山形建築研究所-BLOG-休憩室

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工事請負契約

2021年04月27日 | あけぼのこども園
昨日は「認定あけぼのこども園園舎改修工事」の工事請負契約の立会いのため那須塩原市へ

前回の記事<建築会社決定>でお伝えしていましたが、今回工事をお願いすることになったのは宇都宮市に拠点を置く<丸山工業株式会社>さん。
丸山工業の池村社長、実は宇都宮工業高校建築科の先輩で、良い仕事をして頂けるという評判も耳にしていて、スポーツクラブ増築工事でもお世話になっていたり
「先輩の会社なら…」と(←根拠があるような無いような)という安心感から見積に参加していただいたという訳です。

契約に先立って建築工事請負契約書を2部用意していただき、内容の説明の後、それぞれ署名捺印してめでたく契約成立となりました。
で、工事請負契約書は民間連合協定の工事請負契約書に契約約款添えてということにしています。
事前の打ち合わせでも「四会連合の内容でお願いします」と云ったのですが・・・ちょっと呼び名が違っていたようで…(^^;)

民間協定と云っても聞きなれない名前だと思いますが、業界では民間(四会)連合による契約書はスタンダードと云ってもいいほどの内容。
もともと四会とは建築學會、建築業協會、日本建築協會、日本建築士會の4団体によって制定、學や會の文字が旧書体なのは、1923年(大正23年)につくられたため。
その後、建築業協会、日本建築士会連合会、日本建築士事務所協会連合会などが新たに加入して7団体となっても「民間(旧四会)連合協定 工事請負契約約款委員会」という名称。
最近(2017年)になって、民間(七会)連合協定工事請負契約約款委員会へ改称。なので、「四会連合」とついつい呼んでしまうのは、まだ馴染みがないためでしょう?(^^;)

工事請負契約の締結に当たって契約書と約款は重要な役割を持っています。
契約書、約款、見積書、設計図書など綴った契約書類は百数十ページにも及ぶものでいろんな意味で「重い!」ものです。


いつになく重めの話題でしたが、写真は園庭の空を「軽やかに」泳ぐ鯉のぼり…(^^ 写真はGRⅢ ノートリミング。


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