やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

見事に熟睡出来る本のお話。

2009年09月30日 | ご本
 この本を読むと、途中で見事に熟睡出来ちゃう!という本を最近読み終わりました。

 「雑学 大江戸庶民事情」(石川英輔)


 別に内容が悪いんじゃないんだけど、とても興味深い本だったんだけど、何故か何処で読んでも途中で熟睡しちゃうの。バスの中、電車の中・・・そんな訳で中々寝付けない夜もベッドで読み始めたら1ページも進まない内に瞼が重~~~くなり、そこで電気を消してぐっすり

 内容的には、江戸時代は割と庶民は気楽な自由な生活をしていましたよ、という感じでした。知らなかった話も沢山。多分武士の方が色々規則で大変だったんでしょう。何となく歴史の教科書は、江戸時代というのは規則でがんじがらめだったという印象を与えるけど、それは明治時代から「古い物は悪い物」という風習だったから、だそうです。
 
 欧米に比べて、江戸時代の文化というのは実はかなり進んでいたんだけど、どうしても欧米文化の方が「良い」って日本人は思ってしまう様です。それをこの著者が、結構ひがみっぽく書いてるんだな~。どの項目も欧米と比べて、如何に江戸が進んでいたかを書いてて(それだけなら「へぇ~凄い」で済むのに)、「欧米はこんなに遅れていたのに、それを日本人は崇拝する」みたいな書き方で、思わず笑ってしまった。

 
 ついでに、「これから読む」って言っていたMary Higgins Clarkの本も読み終わりました。


 まぁいつものClarkのパターンで、お金持ちの若い女の子が過去の事件を解決しようとして危ない目に遭う所で助かる、っていう。まぁいつもみたいに完璧なハッピーエンドじゃなかったのがサプライズでしたが。
 そんで、Clarkの本では必ず女の登場人物が髪をシニヨンに結うシーンが出てくるんだけど、今回は一体いつシニヨンに結うんだー?と思った辺りで、やっぱりシニヨンに結った女の人が登場しましたとさ。

 今、村上春樹の短編集を図書館で見つけて読んでいるんだけど、英語版だと、日本語版で複数の本に納められている短編を24個集めた物らしい。だって幾つかは読んだ事があるんだもん。え~まぁまぁデス。村上春樹はエッセイが一番好きデス。
 

持ち寄りパーティーのお話。

2009年09月30日 | Chewie's Friends
 なっかなかお友達と会えず、何だか知らないけど毎日「蟻の様にチマチマ(「のだめ」のエリーゼの台詞)」働いているので、よし、お友達に会うぞ!と決めてシカゴのオケ時代のお友達たちに声を掛けてみたら、速攻で持ち寄りディナーパーティーが決まりました

 言い出しっぺの私の家で集まる事になりました。久々のオフの日にこれを計画。が、その日になってやっぱりお仕事が入って、予定では二皿作ろうと思っていたのに、結局一皿、しかも超簡単なちらし寿司だけ お客の一人がベジタリアンなので、他に特に思いつかなくて。

 4人用の小さめのテーブルでどうやって5人で食べるんだろ~と思ってたんだけど、最悪の場合、床に座って食べる事も考えたんだけど、何とか5人で座れた!

Cheers!


 実は一番右の子は初対面だったんだけど、友達の友達で、近所だそうなのでお呼びしました。中々面白い子でした。

 夜中の12時まで皆で延々とお喋りして、とっても楽しい夜でありました


 ついでに、コネチカットのお仕事仲間のお友達がシカゴに引っ越してきて、事前にメールのやりとりをしていたんだけど、その子とも会いました。
 ランチの後、お買い物しにブラブラ 
 お気に入りの靴屋さんを紹介して、そこでChewieは見つけてしまった・・・!
 Blowfish Malibuっていう新しい(?)ブランドのバレーシューズ。とても気に入ってます。このウェブサイトに載っているブーティーも狙ってます。うふ。
 って、Blowfishって・・・「ふぐ」。  

シカゴ美術館の新館のお話。

2009年09月26日 | Chicago!
 何か知らないけど暫くお仕事が続いているので、どうやら私はストレスがたまっているらしい。軽くリフレッシュしようと思っていたら、シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)に新館が出来た事を思い出した!確か5月くらいに新館がオープンしたんだけど、まだ行っていなかった。
 
 
 
 Renzo Piano氏の設計だそうでーす。ここにデスね、この近所の生徒さんのレッスンが終わってから行って参りました。

 新館の中はこんな感じ。


 新館は近代~現代アートの展示です。それから流石シカゴ、建築・デザインの一画もありました。デザイン展示の一部↓椅子だって。


 最初のうちはふんふん、って見ていられる近代アートですが、段々現代に近づくにつれて「うぎゃっ!」とか、「ひぇ~~!」とか、兎に角disturbingなアートが多くなってきました

 まだ良かった近代アートの部屋の一つ。

 結構好きな、リヒテンシュタインの絵もありました。

 さて。新館が出来たので、本館にスペースが増え、今まで倉庫で眠っていたアートがやっと陽の目を見る事になりました。そして出来た(小さいコーナーだけど)American Folk Artの部屋↓
 

 それと、このコーナーの代表作品みたいなこちら。whirligigっていうモノらしいです。

 植民地時代から、風で回るエンターテイメント・案山子などの役割を果たしたモノで、段々美術工芸作品になって、そんでこれは1942年モノだそうです。タイトルは「アメリカ」。

 確かに・・・どう見ても「アメリカ」です。そもそもフォークアートというのが愛国心を表すアートなので、こういう作品も多々ある、という事だそうです。

 
 それから、シカゴ美術館と言ったらコレ。スーラの「日曜の午後・・・」です
 寄贈者の遺言で門外不出だそうで、どーしてもシカゴ美術館でしか見られないんだって。
 同じ作品でも見る時のムードによって全然見え方が違うモノです。そして、見る度にこの絵は新しい発見(人とか動物とか)があるのです。初めて見た時は、何か平和で幸せな絵だわ~と思ったんだけど、今回は川岸に一人で佇む女の子がヤケに気になりました。傘をさしている、ちょっと暗い子

 そんな感じで、新館も見られたし、リフレッシュ出来たかしらん。これからお仕事連続3週目に突入です。2週間続けて働いたので疲れたからお休みを取ろうと思っていたのに、どーしても!と断れない感じのお仕事を頼まれて、また一週間オフが延びてしまった・・・ 


 

バジルを育てるのじゃ!のお話。

2009年09月22日 | お料理
 突然だけど。と言うより、結構前にお友達の家で見て、いいな~と思った・・・けどChewieの家だとねぇ…と思って買わなかった。

 それは鉢植えバジル。



 今日お店で小さい鉢植えを見て、つい香りにつられて買ってきました。だってとってもいいにおい そしてピザ生地も買ってきたので、明日はピザじゃ

 本当は、バジルの横にあった香菜を買うべきだったんだろうけど~。そっちの方が絶対使用頻度が高い でも、育てるのがバジルより大変そうです。バジルは日光と水だけで良いらしい(笑)。まぁバジルちゃんの様子を見て、香菜をどうするか考えよう・・・。

 私は突然ダイニング・キッチン関係のコレクションを始めるので、これからハーブコレクションが始まっちゃうかもしれません。
 ただ今
ファイヤーキングの食器・マグ
ペーパーナプキン
お箸置き
(最近)スパイス
 をコレクション中。
 

「太平洋序曲」のお話。

2009年09月19日 | Music
 お久しぶりデス。涼しくなってきました。これから冬にまっしぐらと思うと寂しいわん。

 さて、Chewieママのリクエスト(?)により、横浜開港に関する曲を探していました。思い浮かぶのはSondheimの「太平洋序曲」っていうミュージカルのみ。今まで見たことも無かったけど、話には聞いていたの。黒船がやってきて、日本中が大騒ぎになった頃からペリーと日米和親条約を結ぶまでが第一幕、その後の日本から現代が第二幕。これは、ジョン万次郎なんかも登場しちゃう、ちょっと日本以外の国から見たらマニアックなミュージカルです。

 そんで・・・歌とピアノのスコアを見つけて、適当にばよりん+ピアノで出来そうなのを見繕ってChewieママに送ったんだけど、ついでにYoutubeでミュージカルと見てみよう!と思い立った。

 Previewだけど、宮本亜門がBroadwayで公演した「太平洋序曲」はこちら。




 1976年の初演のビデオ。いやいやいやいや、歌舞伎
と言いたくなるような演出(笑)




 こちらは、12代将軍の家慶のご臨終のシーンなんだけど、本寿院さまが・・・本寿院さまが・・・・!!! ひどい お琴を弾いているのが本寿院という設定・・・(1分30秒過ぎから)


 いくらエキセントリック風だったかも知れない…と高畑淳子が思わせても、ちょっとこれは~

 ジョン万次郎の台詞は中々面白くて、アメリカ人相手にひれ伏す日本側の交渉役に、Don't worry, I know how to handle Americansと宣言して、アメリカ側にWhat do you want?と叫ぶ(笑)そして「彼らより大きな声で話せば彼らは聞くんだ」みたいな事も言い、Chewieは爆笑したのでありました。

 
 んだけども、横浜開港150年記念のウェブサイトを見たけど、何故156年前に下田に来航して155年前に和親条約を結んで帰っちゃったペリーが持てはやされているのか、Chewieには分かりかねます どっちかと言うと、ハリスなんでないかい?

今週末のコンサートのお話。

2009年09月09日 | Music
 はぁ~終わった終わった 
 
 先週の日曜日、pyonちゃんにもらった室内楽のコンサートがありました。一週間リハーサルで、それでもちょっと足りないか、ギリギリ間に合った、くらいの難しい曲でした。Blissのオーボエ五重奏。正確には、イギリスのナイトの称号を貰った作曲家なので、Sir Bliss。知らない・・・ 

 が、いい曲で、最初のリハで弾いてみてすぐに気に入りました 二楽章なんて綺麗で綺麗で 
 五重奏なのであと四人のミュージシャンと一緒に弾くんだけど、ばよりんの人が・・・・はぁ~~~~~~~~~~~~~~~ でした。
 でも、弾けて良かったデス。滅多に大人数の室内楽は出来ないし、いい曲だったし、他のミュージシャンは上手で、ハイ。pyonちゃんありがとう~


 コンサートはこちらの素敵な教会で↓ 写真が斜めってるけど(笑)。
 

 Blissの他にはマルティヌ、ドフニヤーニというまぁずっと聴いているお客さんは大変、というプログラムで、私がご招待した方々は誰も来ませんでした(笑)。「あ~全部近代曲でしょ?頑張ってね~」と言われて(笑)。

 このコンサートのグループは、私が2001年に行った夏の音楽祭でルームメイトだったKの旦那さまのPが主宰のグループです。世界は狭いのです。当時、まだ結婚していなかったけど、Pから何通もラブレターが届いて それをKはいつも読んでくれました。素敵なカップルでした そして結婚して 五月にご長男が誕生 とっても可愛い赤ちゃんでした。うふふ。

読みかけの本・これから読む本のお話。

2009年09月07日 | ご本
 9月に入ってまた気温が上がりました 8月最後の週は寒くて、記録更新しちゃったんだって。ある朝の時点で7℃だったんだって。8月デスよ? でも今はいいお天気+丁度いい気温の毎日です。幸せ

 先週の土曜日から今シーズンのお仕事が始まったんだけど、最初から飛ばす感じで10日間連続からスタート。大抵ダブルなのでいやはや、疲れます。あと一日でオフだわ~。

 さて本題。最近読み始めた本、これから読む本デス。

 「武士道」(新渡戸稲造)

 冬に日本に帰った時に見つけて買ってきました。その後半年くらい本棚で眠っていたんだけど、この夏読もうと思って3ヶ月の旅に持って行きました。
 が・・・難しい! 抽象的過ぎて良く分からな~い この本は元々英語で書かれ欧米で売られたそうなのです。英語で読もうかとも思ったけど、抽象的な事は益々分からないだろうな~。そもそも「武士道って?」というトコロから読んでいるので、何かもっと初歩的且つ分かり易い本の方が良いかも。
 ・・・という事で今暫く「お休み」。


 「江戸のオランダ人 カピタンの江戸参府」(片桐一男)

 昨日読み始めたんだけど、かなり面白い! 長崎に駐在していたオランダ商館長(カピタン)が、時々江戸に出向かなきゃいけなかったって全然知らなかった~! 将軍に謁見して、幕府高官に欧米の動向を知らせる役割を持っていたそうです。
 6月に長崎に行った時に出島跡も見たかったんだけど、「ハリボテで面白くない」と案内して下さった方々に言われて行きませんでした。が、どちらにしてもこの本を長崎に行く前に読んでおけば良かった!


 これから読むんだけど、Where Are You Now? (Mary Higgins Clark)

 どうやら2008年の新刊(だった)らしいです。Clarkを読むとChewieの家族はお互いに自慢し合うので、この場を借りて自慢(笑) ってまだ読んでもいないんだけど、図書館で借りて手元にはあります。

 
 あと「のだめ」22巻を送ってもらいました はぁ~どうなっちゃうんだろ、この後!!
 

同級生らしいんだけど…のお話。

2009年09月04日 | Chewie's Friends
 最近、一緒に大学に行ってた人に会います。というより、話を聞いたら同じ大学だったんだけど、当時は全然知らなかった、って人たちにお仕事で出会います。確かに音大にしては大きい大学だったので、知らないって話は良くあるんだけど、それにしても・・・。

 その一:キャンプのチェロの先生のErich(これでEricって発音)は、大学で2年重なっているそうなんだけど、お互い「へぇ~~~!」・・・

Chewie「でもお互い見覚えないよね。あは。」
Erich「僕、当時は金髪だったしねー」
Chewie(は?あんた、金髪って・・・似合わないじゃん)
 
 それでも共通の友達は何人か居た。大学のオケストラの話になったら、何度も同じコンサートで弾いてるそうなの。何故、オケでほぼ向き合って座る楽器同士なのに見覚えがないのだろうか

 ちなみにErichはフィンランド・フリークで、アメリカでは全く知られていないムーミンも大好き(笑)。私だけムーミンが何なのか知っているので、ややムーミンで盛り上がりました。変なの。
 

 その二:キャンプのジャズサックスの先生のJake。まぁジャズ科とクラシック科は殆ど接点がないから・・・。彼とは3年も重なってましたが、ぜ~~~~んぜん見覚えがありませんでした。共通の友達もゼロ(笑)。
 Jakeは何か変わった人で、出会って2日目くらいに突然「Chewieって何歳?」と聞いてきました。ひえっ 結局、大学の話になって、年齢はバレた。


 その三:今週のお仕事で一緒に弾いているオーボエのAnna。お互いに「見覚えありますねぇ」って言って、シカゴのどのグループで弾いてるか探り合うも、一つも接点がない。でも実は同じ大学でした。彼女とも二年重っていて、多分彼女の方が年上。彼女とも大学で同じオケのコンサートを弾いていたのですが。
 って、何でオケで私より後ろに座っているオーボエの顔を覚えているのに、チェロを覚えてないんだろ。

 管楽器の方々は、リハーサルで弦楽器の人が振り向いて管楽器を見るのがカンに障る、と聞いたので、なるべく後ろは見ない様にしているんだけど。

 何故か大学のあるニューヨークから離れた所で同級生だったらしい人に三人も会っちゃった。変なの~。


 更に、日本の中学・高校の同級生のにっくみさんがサクラメントからお電話くれました とても久し振りだったけど、昔からのお友達とは、昔のままのテンポで心地良いものデス。で、彼女の電話番号を携帯に保存しようとして気付きました・・・にっくみさんの今の名字なぁに??