、ビデオに撮ってfacebook（mixiのアメリカ版）に載せたのね。そしたら、この夏のUNOメンバー全員がまたexciteしちゃって、「キャンプ版のウノ（カード）を作ろう!」と。私がWild Draw Fourを貰ってギャー!って言ってる写真を使って、こんなのを作ってくれました。
　他のカードはこれから作りまーす。



　オケストラは、今度の月曜がコンサートで、只今最後の追い込みリハーサルをしています。いやー、皆上手いなぁ。今まで知らなかったプロコフィエフのKije組曲は、とっても弾いてて楽しい　コントラバスのソロが凄く上手い　Don Juanは、「シュトラウスって実は演奏可能なんだ」という事が分かりました　ローマの松は、これで3回目?なんだけど、いつ弾いてもイイ曲だねぇ～大好き　え、聴きに来たい?　うふふ。Chewieの家に泊まれるヨ。日本は3連休だし、ねぇ



　それと、オケの人たちとoutreachプログラム（地元の学校とかへ行って演奏・指導する）のオーディションを受ける為にグループを作ったんだけど、私はばよりん・チェロ・コントラバスっていう良く分からない組み合わせ。この組み合わせの曲はあるのか?!　と思ったら、ありました　Marck O'Connor, Yo-Yo Ma, Edger MeyerのAppalachia Waltzっていうサイコーにかっこいいカントリー音楽のCDがあります（リンクでサンプル聴けます）。　3年くらい前に聞いて一辺に気に入っちゃったこんなの弾いてみたい!けど、楽譜が見つからない!ってずっと思ってたワケ。そしたら、今回のこのグループのチェロのNancyちゃんが「楽譜、オンラインで買えるんだよ～」って。えぇぇ?!?そうだったの?!

　という事で、今回はAppalachia Waltzに入っている、Chief Sitting in the Rainって曲を弾く事になりました～まだ2人と一緒に弾いてないけど、実はAppalachia WaltzのCDの中で特にお気に入りの曲デス早く一緒に弾きたいな～

　
　その他にした事。オケのstandpartnerの子とランチして、彼女の学校をチラッと見学させてもらい（物凄くイイ感じのキャンパスだった～　シカゴの中心から少し離れているとは言え、大都市にある大学なのにキャンパスがあるのが羨ましい）、その帰りのこと。
　向こうから歩いてくる男の人、大学の友達に似てるな～、まぁいいや。とか思ってたら、実はその友達だったぁ～　こんな所でバッタリ会うなんて。しかも4,5年ぶり?　その、見学させて貰った大学に今行ってるそうです。

　
　Chewieのお部屋は只今、壁のデコレーションをやってます。写真ばかりだけど、中々思うようなフレームが見つからなくてちょっと苦労してるトコ　今週末にはどうにかしたいでーす。

　明日は結婚式のお仕事がございます。来週、もしかしたらイリノイ州の州都でお仕事が出来るかも、ってトコだったんだけど、何せ遠いので、向こうも他のプレイヤーを見つけたんでしょうな　続きの連絡がありません
　
　あと、そろそろセンセイ業も復活させたいと思ってるんだけど、中々個人レッスンの生徒さんを探すのは大変　なので、どっかの学校とかで教えるって手もあります。今色んな人から情報収集中。車がないと行けない様な所には、たくさん教えるお仕事はあるみたいなんだけど…　とあるツテで「シカゴの中心部から南に1時間半のトコですけど（＝私の家から2時間半?!）、教えに来られますか?」と言われましたが…そこまで行かなくても絶対教える子供はいる筈だよねーって、地図を見せてくれた友達に言われました。それもそうだ。ま、きっといずれは一人くらい生徒さんが出来ると思いマス・・・

家具完成! のお話。

バンザイ　や～っと家具が全て完成!　只今、出来立てホヤホヤの机にてPCを開いてまーす　　

　私のお部屋は、壁が真っ白だし、家具も一新するから、憧れの白・黒の組み合わせにしよう!と思って、白・黒をメイン、青をアクセントに使う事に。という訳で家具選びは慎重に（?）。それだけ時間が掛かったけどどれも気に入ってます
キッチンは作りつけの棚が茶色で、前の家から持ってきたキッチン用品が赤・白なので、頑張って赤・白・茶色でまとめてみてます。

　今週、CDラックを買い足したんだけど、組み立てるのがとっても大変で、「一人じゃ無理!」という簡単な結論に落ち着きました。
　それと、IKEAの机の足が、予想外に大変で、兎に角ネジがキツイ途中まではどうにかなるんだけど、「最後の締めがChewieには無理!」という結論に。安易だなぁ。でも、足一本のネジ5本を「最後の締めまであとちょっと」って状態に持って行くのに、ショスタコービッチのpiano quintet丸々一曲掛かった。つまり、30分強。大変すぎ
　でもCaptain Soloには既にお世話になり過ぎちゃってるしぃ、どうしよう?と思ったんだけど、今日手伝いに来てくれました。


　実は今日、別のキャンプの友達、Cole氏がシカゴへ来ました。明日、シカゴの北のMilwaukeeでリサイタルがあるので、シカゴに飛んできたわけ。当然キャンプreunionデスよねぇ。Cole, Captain, Chewieの3人だけだけど。NYでキャンプreunionのコーディネーターをしていたChewieがシカゴに移る時、「reunionもシカゴに移る…」と言われたんだけど、本当にそうなりました。実は全米で今年度初のreunionは今日のChicago Reunion　お仕事頑張ってマス!　

　という事で、空港に迎えに行って、ディナー食べて、その後Chewieの家で家具の組み立て、という重労働なreunionに。あ、私がコーディネーターだから家具の組み立てがreunionプランに入っていたんじゃありません。念のため。

　でも、明日リサイタルの人にこんな事させる訳にいきません!　手も腕も痛くなるし、マメなんて出来ちゃったら大変　なので、Cole氏はやらないでいいよ～つって。ねじ回しセットも2つしかなかったしネ。
　
（余談）エーゴで＋のねじ回しをPhilipsといい、－をflatheadと呼ぶ、というのを今日学びました。Philipsって…ほら、良くある固有名詞が普通名詞になっちゃった、っていうアレだと思う。じゃぁ「マイナス」にも何か名前あげようよと突っ込みたくなった。
　
　じゃぁColeは何をしたか。明日演奏するBeethovenのピアノソナタのCDを私のCDコレクションから探し出し、再生♪。私達が無理矢理ネジを回している横で曲解説ヴァリエーションin ソナタ形式を事細かく説明してくれました。こんな経験、滅多に出来ないよ～（笑）。

　どのネジ回しもピッタリはまらないIKEAのネジ　なんなんだ、これはー　何とか押し込んで（!）ピアノソナタ（Op.111。2楽章モノ）丸々一曲で机が出来上がって次はCDラック。こっちは2人居ればすぐ出来ちゃうの。ラクラク、Schubertの弦楽五重奏の1楽章が終わる前に出来上がり～

　これで家具は全部完了!　手伝ってくれた&曲解説してくれたお礼に、今朝焼いておいたチョコレートケーキをお出ししました（ここでビールが出ないのがChewieらしい）。アイスクリームも買っておけば良かったぁ～　これが最初の「Chewieの部屋のお客様」だった訳なんだけど、キャンプの友達となると、気心が知れてるというか、気を遣わないというか…　お互いのキャンプでの部屋は行き来してて、部屋が散らかっててもあんまり気にならないし、私もキャンプではメイクもしないし、服装もキャンプ仕様だし（笑）。つまり、「気取る必要が無い」と。今夜は3人でマッタリしながらキャンプの写真をどの壁に貼ろうか、とか話し合い

　私のエキストラ・ベッドセットを持ってお二人はキャプテンの家へ。私はCDラックをどこに置こうか未だに考え中・・・。CDをアルファベット順に収納して、DVDプレイヤーとソファーを買って、壁のデコレーションが終わったら、お部屋は完成!デス。あと一息


　

IKEAと日本食のお話。

「IKEAと日本食」って結びつかないと思うんだけど、某大手日本食料品店が、IKEAの近くにあります。遠いし、電車・バスじゃ直接行けないエリア。行きたかったんだけど、車がないChewieはどーしようかな～と思ってた訳です。

　昨日IKEA trip第2弾with Captain Soloを決行。Chewieのキャプテンだから（こちらのブログ参照）やっぱHan Soloと呼ぶしかないでしょう。Millennium Falconで（いえ、フツーのちゃんと動く車です）行って参りました。　
　IKEAの帰りに、日本食のスーパーに寄って欲しいってお願いして、快く引き受けてくれました。すいませんねぇ

　IKEAに前回行った時に欲しい家具は殆ど決めてたので、昨日は3時間くらいお店をグルグル回ってお買い物終了。
　本棚x2、ダイニングテーブル・椅子セット、コーヒーテーブル、机、ベッドサイドテーブル、その他細かいモノを買ってきました。　
　そこまではスムースだったんだけど、ひょっとしてMillennium Falconに全部入らないんじゃ・・・何度も試行錯誤、悪戦苦闘を繰り返し、結局テーブルと椅子の箱を全部開けちゃって、バラバラにして持って帰って来ました。

　　さて、一つ一つ家具を自分で組み立てるのに、一体どの位時間がかかる物なのか。前日IKEAの椅子を組み立てた、というCaptain Soloに聞いてみた

「Brahmsのpiano quintetの1楽章、2楽章の頭で椅子一個出来たよ」

　ソ、ソウデスカ。じゃぁChewieも時間を計ってみよう。
ダイニングの椅子1個：Brahmsのpiano quintet1楽章でピッタリ。
ダイニングテーブル：Schumannのピアノコンチェルト丸々一曲。
本棚1つ：The Simpsons エピソード1つ。
　
　それでねx2、夢の丸テーブル（黒）を買ったの!きゃ～～～かなり久し振りに（家で）テーブル&椅子で食べられて、Chewie幸せ～
　　
　さて、某大手日本食料品店はすぐに見つかったんだけど、建物が…青い瓦に赤い柱。これじゃまるで西遊記の世界だよ～　

　ここでランチ。実は和食初心者のHan Solo、何を食べたらいいのか分からないそうで、Chewieが食べたい物を選んで、と言うのです。なのに、結構食べるのが大変なラーメンを選んじゃった。だって、大好きな「山頭○」がカフェテリアに入ってたんだもーん　
　まずはアメリカにおいて、マナー違反になる以下の点を説明…
　「ラーメンは音を立てて食べる物なんですぅ～。それから、チャーシューは噛んだ残りをまたお汁に戻すんだけど…。」
　が、お箸がちゃんと持てなくて、それどこじゃないんです、キャプテンは。

　最近和食&日本文化に興味が出てきたCaptain Soloはコトゴトク色んな事を聞いてきます。が、ちゃんと質問に答えてるんだろうか、私。
だってさー、こんな質問デスよ。
「和食って、具体的にどーいうの?」
「日本のレストランに行ったら何を頼めばイイの?」
「日本の台所用品ってどんなの?」
「寿司って・・・結局何のことを言うの?」
　…今まで聞かれた事のない質問なんですよ?
　お料理好きのCaptain Soloの満足する答えではないけど、「まぁお醤油とみりんがあれば和食は出来ます…。因みにChewieは、オイルパスタの最後の仕上げにお醤油を足しマス!　美味しいヨ」とかそーいう答しかしてないの。
　私、お料理好きなのに、今までそういう事を英語で話した事がなかったんだな、と気付きマシタ。もう少し日本文化をちゃんと説明できる様にならねば…。
　
　肝心の日本食ショッピングは、地元でどうしても見つからなくて困っていた油揚げを10袋買ってきました。…笑われました。レジの人もビックリしてた
　あとね、あとね、納豆と豚・薄切りと榎も買ったの～　　
　それから、コネチカットで「突撃!隣りの夕ご飯～」ごっこをしていた、ねおこちゃんにこの前「アメリカのスーパーでパン粉は買えるの??」なんて質問をして宿題の邪魔をしていましたが、結局昨日、日本のを買ってきたよん。くだらない質問にちゃんと答えてくれて、どうもありがとう　
　え、「隣の夕ご飯ごっこ」デスか?　早い話が、ねおこちゃんとお互いの家を行き来して、一緒にご飯を作ってた、と。楽しかったねぇまた、家の夕ご飯を突撃しに来てネ

NEW☆Disney切手のお話。

　じゃじゃ～～ん　新しい切手、Disney Magicでーす。かわいいでしょ?　実は近所に郵便局がないので、どっかで郵便局を見つけた時に飛び込んで買ってきました。
　他にも結構かわいい切手が出ていたんだけど (こちら）20枚シートなんだわ。Disneyも20枚シート。流石にそんなに切手は要らないので、Disneyだけ買ってきた。

　
　えーオケはですね、その後2回リハがあり、一度は、ばよりんだけのsectionalでCSOのコンマスさんが来てコーチしてくれました。彼は最初機嫌が悪かったんだけど、段々機嫌が良くなってきて結構面白い事言ってみたりしてました。普通sectionalをコーチする時って、段々機嫌が悪くなるモノじゃない？と思いましたが。えぇ、私の経験から言って。

　難しい下降型のパッセージで「階段から落っこちる時は、全部の段は踏めないんデス」って言われました。つまり私達は階段から落っこちる様に弾いている、と　はっはっは。

　ちらっとデモンストレーションしてくれたんだけど、びっくりするくらい素敵な音でした　もしかして、あれはストラディヴァリウス?!　CSOのコンマスなんかだったら、ストラディ持っててもオカシクないよねぇ。


　そして、やっとベッド・コーヒーテーブル・ランプを購入、家に運び込みました。部屋が狭くなってきた所で、先週まで泊まらせて貰っていたお友達がシカゴに戻ってきて、置かせてもらっていた私の荷物を全部運んでくれました。やっぱ車がなきゃダメなんだわ。という訳で、今私の部屋はサイコーにメチャメチャ。ベッドはIKEAの物なので、これから組み立てだし。その辺にパーツが転がってまーす。まだやる気がないので、今はメチャメチャのままなのだ。
　しかし家具が入るとかなり狭くなるなぁでもこれでも、他に見た部屋より広いし、キッチンは別個だし　
　という訳でしたれんしゅーしよっと。
　
　

今日からオーケストラ♪のお話。

　もう9月ですねぇ。お仕事も始めてみたりして、夏が終わった事を実感している…　なんてしみじみしてる場合じゃない、今日からオーケストラのリハーサルだったの。

　その前に、泊まらせてもらっていた友達の家からいい加減にmove outしなきゃ、という事で今朝、大掃除をしてmove out してきました。って、大きな荷物はまとめて、まだ置いたままなんだけど!　取り合えず大掃除はしたので、いつでも実家からシカゴに戻って頂いてOK

　そして、craigslistっていうオンラインの掲示板があるんだけど、それで売りに出ていたベッド他の家具を見にLakeviewっていうエリアへ行って来ました。名前の通り、ミシガン湖を見渡せる、凄く素敵なエリア。まだboatingシーズンなので船やらヨットがたくさん　いいな～　
　肝心の家具は、ベッドとランプを購入　明日引越し屋さんを手配して、家に運んでもらいます!　今までtwinサイズ（一番小さいベッドのサイズ）だったんだけど、今日買ったのは一つ大きいfullデス。新品同様なのに安かったし、折角広い部屋に住めたんだから、ワンランク大きいベッドの贅沢も許されよう。　

　はい、それでやっとオケですね。3時間の、弦楽器だけのリハーサルで今日はシュトラウスのDon Juanのみ!　オケのオーディションで必ず弾かされるDon Juanですが、オーディションでは1ページ目だけ。なので、オケの皆も「2ページ目以降は知らなかったんだけど、楽譜見てゾッとした」って言う人が大半。　

　という訳で、皆難しい所はしっかり練習してあって・・・ていうか皆上手い!　ただ上手い、って言うんじゃなくて、オケやりたいデス!!っていう熱意が凄く感じられるオケでした。だってさー弦楽器だけのリハで、ここまでエネルギーのある音が出ますか?　

　AND!指揮者がイイの～。凄く適切で細かい指示をくれます。今日、かなり色んな事をカバーした後、ふと時計を見たらまだ40分しか経ってなかった。training orchestraの指揮者としても、とてもヨイと思いマス。どの楽器も熟知してるみたいで、こうやって弾いて、ってただ言うだけじゃなくて、どうやってそういう音を出して欲しいのか、まで説明があり、私は今まで知らなかった弾き方を本日習得致しました!!!　ひゃっほい!!

　そして、このtraining orchestraは、リハーサルの回数がやたら多い事で有名（笑）。でもね、一回のコンサートに10回もリハーサル出来るなんて、プロオケでは有り得ない事で。今までフリーランスやってみて、1,2回チョロっと何となくリハーサル、というより通し弾きだけしてコンサートに臨む、って何度もやったんだけど、得る物がなかったし、クオリティーもない。それがイヤだったので、この度シカゴのこのオケを考えたのでありました。という訳で、今日は一回目のリハにして、シカゴに来て良かったなぁ～と思いました。続く。
　

お仕事開始～のお話。

　実は何度かブログを書いたのに、いつも途中で勝手にページ移動しちゃって、書き終わらず…

　意外とスムーズに色々事が運び、割と普通に生活してます。でも食べるのと寝るのは、未だに友達の家が多いかな。毎日2つの家を往復⇔。と言うのも、私の部屋はまだ家具が無いのでちょっと不便。荷解きは半分以上終わってるんだけど、本・楽譜・CDは本棚が無いので、未だに収納出来ず、その辺にダンボールに入ったまま置いてあるの。
　キッチンは収納がとても良い◎　私一人には多すぎるくらい、カップボードがたくさん。どのカップボードも一番上の棚は空いてるよん（どっちにしても、一番上の段は手が届かないのだ）。
　すぐ近所にChinese系のマーケットがあって、覗いてみたら日本の食品もたーくさん売ってる!　これで、わざわざ電車に乗ってお米とお味噌を買いに行かずに済みそうデス!　

　先週、家具を見にIKEAへ。実はこれがChewieのIKEAデビュー　シカゴ郊外にあるんだけど、バスを乗り継いで1時間半くらい。車を持っている友達がシカゴに戻ってきたら、IKEAへ連れて行ってくれる事になってるんだけど、優柔不断のChewieは家具を決めるのにかなり時間が掛かります。なので、下見&小さな家具は買ってしまおう!　という訳で、ベッド・机・ダイニングテーブル・椅子・TV台・ドレッサー・本棚・カウチベッドを見て、どれを買うかは決まった。deliveryサービスもあるんだけどね、一人じゃセルフサービスで家具をピックアップするのも無理なのよねん

　そうこうしている内に、昨日、オーケストラが始まりました　って、まだオリエンテーションだけなんだけど。「今、ここのオケはピークを迎えているので、今シーズン入団した人たちはとってもラッキーです!」って指揮者のオッサンに言われました。やった～
　そして何人かのミュージシャン達に会い、カルテットやろっか～とか言って、チェリストだけは確保致しました。彼女は私が行った大学にこの前までOrchestra Performance Majorでマスターで行ってて、話していたら結構共通の友達が居たりしました。

　その後、結婚式のお仕事@　Sears Tower。遡れば6月。とーってもラッキーな事に、この夏シカゴからNYに引っ越すばよりにすとサンと一緒にお仕事し、その時に情報交換したのです。その人が9月に弾く筈だったこの結婚式のお仕事を回してくれたの～。

　Sears Towerは、103階建て、展望台付きの超高層ビルでーす。結婚式は66階にて。それでも充分に高いので景色は良かった。夜だったら更に良かったのにな～。でね、兎に角急いで家を出たChewieは、カメラを忘れたのですあーあ。
　結婚式の後のレセプションでご馳走をちょっと頂き、一緒に弾いた人たちと懇談会。一人は今年も私と同じオケで弾く人で、もう一人は去年までそのオケで弾いてた人。なので、たくさんオケの事を教えてくれました。

　今日は一日オフだったから、泊まらせて貰ってる友達の家をお掃除して、そろそろmove outしようと思ってたの。が、午前中、自分の部屋で練習していたら電話が。昨日一緒に弾いたチェロの人が「今日の午後、お仕事出来る?」　はいはい、やりますよぉ～

　今度は、Peninsula Hotelにて。ホテルの前にはWater TowerとJohn Hancock Buildingが。観光スポットなのだ。今日はカメラは持っていたモノの、アングルが悪かったのか、私の立っていた所からはこの二つの建物が素敵っぽくなかったので、写真は撮らなかった。あと、驚いたことに、ラルフローレンのレストランなんぞがある!　
　で、2時間ほどホテルのafternoon teaのレストランにてBGM。ばよりん二重奏。そこに置いてあった楽譜が、あんまり面白いのじゃなかった・・・お客さんはどーいう反応だったのだろーか。

　と、そんな2日間でした。明日からオケのリハーサルなんだけど、1回目のコンサートから大変なプログラムで…

Lit. Kije組曲　（プロコフィエフ）
Don Juan　（あぁぁぁぁぁシュトラウス）
ローマの松　（レスピーギ）

　Kijeは知らないし、Don Juanは1ページ目しか知らないし（だってオケストラのオーディションの度に弾くから）・・・　Don Juanは2ページ以降も充分に難しくて、ちょいと明日のリハーサルが心配です。だって3時間、丸々Don Juanなんだもん　明後日は、かの有名なシカゴ交響楽団のばよりにすとサンによるviolin sectionals。ひゃーーー　どーすんだろ、Chewie。