やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

Hallo, Graz!のお話。

2012年10月31日 | 

 ここから、音楽祭の為に5週間を過ごしたGrazという町のお話。ここはオーストリアで2番目に大きい市だそうです。名物は「時計台」。その他色々見所はあるのですが、まずは音楽祭の初期に見たものを。

 まず、K&Oというデパートの屋上からGrazを一望。この写真はかなり気に入っているので大きく載せちゃいます。

 それからGraz名物のナメコみたいな美術館。地元では「ブルーバブル」と呼ぶとか。

 これは夜になるとライトアップされ、しかも日によってライトアップのデザインが変わります。写真を撮った夜はこんなの。

 それから、着いて割りとすぐの頃、Christa Ludwigという超有名なメゾ・ソプラノのマスタークラスがこの教会でありました。

 最初の週末はオケのお披露目コンサートも終わってから、お城(Eggenberg城)でシュタイヤマーク州からの招待でレセプション。歌手の皆さん、頑張ってドレスアップしていました。オケもそれなりにドレスアップしたんだけど、どう頑張っても歌の皆さんには負けます。これはレセプションの前のお城見学の時間の写真。

 レセプションルーム (レセプションが終わってから社交ダンス・・・の写真)

 美味しいお料理とワインを頂いて、帰る頃にはお城はこんな感じでライトアップされていました。

 州知事とか、アメリカ大使とかそういう人たちが来るパーティーだったのですが、オーストリア人の一家が揃って民族衣装を着ていて、特に小さな男の子のチロルジャケット+ハーフパンツは可愛さ抜群でした。写真を撮らせて貰おうかと思いましたが、ここはディズニーランドじゃないし・・・と思って控えました。

 

  これは、一日3回(?)人形が踊る時計。11時のショー(?)を見に行きました。

 ビデオはこちら。

 

 他にも見所いっぱいのGrazです。続きはまた今度。

 


ザルツブルグのお話。

2012年10月29日 | 

 では、ザルツブルグで見た、Sound of Music,モーツァルト以外のスポットについて。

 一日目はSound of Musicサイトの他に、Festung Hohensalzburg(ホーエンザルツブルグ城塞)へ。下の写真の上の方に写っている建物です。ここへはFestungsbahn、ケーブルカーに乗って行くのですが、城塞が閉まる30分前くらいにギリギリ到着 ケーブルカーも入場料もザルツブルグカードでカバーされます。

 ここからザルツブルグを一望

 

 そもそもこの城塞は1077年に築き始めて増改築を繰り返して17世紀半ばにやっと完成したそうな。敷地内は小さな博物館みたいで、一番豪華なこの部屋ではその夜コンサートがあり、準備中でした。こんなトコで弾いてみたいなぁ・・・

 さすが、城塞だけあって、こんな大砲なども。

 

 この後、またMakartsteg(橋)でSalzach(ザルツァッハ川)渡り、やっと見つけました。カラヤンの生家。じゃじゃん

 

 そしたらその近くでアメリカのコメディー俳優のJason Sudeikisがデートしているのを発見。というのもアメリカ人の観光客と大声で話していたから見つけたんだけど。で、隠し撮り 水色のシャツを着て指をさしている人です。

 それにしてもザルツブルグはアメリカ人観光客が多くて、ドイツ語よりアメリカ英語を良く聞きました。ドイツ語は現地人のオーストリア訛が凄くてぜーーんぜん何を言っているのか分からず、でもどうやら、「ヨーヨー」と可愛く言っているのはJa,jaと言っているんだろうと推測。

 この後Indigoというお手軽アジアレストランでヌードルを。何の種類のヌードルですか?と聞いたら誇らしげに「ラーメン!」と言われたんだけど・・・全然ラーメンじゃなかった・・・

 ホテルに戻る途中、ザッハーホテルを発見。当然ここにはカフェも・・・。あー、もうウィーンに行く6週間後まで待てないからザッハートルテを食べちゃおうかな・・・。という訳で、ジーンズですみません、という感じでしたがカフェに入り、早速ザッハートルテを

 が、残念ながらパサパサで美味しくなかった・・・ 既に夜9時近かったので時間が経ちすぎていたのかな。その後ミラベル宮殿に寄り、1階だけは開いていたので「天使の階段」を撮影。

  

 いやーそれにしても1日でかなり見た。Sound of Musicサイトの市内の場所は全部見たし、モーツァルトの生家も行ったし。

 

 2日目。Sound of Music ロケ地バスツアーに参加。帰ってきてObendorfへ出かけ、リフレッシュ。晴れてきた事もあってやっと何となく「観光地・ザルツブルグ」に前向きに取り組めるようになり(笑)、いい絵になりそうな風景やかわいいお店の写真を撮りに出かける事にしました

 Makartsteg(橋)の上から。

 この橋には、南京錠がたくさん付けられていました。カップルが永遠の幸せを願ってという事でしょうが、ここは南京錠のおまじないの聖地なんだろうか?というくらい沢山ありました。

 

 これはGetreidegasseのクリスマスショップ、Christmas in Salzburgのショーウィンドウ。

 

 

 新市街側にある子供服のお店。「魔笛」の登場人物の名前が入っているTシャツシリーズ!

 

 屋台の「シュニッツェルバーガー」ケチャップ付き、更にコーラというとってもアメリカンなセット(笑)。コーラの缶はオーストリア柄! 

 

 一番ザルツブルグで気に入った場所はミラベル宮殿のお庭です。ホテルから近かった事もあって何度も通ってしまった。

 

 最終日は朝イチでザルツブルグ祝祭劇場の見学ツアーへ。ザルツブルグ音楽祭が開かれる場所です。

 

 ロビー

 

 大ホール 

 

ホールとホールの間をつなぐフォイヤー この壁画はナチスに取り外されたそうですが、修復してまたここに戻したそうです。

 レセプションルーム

 Haus für Mozart (モーツァルトの為のホール)

  

 

 この後Grazへ旅立つ為に駅へ。ザルツブルグは2泊3日で、充実し過ぎていました。良く歩いたものだ(笑)。

 この路線ですが、ザルツブルグ⇔グラーツ間で工事があったらしく、直行便がありませんでした。オーストリアのど田舎(あ、失礼)で途中下車してシャトルバスに乗せられ その辺りは英語を喋れる人が皆無で、私の限られたドイツ語でやっと言えたNach Graz?(グラーツまで行きますか?)で確認したものの、本当にこのシャトルバスで大丈夫なんだろうか?! 山道を2時間くらい走った後、また電車の駅に。今度乗った電車は、なんとハリーポッターみたいにコンパートメントの電車でした! 乗り合わせたドイツ人のおじさんが日本語のテキストブックで勉強しているのでお話しました。あー日本語で知らない人と他愛の無い会話って苦手。。。

 で、グラーツに着き、そのおじさんがタクシーをシェアしてくれて、この後6週間を過ごす音楽祭の寮に到着。続く。


「きよしこの夜」の街、Obendorfへ!のお話。

2012年10月19日 | 

 母の勧めでザルツブルグ郊外のObendorf (Obendorf bei Salzburg)へ。ここには、「きよしこの夜」が書かれた小さなチャペルがあります。ザルツブルグからローカル電車で25分くらい、Obendorf Hauptbahnhof下車 流石にローカル電車となると地元の人だらけで、アジア人なんて私だけ。

 Obendorfに着いたら進行方向と逆に向かい、駅広場を左に。看板(Stille Nacht Kappelle)が出ています。そして川沿いの道を暫く歩くと、チャペルへの抜け道があります

 これがそのチャペル。実はずっと雨降りだったのに、ここに着いた瞬間に晴れました

 

 中は3列くらいベンチが並んでいる、とても小さなチャペルです。

 

そして、ここが「きよしこの夜」の生まれたチャペルだという展示・ステンドガラス

 

 うーん、かわいい。隣には、「Stille Nacht郷土博物館」みたいな物があり、「きよしこの夜」の原譜のファクシミリコピーがあります。実は現代に歌われているメロディーとはちょっと違う! 

 他にも色々展示してありましたが、ドイツ語の説明のみで、 でもお土産ショップで、行く前から狙っていたこちらを買いました。クリスマスが楽しみ! 

 もと来た道を戻って駅に。この川沿いの道はとても静かでキレイで、ザルツブルグの「いかにも観光地」という雰囲気から離れてリフレッシュ。ラベンダーも素敵。

 はて、この橋を渡った先はドイツ・・・って誰か言った・・・気がする。確か、この川は境界線デス。


ザルツブルグでモーツァルト巡りのお話。

2012年10月18日 | 

 ザルツブルグに行かなきゃいけなかった理由その2。ここはモーツァルトの生まれた町であります。モーツァルトはベートーヴェンと同じくらい好き。つまり、一番好き

                   

 

 という訳で、着いた日にモーツァルトの生家を訪ねましたGetreidegasseにあります。Getreidegasseは、観光ブックには必ず載っている場所で、可愛いお店がたくさん。が、行ってみたら完全に観光地化していて、チェーンのブランドのお店がたくさん! なんだか勿体無い・・・ そして人が多すぎ!!

 と、何だか気持ちが落ち込んだところにこの有名な黄色い家

 中も観光客だらけでしたが、そして何となく、冷やかしの観光客が多い気がしたのですが、わたくし、負けずに色々見てきました。そして、ほぼこれを見る為にザルツブルグに来て良かったと思いました。

 まずはキッチンから。

 

 そして、モーツァルトの出生証明書みたいな物から写真を撮っていたら怒られました。撮影禁止だそうです 残念 

 真ん中の部屋で一番感激したのは、モーツァルトが弾いていた小さなヴァイオリンと、死ぬまで肌身離さず持っていたというお財布。おしゃれで美しいものに目がなかったモーツァルトが、お財布だけは同じものをずっと使い続けた、とお姉さんのナンネルが証言しているそうな。他にもタバコの箱などなどが分厚いガラスのショーケースに入って展示されていました。

 と、気づいたのですが、回りの観光客は写真を撮ってる 警備員が居ない部屋では全員撮ってる んじゃぁわたくしめも これはモーツァルトの子ども時代の旅行セットだそうです。外国での両替は天秤を使っていたそうな。

 

 

 それから当時の家具の展示。モーツァルト家の物ではないそうですが。

 

 次に、モーツァルトが洗礼を受けて、後にオルガン奏者を務めた大聖堂。ちなみにカラヤンのお葬式もここで行われたそうです。

 

 次。17歳の時に引っ越した先の家。実は私の泊まったホテルのすぐ側。

 

 ここも撮影禁止。これは撮れたけど。家の模型です。

 ここで、ヴァイオリンコンチェルトを書いたと思われます。ザルツブルグの大司教に地元に居る様に縛られて腐っていた時代のモーツァルト・・・の家(笑)。それからハイドンの弟、ミヒャエル・ハイドンも同時期にザルツブルグに居て、親交があったそうです。

 ここの博物館には、有名な家族のポートレートがあり、家族一人ずつの説明の展示があります。生家かこちらか、どちらか一つに行くなら、生家の方が価値は高いかな。両方ともSalzburg Cardで入場無料になります。大聖堂は入場料の代わりに寄付金を納めます。

 

 それからこちらはレジデンツ広場近くの家。モーツァルトが亡くなってから妻・コンツタンツェが子ども二人と、二人目の夫と住んだ建物・・・という看板がついている建物です。こういう看板は目ざとく見つけるChewie。数週間後ウィーンで合流した母に呆れられました。

 

 それから有名なモーツァルト広場の像。

 

 こちらはその割と近くのパパゲーノ広場にいるパパゲーノですが、この広場を探すのがとても大変でした。ザルツブルグ、ちょっと分かりにくい!

 

 おまけ:Getreidegasseの趣味の良いお土産さんで見つけたモーツァルト。かわいい