やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

ウィーンのお土産のお話。

2009年04月25日 | 
「やっとウィーンネタのブログが終った」とChewieママに言われたんだけど まだ続きます(笑)何故かと言うと、帰ってきてから特にブログに書くような事をしていないから 更に、ウィーンで撮ったお気に入りの一枚をブログに載せるのをすっかり忘れていた!
 
 じゃじゃん

 
 王宮庭園のモーツァルト像! このト音記号のお花も見たかったので、最後の日、強行プランに付け足して見てきました
 モーツァルトさまにはここでも謝罪したんだけど、未だお許しが頂けていない様であります。今モーツァルトも練習してるんだけど、やっぱダメ


 さて、ウィーン土産を載せたいと思います。何故かと言うと、他にブログに書く様なことがないから。

 こちらは、Chinazouさんから頂いちゃったお土産!  どうもありがとうです~。ラスベリーのバルサミコ・ドレッシングと、かぼちゃの種のドレッシング。早速ラスベリーの方から美味しく頂いてマス。程よい酸味



 これは、ガイドブックに載っていて、どーーーーーーーーーしても欲しかったモーツァルト。だって可愛い Mozarthaus Viennaのお土産屋さんにありますよん。
 

 可愛いからもう一枚アップで(笑)


 これはキーホルダーなんだけど、大切にChewieの「練習用の棚」に飾ってます。拝んでいるんだけど、一向にモーツァルトは上手く弾けるようになりません 因みに実家に、これのマグネットも送りましたが、ちゃんと拝んでいるのでしょうか。


 何故か秋からペーパーナプキンを集め始めたChewie。そしてウィーンのお土産屋さんでおぉっ! というのを発見。

 まずはこちら。

 モーツァルトの直筆楽譜が背景になっています。この前、お友達がお土産のお菓子を食べに来た時に、このナプキンがいい!って言うので、これは使い始めました。うふふ。

 そしてこちら。まだ袋入り(笑)。


 これは色んな色のセットがあったんだけど、青にしてみました。更に、これのなべ掴みも色々あって、赤&白のを買ってきました。キッチンに飾ってあります。使うのは勿体無い!

 それから、Chinazouさんのウィーンのお友達のお家でディナーをご馳走になった時に とっても素敵なペーパーナプキンが出てきました。これは?!?!?と聞いたら、アウガルテンだそうで。お店がウィーン中心部にあるので、次の日、既に上のナプキン2セットを買っていたにも関わらず、アウガルテンのお店にも連れて行って頂き、ここでも2セット購入。


 アウガルテンの食器は素敵過ぎて、高過ぎて手が出ません 自分では買えないから、私のwedding gift registryはアウガルテンでやっちゃおうかな~(笑)。

 
 それから、シェーンブルン宮殿の大きなお庭の一部でイースター市場をやっていて、そこで見つけたウサギちゃんのナプキンリング。これにイースターエッグが付いてくるリングもあったけど、それじゃ来年のイースターまで使えないじゃん…なのでウサギちゃんだけのにしました。うふ


 とまぁ、そんな感じ。ウィーンで毎日遊びまくったので、今は大人しくしてマス。あれだけ色々歩き回ったけど、遊び疲れは寝れば取れる! と言うことが良く分かりました 普段の仕事の疲れは寝ても取れないんだけどねぇ 遊び回って疲れたらぐっすり出来るから また遊ぶとしますか(笑)。なので()来週、テキサスへ行って参ります お仕事カンケーが終ったら、2日間お友達と遊べる!  それが楽しみで今生きているところデス。

 
 

ウィーン最終日のお話。

2009年04月22日 | 
 最終日でありまーす。けどまだ行く所は山のように残っていたのです。

 まずは、前の夜にも行ったハイリゲンシュタッドへ! 山をバスで延々と登る事約30分 カーレンベルグという頂上の町?に到着。ここからウィーンを一望出来るの

 こんな感じ。
  

 気持ちのいい朝でした

 この後ハイリゲンシュタッドの街中に戻って「ベートーヴェンの散歩道」を散策。お散歩を日課としていたベートーヴェンが、夏の間ハイリゲンシュタッドに来るとココをお散歩した、という由緒正しき道です。
   

 この小川から、交響曲6番「田園」のインスピレーションを得たそうな。小鳥が鳴いていてとても平和な雰囲気。だけど、ハイリゲンシュタッドに夏に来る様になった頃には、もうベートーヴェンは耳が聞こえなかったのね 
 

 この散歩道で写真を50枚くらい撮り 今度は「ハイリゲンシュタッドの遺書の家」へ

 そもそも、ハイリゲンシュタッドの遺書とは。
 耳が聞こえなくなったベートーヴェンが弟2人に宛てて、このハイリゲンシュタッドの家にてお手紙を書きました。実際には投函されなかったそうですが。音楽家として耳が聴こえないのなら、もう人生が終った様なものだ。という遺書みたいな内容から始まるんだけど、それでも音楽を書き続けるぞ、という決心を書いたお手紙なのです。

 Chewieの大学の音楽史の先生は、「ベートーヴェン」(選択授業)で、この「ハイリゲンシュタッドの遺書」に授業を2回割き、その結果ばよりんコンチェルトを授業で扱う時間が無くなっちゃった~ とまぁそれくらい重要事項なのね。

 で、現在重要文化財として残されているベートーヴェンの遺書の家デスが、研究の結果、もしかしたらここで書いたんじゃないかも…と近年言われているそうで、「でも当時の夏の家がどんな感じだったかは、ここで見ることが出来ます」って申し訳なさそうに書いてあった。イースターでも開いていて、ホントに良かった!


 
 「ハイリゲンシュタッドの遺書」のファクシミリコピー
 

 向かいの部屋では、「ベートーヴェン協会」主催のベートーヴェン展示をやっていたので、それも入ってみた。こうなったらある物全て見ていこうじゃないの!という心境であります。
 ここには、色んな曲の直筆楽譜のコピーやら、ベートーヴェンの会話帳やら。

 ヴァイオリンソナタ7番

 
 会話帳



 この後、ウィーン市内へ戻って王宮の古楽器博物館へ!  まずは王宮の建物に感激
 

 こちらは、ベルベデーレ宮殿の持ち主のオイゲン公です。


 建物の中。はぁ~しゅてき


 楽器の博物館はかなり色々な物があって、ベートーヴェンやシューマン、ブラームス所有のピアノなぞもありました。幾つかの楽器を実際に使って演奏した録音も、音声ガイドに入っていて、当時の楽器はこんな音だった、というのが分かる様になってます。いいねぇ~分かり易い。写真をいくつか。他も見たい!って方はご一報下さい。
    
 
 と、これを午前中で見終わって最終日後半予定:

シェーンブルン宮殿
デーメルにてザッハトルテ
グーラッシュを食べる
楽友協会にてコンサート

 という強行スケジュール 一度Chinazouさんチに戻っての再出発だったんだけど、そこに大きな落とし穴が。っていうか全て私が悪いんですけど・・・
 なんと、カメラの充電をしつつランチを頂き、そのまま出掛けてしまった。つまり電池は家で充電中

 あぁぁぁぁ何て馬鹿な!  

 という訳で写真がありません。残念ながら。でもシェーンブルンの宮殿の中は撮影禁止だしぃ~~

 シェーンブルンはとっても混んでいました。やっぱりウィーン観光にこれは外せないのでしょう。

 ところでエリザベートがもてはやされる理由が分かりませぬ 夫が気に入らないからって公務もせずにフラフラと(笑) 似た様な立場の篤姫をご覧なさい、「人にはそれぞれ役割というものがあるのです」って信じ込んで、ちゃんとお仕事したじゃないですか。寝室の出入りまで禁止されたヨーゼフ1世が可哀そうであります

 まぁいいや。デーメルのザッハトルテは、ザッハーホテルのとは違うタイプだけど、これも美味しかった~ 両方好きだなあ お紅茶はザッハーホテルの勝ち! ですが。
 グーラッシュ・・・のつもりが似た様なシチューになりましたが、とても気に入りました オーストリアは食べ物が美味しいですのぉ。

 コンサートは、あのウィーンフィルがニューイヤーコンサートをするホールで。テレビで見るととても大きく見えるホールだけど、実際はとても小さい。オケストラがぎりぎりステージに乗っかってる、くらいです。

 ところでコンサートへ行く道中、向こうからスタイル抜群の黒人さんが歩いてきた。ミニのワンピースで足がスラっと。ストレートのロングヘアでまぁ綺麗#と思っていたら、ん?なんだあれは。顎にあるのは何だーー? 

 すれ違いざま、ChinazouさんとChewieは目が釘付けになってしまった。なんと、見事な顎鬚がごじゃらいます! 顎鬚っていうより、耳から耳へ…。まぁなんて大胆な・・・・・・・・・・・・・・・・

      
 
 ゲイのメッカ(?! )のGreenwich Villageにだってあんなのは居ない。

 
 いやはや。いろんな人が居るものです(笑)
 
 と言うわけで、とても楽しい3日半を過ごさせていただき、Chinazouさんには感謝してもし足りません なので、シカゴに遊びに来て頂きましょう。Chinazouさんに会ったのは何と7年ぶり!! ですが、相変わらずのユーモア&明るさでございました。
 
 滞在中は毎日いい天気で 方々で花が咲いていて 春を一足早くキャッチ そして大好きなベートーヴェン・モーツァルト・シューベルトツアーも出来ました。食べ物も美味しかった~~。また行きますゾ。今度はザルツブルグにも足を伸ばしますゾ。

 


 

ザッハトルテ&ホイリゲのお話。

2009年04月22日 | 
 念願のザッハトルテ at ザッハーホテル!!! 今回の旅の目的の約40%はこれ(笑)。メニューを見る間でもありません。ザッハトルテ一筋デス! でもこうやって、他の美味しそうなケーキも並んでるの。


 でもやっぱりザッハトルテ。そしてお紅茶はザッハーホテル・オリジナルブレンド(ダージリン+ジャスミンとアール・グレイを少し)にしました
 じゃじゃん!!!!! 


 ちょっと小さい(笑)けど、この甘さならこの大きさでぴったりかも。いやはや大変おいしゅうございました。ザッハトルテはChewieの大好物なんだけど、本場で食べられてとっても幸せ! 
 
 ザッハーホテルのは、中に杏ジャムが一層入っているのが特徴であります。

 そして、お紅茶が今まで飲んだお紅茶で一番!と思いました。絶妙なブレンド

 なので、お持ち帰りのザッハトルテとオリジナルブレンドのお紅茶をお土産に買いました このお店がまたイイんだわ お店のウェイトレス・ウェイターの制服を着たテディベアが法外な値段で売られていたり、カップ&ソーサー、サーバーがこれまた法外な値段で売られていたり。
 
 この後、有名なオペラ座のロビーで記念撮影

 この日はワーグナーのオペラをやっていました。本当はオペラも観にいきたかったけど、実はワーグナーがどうしても好きになれないの、私。

 そしてベルベデーレ宮殿へ急いで行きました。

 
 この宮殿は今、美術館になっていて、クリムトの作品がたくさんあるの。一番有名な「接吻」もここにあるんです。閉館近い時間にギリギリ入り込み、クリムトその他をしっかり鑑賞して参りました。有名なクリムトは、光がいい具合に当たっていて、綺麗な金色に輝いておりました。その横に、銀色基調の貴婦人の絵もあって、そっちも気に入ったなぁ。

 宮殿の中。
 
 
 建物も素晴らしいけどお庭も凄い! 門も凄い!


・・・と写真を撮りに行ったら、ここはのだめちゃんが19巻で千秋先輩と清良ちゃんと、ゆうこしゃんとジャンと行って、この門のライオンの写真をフェチっぽく撮ったところデスよ!! という事に気付いた。いつも以上にマニアックな話題でスミマセン

 これがハプスブルグ家の建物じゃなくて、その家来のオイゲン公のお屋敷だって言うから凄い。もう一つの建物も美術館になっていて、今ミュシャ展をやっているんだけど、そちらは時間が無いので諦め。ちょっと見たかった。
 

 この後Chinazouさんの家に戻って、ルームメイトさんと、Chinazouさんのばよりんの先生のワンちゃん一時預かり中と合計3人と一匹でオーストリア名物の「ホイリゲ」に行きました。



 ホイリゲとは、本年産ワインのことだそうで、それを飲ませるバー・レストランみたいなトコロを略してホイリゲというそうな。

 ここは、ハイリゲンシュタッドにあるホイリゲです。ハイリゲンシュタッドって聞いただけで、ベートーヴェンファンなら身もだえするのデスが なんとこのホイリゲは、ベートーヴェンがひと夏を過ごした部屋があるホテルだった建物を今現在、改造してホイリゲとして使っているのでーす!!! 


 いや~流石ウィーン&引越し魔のベートーヴェン(笑) 至る所に「ベートーヴェンの住んだところ」があります。

 ホイリゲでは屋外でお食事。

 
 オーストリア名物料理をたくさん頂きました。シュニッツェルが特に美味しかった! シカゴのドイツ料理レストランで食べたシュニッツェルよりもサクっとしていて油も少なめ。オーストリアは食べ物もデザートも美味しい!

 

中央墓地にて謝罪のお話。

2009年04月18日 | 
 「中央墓地」。ここはウィーンに行きたいと思った時点で(つまり5年前)、行くべき場所リストのトップに載った場所です。墓地第32区に、ウィーンで活躍した作曲家達のお墓がずらっと並んでいるのです。モーツァルト(記念碑だけだけど)、ベートーヴェン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス(1世、2世)、ヨーセフ・シュトラウス、ブラームス、ウォルフなどなど。

 わたくし、これらの作曲家さま達に謝罪に行って参りました 今までに犯した間違い、罪、愚行などを謝り、そんでこれからもよろしくねとお花を買っていきましたです あ、でも4人だけね、謝罪したの。モーツァルトとベートーヴェンとブラームスとシューベルトだけね。だって滅多にシュトラウスは弾かないんだもん(笑)ってそゆ問題? 


 まずはブラームスから。

 
 スミマセン、あんな事やこんな事をしてしまいました。ばよりんソナタ全曲、殺しました。あなた様のコンチェルトは一生弾けません。何であんなに難しくしたのよぉ 何であんなに10度(手を目一杯開いてひぃひぃ言いながら弾く重音のコト)を立て続けに書いたのよぉ 本当は大好きなんだけど、オーディションでブラームスを弾く度に「うぎゃ~~~」って思いマス。でも今度、びよら五重奏をもう一度弾くチャンスを下さい・・・。

 お隣はヨハン・シュトラウス。どうもどうも! 「美しき青きドナウ」とか楽しく弾かせてもらいました~。どうもどうも!! 


 次。シューベルト。

 
 あぁ~~ん、大好きぃ~ オーディションに時々出る交響曲2番はキライだけど(笑)。去年弾いた「グレート」はとても楽しかった。異様に長くても好きよん
 でも、もし子供たちに間違ったシューベルトを教えていたらゴメンなさい あなた様が、好きな人と弾く為に、パーソナルスペースのないピアノの連弾曲を書いた事は子供っちには言ってないから。「独身の丸々とした優しい人」って言ったから。

 その次。ベートーヴェンさま。「どうして死んでしまったの?!」 


 ベートーヴェンは基本的に何でも好き。オーディションに載ってしまっても「まぁいいか」。こうやって「ベートーヴェンが一番好き」とどこでも公言し、「どの作曲家が得意?」って聞かれると公然とベートーヴェンと答える馬鹿なChewie(一体どれだけ他の作曲家が苦手なのよ )。お世話になっております。きっと、あのベートーヴェンの「むきゃーーーー」な気性がワタクシにもあるのです。でも実際に弾く時には「あちゃ~ベートーヴェン・ラブなのに、こんな演奏しちゃって良いのかね」と焦ります 今年の夏こそ、コンチェルトをちゃんと勉強します!!…ってもう2年は言ってる カルテットも弾かせてね

 最後。いくら御許しを願っても許され無さそうなモーツァルト(って今友達に言ったら「誰も許されないと思うよ~」だって)。実際のお墓は、ここではないのだけど、記念碑が他の作曲家達のお墓に囲まれた所にあります。

 本当にスミマセン、土下座して謝りたいくらいです あんな事やこんな事、特に去年の11月には…この前の1月も・・・。あぁ・・・
 時々子供っちがモーツァルトのコンチェルトの3番をレッスンに持ってきたりすると、どうやっても言葉で説明出来ないで「・・・こうやって弾いてみて?」で済ませる、出来の悪い先生です。ごめんなさい

 あまりご縁のない作曲家の方々のお墓たち↓ 歌曲やオペレッタを中心に書いた作曲家の方々には未だご縁がございません。
   

 はぁ~~~~他の作曲家さま達にも、謝る事はいくらでもあります。ずど~んと暗くなってきた所で次のブログエントリーへGo!

シューベルトだべさ。のお話。

2009年04月17日 | 
 ウィーン3日目。まずはシューベルト生誕の家からスタート。ここは「のだめ」第19巻にも登場! なんと、Chinazouさんはここの直ぐ近くに住んでいるの。かっこいい~~! 更に、近所にはシューベルトがオルガンを弾いていたという教区教会もあります。

 シューベルトってこの人。


 では、生誕の家・玄関から。実は、この時初めてウィーンで一人で歩いてみた そしたらこの「閉館」っぽい閉ざされたドア。な~~~んか書いてある、「5月から9月まで」しか読めない張り紙でびびって「うーむ、これは休館中?!?! 」と焦る Chewieのドイツ語なんてこんな程度よ(笑)。

 
  が、ちゃんと開いていました。ほっ

エントランス

 

 博物館になってます。説明文(英語)によると、ここで生まれたけれど、割と直ぐに引っ越してしまったらしい。



シューベルトのめがね。
 
 あぁ~~~~本物~ はぅ~~。

 直筆のファクシミリ ・・・「未完成交響曲」のスコア
 

 シューベルトのピアノ
 
(当時のピアノ・・・というかキーボードはペダルが5本もあったんだねぇ)


 シューベルトはかなり好きです、意外と。室内楽も交響曲も好き。まだ歌までは研究してないけどさ。どの曲も長いけどイイじゃん。やたら繰り返すけどイイじゃん。

 子供っちにシューベルトを教えた時に「このメロディー、ま~~た出てきたよね? しつこいよね? 何でだと思う?」と聞いてみました。う~ん・・・と悩む子供っち達 
 「大切な事だから多分繰り返し伝えてるんだとChewieは思うんだけど。ほら、良く繰り返して言う人いるじゃん・・・私とか。」

 はい、そうなのです、多分シューベルトさんと私はその辺は似てるんだと思いマス。それにちょっと小心者っぽい感じとか。あは。

 この日はこの後、中央墓地に作曲家のお墓参りに行ったんだけど、それは一度飛ばして、シューベルトの教会のお話をここに。
 
 

 シューベルトが弾いたオルガン

 
 こちらも教区教会で、それはそれは立派な教会でした。

 でした。では、お墓参りは次のエントリー。
 

ベートーヴェン「第九の家」のお話。

2009年04月17日 | 
 バーデンの続き。ここには更に、ベートーヴェンが「第九」を書き始めた、「第九の家」がありまーす!  これも大変!  見に行かなきゃ!!!! ベートーヴェンは、バーデンには夏に良く行ったそうで、何軒かの家に住んでいるんだけど(何せ22回も引越しした人だから!)。そして、「第九を書き終わった家」というのは何処か別にあるそうです(笑)



 ワクワク・ドキドキのエントランス

 ここをベートーヴェンも歩いたんデス!!!!


 入って直ぐの玄関の間には、ベートーヴェンが着ていたかもしれない(!!!!)という外套が。


 寝室


 ビックリ仰天、ベートーヴェンがいらっしゃる居間。


 あービックリした(笑) ちょっと近くに寄ってみましょう。


 直筆楽譜のファクシミリの「第九」スコア


 ベートーヴェン所有のピアノ


 Chewieお気に入りのベートーヴェンの似顔絵


 これが可笑しいんだけど、向かいの家に招待されている途中に、「喜びの歌」のメロディーが閃いたベートーヴェン。紙が無いので、そこの家の窓の雨戸に書き付け(!!) その弁償金を中々支払わず、結局1年後に払った、という雨戸。Chinazouさん、翻訳ありがとう


 ベートーヴェンのデスマスクと遺髪



 以上、バーデンのBeethovenhasでした。あぁ~これも良かった やっぱベートーヴェンだべさ。Chewieはベートーヴェンが一番好き そして運良く他の作曲家よりは向いているみたいで、これまでリサイタルだ、オーディションだ、とベートーヴェン様々には散々お世話になりました。

 しかし何かミーハーなブログだなぁ(笑)。
 
  おまけ。
 
 バーデンで見つけたイースター関係。



バーデンのお話~アヴェ・ヴェルム・ツアー~

2009年04月16日 | 
ウィーン二日目。

 郊外のバーデンという町でばよりんのレッスン! Chinazouさんがレッスンがあったので、私も便乗させて貰いましたん。ヨーロッパ人の先生のレッスンは初めて。だけど英語ぺらぺ~らの先生だったので、助かりました。アメリカンスタイルと違うところは、滅多に褒めない事(笑) 褒めるのに時間を使うなら、他の事を言う、と言う感じでありました(笑) 

 バーデンまで電車で1時間弱。「世界の車窓から」第二弾。
  
 ↑これはワイン用のブドウ畑だそうです。こういう畑がたくさんありました。
 
 春全開!な風景で、モクレンやら桜やら・・・ お天気も良かったしサイコーの旅でした。
   

 先生のわんちゃん かわいいサモエド♀ラスカちゃんで~~~す!
 
 ぎゃは~~~~~~~~~~!



 さてバーデンは温泉の町で、Chewieの三大ウィーン作曲家のうち、モーツァルトとベートーヴェンのゆかりの土地であります!

 まずモーツァルトから。
 奥さんの温泉治療の為に家族でやってきて、ここの教区教会の為に「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を書いたのでありまーーーーーす!!!! これ、私の母校の皆が飛びつく話ね(笑)。アヴェ・ヴェルムはChewieの一番好きな曲です。

 で、こちらが、アヴェ・ヴェルムを書いた家。
 

 この名作中の名作を献呈された教会。
 

 モーツァルトがこの教会の為にアヴェ・ヴェルムを書いた、というレリーフ
 

 アヴェヴェルムのスコア。直筆??? え~こんなの普通に額に入れるだけで飾って良いのかね? 貰っちゃうぞ!・・・って人たくさん居るんでないかい?

 
 モーツァルトが弾いたかもしれないオルガン


 はぁぁぁ~~~~~この教会が見られただけでも、わざわざシカゴからばよりんを持って行った甲斐があると言うものです!  (え゛・・・?)

 ・・・というくらいChewieには嬉しいバーデンの教区教会でありました。ベートーヴェンのお話に続く。


ウィーン一日目のお話。

2009年04月15日 | 
 帰ってきました~。やや時差ぼけ中。いやいや、とっても濃い3日半でした~。何か1週間くらい居た感じ。色んな所に行けました。ChinazouさんにとってもX2感謝!  毎日毎日いいお天気で昼間は20℃を超え春の風景に囲まれて幸せでした

 今回の観光の最重要目的:
作曲家の家・博物館巡り&お墓参り
ザッハトルテ巡り

 ウィーンで活躍した作曲家はたくさん居ますが、Chewieの最近の嗜好からいくと、モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルトを中心に! 本当はブラームスやマーラーも大好きなんだけど、Chewie的にはこの御三家には勝てまい(何を言ってるんだか)。


 一日目

 まずは、「世界の車窓から」第一弾。ウイーン空港から街へ行く電車で早速撮影開始


 ウィーン市内はですねー、古い建物ばかりで、どれを見ても「歴史的観光スポット」に見えちゃって(笑)Chinazouさんに「あれは何?!」と100回くらい聞き、大抵は「あれは普通の家~」でした。あは 
 だってこんなデスよ?
 

 まず最初の訪問先、イースター市場は可愛い物だらけ
  
 どれにしようか迷いでも何故か結局買わずに もう一つのイースター市場にてランチ

 ウィンナーソーセージであります! 大好きなの

 ぶらぶら歩き続けたら、街の中心部に着いた~ こちらも見たかった、シュテファン寺院。どでかい。残念ながら工事中で、塔には登れなかったけど。
  
 
 中も凄いんデス。もし私がキリスト教徒だったら、こゆ教会を見たら感激も倍増なんだろうな~と思いつつ・・・
  
 あ、ここはモーツァルトがコンスタンツェとの結婚式を挙げた教会でもあります おぉモーツァルトがここに!!
 「誓いの言葉を述べた途端に二人とも嬉しくて泣き出してしまいました。参列した人たちも一緒に泣いてしまいました」とPapa Leopoldへのお手紙に書いてあったそうです。

 つぎーーー。重要目的地。

 モーツァルトが「フィガロの結婚」を書いた家!


 ここの2階に住んでいたそうな。今は建物の3フロアが博物館になっていて、実際に住んでいたフロアは、多分ここがリビング、ここが書斎だろう、と検討をつけて、アンティークの家具を入れてあります。残念ながら写真は一切撮れなかったけど、モーツァルト一家がここに居たんですよねぇ?! と半分信じられない様な気持ちでお部屋を拝見。あぁぁぁモーツァルト! 
 そしてショップで目的のものを買い、うしゃしゃしゃ~~~

 こちらはペーター教会。Chinazouさんはここでこの前コンサートを弾いたそうです。かっこいい~~~~!!! ここも、信者だったら絶対感激倍増な教会でした。

         

 更に歩いていたらハプスブルグの王宮に着いちゃった


 これも「しゅごい」の一言に尽きます!
  
 

 はぁ~~~~~ウィーンはかっこいい!しゅごい!!そして見るもの全てがかわゆい。

 この日の「その他」カテゴリーに入る写真たち。

 ごみ処理場だって。フンデルトヴァッサー作。世紀末建築というヤツだそうです。突然現代風。


 ばよりん型窓!

 
 かわいい看板。


 アンカー時計。やっとこれの読み方を理解しました。


 現代風建物 in front of シュテファン寺院


 イースター商品!!! かわいすぎ~~!  買おうと思ったんだけど、中々フルーツの香りがキツイ紅茶リーフだったのでやっぱ要らない。
 

 これ全部を何と半日で! 見る物全てがしゅてき~&かわいい~ 
 続く。




初ヨーロッパ・ウィーンのお話(到着編)

2009年04月09日 | 
 念願のウィーン! 着きましてございます。ヨーロッパも初めてなんだけど、飛行機に乗る前に気付いたこと・・・
 
 それは、日本以外の「海外」に出るのが何と10年振り!!!!! そうなのデス、アメリカから海外に行ったのは、カナダとバハマだけ それも高校生と大学1年の時。それから後は時間があれば日本へ帰っていたのだー。

 さて、今ウィーン国際空港にて、初ウィーン・カフェを満喫中…って全然おなかが空いていないので、フレッシュジュースを飲んでいるだけなんだけど 
 今回お世話になるChinazouさんが、アイルランドから飛んで帰ってくるのをココでお待ちしている、とそういう訳です。

 
 今回は、United航空でワシントンDC→オーストリア航空でウィーンへ来ました。当然オーストリア航空は初めてなんだけど、とっても良かった!!! 程良い丁寧さ加減のサービスに美味しい機内食に、心地よい席。

 最初とっても気になった乗務員の制服の色も、機内の座席・毛布・枕の色も、最後には可愛く見えちゃう
 
 というのは、制服は赤が基調で、赤のスーツに赤のタイツに赤の靴。そのタイツだけは止めてくれない?って感じでした。ハロウィンの悪魔のコスチュームみたい! そしてネクタイ・スカーフは水色。
 座席は緑。
 毛布は黄緑に赤のふちどり。
 枕は赤。

 ・・・・・・・・
 
 8時間これに囲まれていると、可愛く見えちゃうのよ。


 さて、今日の午後はイースター市場を見に行きます。楽しみ~ 

『ニホン語日記』のお話。

2009年04月06日 | ご本
どうやらウィーンへ行く前から時差ボケになってしまった様で 疲れてるのに夜は寝付けない上に、何故か6時半にはパッチリ目覚めちゃった。5時間も寝てない気がする…。
 原因は2日続けてディナーが5時前だった事かしらん。お仕事先のホテルの従業員用カフェテリアで食べるしか無くて。でもとっても美味しかった 

 
 はてさて、最近読んだご本でとっても面白いのをご紹介デス。
 井上ひさし著「ニホン語日記」(文藝春秋)



 1993年の本だから、話が古いんだけど軽い話から結構難しい話まで、色々。面白い章は、電車の中で読んでいて吹き出しそうになり怪しい人になりそうだったので、途中でストップ 「大学サークルの勧誘文」とか「プロ野球選手座右の銘十傑」とか。

 さて、一番ほぉぉぉぉ~~~~と思った事二つ。

 「△△から○○目」

 駅と駅の間の数え方が、静止している物の「左から何番目」の数え方と違う、というお話。
 乗り物の場合、「△△駅は○○駅から幾つ目」と数えるのに、△△駅は基点としないのでーす
 だけど、「左から3人目が誰々」という場合は一番左の人が一人目。

 そんな事普段考えないけど、そう言えばむか~しむかし、まだ子供の頃「左から何番目」etc,の言い方が良く分かってなかったChewie。一番左は数えるのか数えないのか。いつも数えないで考えていて(「左」=一番左の人と考えていた)「違~~~う!!」と言われた事多数。

 このコンセプトを、日本語を喋る外国人はどう受け入れるのか?? と、井上サンはイギリス人に聞いてみた。「単なる言語習慣のちがいですから、頭から憶えればいいんです」とおっしゃったそうな。

 が、「英語圏から来て一番まごつくのは、日本語の『まで』の使い方です。」
 日本語で「月曜まで忙しい」と言ったら月曜一杯は忙しい、って意味だけど、英語だと「日曜の終わりまで忙しい(月曜は暇)」って意味。

 と読んで、あぁぁぁぁ????? そう??  "until"ってそうかも・・・そうかもしれない・・・気付かずに使ってたけど、でも自分でも「月曜は暇」って意味で使ってるんでないかい? 

 考えると混乱してくるけど、それが面白いトコロであります。


 次。
「牛歩論」

 日本の国会とアメリカの上院の戦術の違いについて。なぜ演説の主張の代わりに「牛歩」なのか(そーーーいえば93年頃、牛歩してたかも!)。

 それは水田耕作と狩猟というコミュニケーションの祖形の違いなのだそうです。
 水田耕作の労働現場では、集約された水田にて体の動きは小さく、全てのエネルギーは「すぐ近くの己の足もとにただひたすら注ぎ込まれる」。
 狩猟の労働現場は広くて、仲間と大声で合図をしながら、エネルギーは獲物に対して、己の外へ、なるべく遠くへと投げられる。

 これらがデスね、一方では牛歩や能を生み、一方では演説やオペラを生んだ、と。
 そう書いてあります。

 いや~~~~納得。「大声で」ってのがまたヤケに納得(笑)。
 
と、そんな感じのご本でした。こーいうの結構好き

 さーて、8時半になったし そろそろ人間活動を始めようかしらん。