つれづれなるまま桐野日記

主婦向け漫画雑誌の漫画家、桐野さおりのブログです

油断した・・・

2024年05月20日 23時15分20秒 | book


朝 起きてスマホを開いたら、画面の上にニュースがポワンッて出てきた、
「日本、初黒星」って・・・・

ガ~~~ン。これってもうアレの事じゃん、女子バレーですやん~~

先に結果が目に入らないように気を付けようと先週は思ってたのに、
週明けたら忘れてた、油断してた~~

だけど、夜のバレー放送見ました。
どこでどう負けたのか気になって・・・

ポーランドに3セット取られたとは言え、1セット1セット、どれも接戦でした。
1セット目は日本が23対18で勝ってたのに、そこから逆転された
あそこで踏ん張っていれば結果違ってたかもなぁ~

・・・

この次、もし結果を先に知ったとしても、やはり試合は見てみようと思いました。

ガンバレッ、ニッポン













最近、半身浴はやめておる。
入浴中に地震が来たら怖いから、お風呂タイムは出来るだけ短くしています。

読書はもっぱら、寝しな。
寝落ちもしばしば 笑
(正直、湯船の中の方が集中出来る・・・)


原田マハさんの小説、何冊目だろう?
ハマりつつある作家さんです。
初めて読んだ「旅屋おかえり」は、NHKでドラマ化されたほど人気作品だったみたいだけど、
私はイマイチだった。なんか登場人物がみんないい人過ぎて、元気過ぎて。疲れた。
その次に読んだ「夏を喪くす」は、
仄暗くて、救いようのない展開も多々ある短編集だったけど、そこに妙に惹かれた。


本作「あなたは、誰かの大切な人」は、いずれも40代後半の独身女性が主人公、
かけがえのない人(恋人、友人、親)の存在に気が付いた時の温かい気持ちを描く珠玉の6編。

癒された・・・このひとことに尽きます。
それと・・・亡くなった母を思い出して涙が出た。
母はまちがいなく私の大切な人、だったからね・・・


還暦過ぎたって(来年から年金受給者 笑)、昔と変わらず親が恋しいんです~~










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読書の時間~♪

2024年05月02日 23時25分57秒 | book

ゆうべはぐ~っすり8時間睡眠でした
(10時間寝る予定でいたけど、さすがに目覚めた 笑)


今日は 読みかけの小説を読みながらポテトチップスを貪ったり、
アイスクリームを食べたり(笑)、幸せな時間を過ごしました。








コンビニ兄弟のシリーズ2。短編3話。いや、短編にしては長いかな・・・中編?

いつかは行ってみたい門司港のコンビニエンスストアが舞台(あ、コンビニは架空です)
前作に続き、スラスラ読めて楽しめた。
でも・・・コンビニのスターたちが添え物みたいな話ばかりだったような・・・
そこだけがちょっと残念かも。

前作のシリーズ1で少しだけ登場した女子高生の話があったんだけど、
私ときたら、前作の事など もうまるで覚えてなくて。
女子高生のエピソードを読み返したいと思っても、
既にシリーズ1は図書館に寄付してしまって手元には無く・・・

って事で、ちょっとだけ感動が薄れてしまった感あり←シリーズ1からの流れがわからないから・・

シリーズ3は、早めに読もうと思いま~す





さてさて明日から娘んとこに行きま~す。
孫娘と2週間ぶりに会える~~

楽しみ楽しみ~~














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暖かいですね♪

2024年04月13日 13時53分16秒 | book

今夜は いつものママ友との定例会があるので、ブログ早めです。

何を着て行こう?(いや、毎回普段着なんだけど)
今日は暖かいので、いつもの格好で出かけると「暑い、暑い」を連呼しそうだな~

後でクローゼットを漁ってみます 笑











大好きな角田光代さんの小説、17冊目。
本にまつわる短編集、9編。

角田さんのハイスペックな文章力と感情の言語化には、いつも感動しかない。

「死ぬのなんて怖くない。死ぬことを想像するのが怖いんだ。
いつだって出来事より、考えの方が怖い。
ふられる事より、ふられるかもしれないと思う事の方が怖い。
出来事は、起こってしまえばそれはただの出来事なのだ」

妙に納得。共感。この文章を覚えておこう、と思った。

他にも印象深い言葉がたくさんあったなぁ~。
この本は手元に置いておこう。時々思い出して読み返してみたいから・・・

表題作の「さがしもの」と「ミツザワ書店」が特に私の好みでした。
泣いた~~~

少し前の時代、というのも良かった。
読みたい本を貸本屋や図書館で探す時代・・・
(電子書籍を好む人には、共感できないかも?)

そういえば最近CMでよく見かけるAudio bookの「オディブル」だけど、
あれって聞いてて眠くならないのかしらん?
(10年くらい前にiPadのポッドキャストで韓国語講座を聞いてたが、
毎回 ものの10分で寝落ちしてたっけな~。韓国語が 子守唄だったワ)

それと・・・難しい漢字とか、すぐに脳内変換出来るだろうか?
たとえば『小烏神社奇譚』に出てくる「かたなのつくもしん」なんて、
耳で聞いたら「何、それ」ってなりそう・・・
「刀の付喪神」って脳内変換出来る人は少ないと思う。

『神田職人えにし譚』に出てくる「じんじゃのしんこ」も
「神社の神狐」とすぐには思い浮かばなそう。

その辺の説明が入っているとか?いや、無いか・・・
小説を朗々と読んでるだけだよね?

「オディブル」のCMを見るたんびに、繰り返し考えてしまう私です











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帰宅しました。

2024年03月11日 23時27分46秒 | book




年を取ると、この程度のブランコですら軽く酔う・・・三半規管がめっきり弱くなっております。
孫娘を抱っこし過ぎたせいでか両腕の筋肉痛も始まってるし・・・やぁねぇ、色々脆くなって



えっと。今朝 娘を会社に送り出した後、帰宅しました(だんなは昨日帰って行った)
早めのお昼ご飯後、洗濯機と掃除機かけて。
あとは、読みかけの小説を最後まで一気読み。気が付きゃ夜になってました笑







久しぶりの林真理子さんの小説。

『評伝』ってなんぞや?
ノンフィクションというのとも違うのかな?と思いながら読み進めていった。
なるほどねぇ。宮尾登美子さんの死後に、彼女を取り巻く人たちに取材を重ねて
書きあげた小説という意味なのね。
(本来なら宮尾さんご自身が自叙伝を書くべきところを、林真理子さんと宮尾さんは交流があったから、
宮尾さんから色々聞いて、代筆してあげたのかと思ってたが違ってた)

一つ間違えば、宮尾さんの悪口に聞こえなくもない。
現に、この評伝連載中に瀬戸内寂聴さんが林真理子さんに
「宮尾さんにあんなによくしてもらったのに、なんで悪口書くの?」と苦言を呈したそうで。
そのくだりもちゃんと書いてあった←これ、寂聴さんの許可なく書いたよねぇ?

しかしながら。故人に対しておべんちゃらを並べる評伝よりうんとましだと思う。
赤裸々に宮尾登美子さんの人生を描く事で、宮尾さんの小説を読みたくなる読者も多いはずだ。
私だって『櫂』という小説を読んでみたくなったもんね
(出生、実家が女衒をしていた事、農家に嫁ぎ満州に移住し、
終戦後に命からがら帰国してきた、宮尾さんの波乱万丈の物語)

それにしても・・・
宮尾さんも瀬戸内寂聴さんも、夫と子どもを捨て、他の男に走ったんだなぁ・・・
今の世なら たいして珍しくもないけど、昭和30~40年代に、それは大胆過ぎる。
大作家先生って、自ら波乱万丈の方の道を歩むようになっているんだろうか?

ふ~む・・・


林真理子さんの小説、久しぶりでした。
何を描いても面白い!つくづく天才だと思う。エッセイも小説も大好き。
宮尾登美子さんが昭和の大作家なら、林真理子さんは昭和後半、平成時代の大作家だ。

どうして大学の理事長なんぞになられたんだろう?・・・

作家一本でいって欲しかったなぁ











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ピンとこない…

2024年02月22日 23時47分59秒 | book

ニュースで盛んに
「日経平均株価が史上最高値」って言ってるけど、
全然ビンとこない…投資とか株とかやってないから余計に。

1989年のバブル期とは、明らかに違うよねぇ…
(いや、あの頃専業主婦だった私は、
バブルの恩恵なんて、なにも受けてないですがね)

そう言えば娘の住んでる千葉市では、来月、
「価格高騰重点支援給付金」が一世帯につき7万円も、もらえる。

え、1人親家庭だからじゃないの?と聞くと、それは関係ないらしい、
全世帯に出るんですってよ

市川市にはそんな給付金出ないよ~
なんで?同じ千葉県なのに、この差は…


いや、私が知らんだけで、もしかしたら近々出るのかもしれんな。
ママ友に聞いてみよう




さてっと。





津田沼の「丸善」で購入した6冊のうちの一冊、やっと読み終えた~
装丁のイラストに惹かれて購入しました、お初作家さん。
(↓ 帯を外してみました)





砂丘の町出身の万智子は大阪の税理士事務所で働く24歳。
平凡な日々の中で 出会った男性に人生初のときめきを覚えつつ、恋をするほどに
自分の面倒くささと向き合う事になる・・


面白かったです。
なんつったって作者の文章力というか、語彙力の高さに感動しました。
主人公万智子の心の中で思っている事をこうもうまく表現できるなんて。凄い
時に、若い頃の自分にも似てる気がしてイラついたりもして。
本の帯に「共感度100%」とあるけど、ほんまにその通りだった。
最後の展開は予想外だったけど・・・それもまた良し。でした。
なんて秀逸な小説だろう


私の知らない優れた作家さんがまだまだたくさんいる。
装丁でもなんでもいいから、どうかこの目に留まりますように・・・

寺地さんの小説もまた探したいと思います。








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冷えますね~

2024年02月02日 23時16分48秒 | book

今日は麻雀教室の日~
2週間ぶりだったので楽しみにしてました(先週は孫娘の子守り)

ラッキーな事に卓内でトップでした、
高い手で何度も上がれて大満足っ
(リーチしても上がれないのって、結構ストレス溜まるからねぇ)


それにしても寒かったっ
公民館の部屋はエアコン暖房25度に設定してあるけど、足元がスースーして、
皆さんは膝掛とかご持参されてて準備万端だけど、私は無くて。
「寒い~冷えるぅ」を連呼してた 爆
それと指先が冷たくなるんですよね
次回は、ホカロン持って行こうと思います









小烏神社奇譚シリーズ3。

小烏神社の宮司の(陰陽師の血を引く)竜晴と、友人で医者でもある泰山、
寛永寺住職の天海僧正、そして小烏神社の氏子たち、付喪神のカラスと蛇。

これまでの2作でキャラクターたちがどういう存在とか性格とか わかっているので、
スイスイ読みやすかったです。
上野の寛永寺近くが舞台というのも思い入れがあって楽しめる作品
(小烏神社というのは架空ですが・・・)

えっと~。私のイメージだと竜晴は山﨑 賢人くん、泰山は菅田将暉くん。
(設定がイケメン過ぎ?笑)
映画化されないかなぁ?
いや、付喪神がCGになってしまうか・・・それじゃあつまんないな


先日本屋でシリーズ4を購入しました。
お風呂での読書が楽しみですっ










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初雪!

2024年01月13日 23時23分59秒 | book

午前中はいい天気だったのに、夕方から一気に曇り始めて雨が降り出した。
 
NHKの「大学ラグビー選手権」の決勝戦の最中に落雷による試合一時中断になった時、
丁度、この辺りも大きな雷が鳴り始めて・・・
(ここ、東京やん~~、千駄ヶ谷と天気一緒やん~、なんなら同じ雷ちゃう?)
と、思いましたよ

雨はやがて雪に変わり・・・
国立競技場に降る雪ほど たくさんではなかったけど・・・少し降りました、初雪です

夜になっても冷え冷え~
コタツから出るの億劫だ~~(エアコン暖房は入れてません、2月まで我慢









半身浴にて読了

「ランチ酒」シリーズ2。

『夜の見守り屋』を職業とする主人公祥子の楽しみは、仕事を終えた昼下がり、
街中に出て美味しい食事とお酒に舌鼓を打つ事。
前作でもそうだったけど、美味しそうなご飯のリアルな描写がお見事
お腹減ってくるぅ~ 食べたくなる~ 飲みたくなる~
各章に出てくるお店は実在するんだろうな、たぶん・・・

シリーズ2は、祥子と祥子を取り巻く人間模様が鮮明に描かれていてシリーズ1より面白かった
恋愛関係に発展しそうな男性もいて、最後はドキドキしたまんま気になる終わり方したから、
シリーズ3が早く読みたいよ~~、早く文庫化されないかなぁ(単行本は出ている)


そういや「コンビニ兄弟」のシリーズ2も買って来なくちゃなぁ・・・←アマゾンで買うか







最後は手水舎の写真を・・



『龍吐水』と呼ばれる出水口








今年は龍にまつわる神社に行くといいらしいですよ←あ、前にも言ったっけ


龍吐水の手水舎があるというだけでも、なんだか縁起良さげな気がします










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明日から・・・

2023年12月04日 23時26分07秒 | book

お仕事はひたすら下絵描き。
その下絵がやっと一話分だけ描き終えたので、担当の編集さん宛に下絵原稿のデータをお送りした。
クライアントさんのお返事はたぶん来週あたりかな・・・










半身浴にて読了

西條奈加さんの小説は『猫の傀儡(くぐつ)』に続いて二冊目。
江戸は千駄木、流れが淀んだ心川(うらかわ)のほとり、
寂れた長屋に住む貧しい人々の喜怒哀楽を綴った連作短編集、全6篇。

心川の本当の名前は「心淋し川」だと住人に教えるのは、
長屋の差配(所有主の代わりに貸地・貸家などの管理をする人)の茂十。
茂十はどの作品にもわき役として登場しているが、クライマックスは、その茂十が主人公だ。

なぜ、うらぶれたこの長屋の差配になったか・・が描かれ、胸が熱くなる。

珠玉の短編集でした。読み終えてしばらくは感動の余韻に浸っていました・・・。
直木賞、大納得の素晴らしい小説です

NHKあたりでドラマ化されないかな~




えっと~。
明日から旅行に出かけるので、そろそろ休みます。
スマホから画像を投稿すると大きく表示されるみたいだけど、
気にせずバンバン写真を載っけてみますね









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うっすら汗・・・

2023年11月02日 23時31分24秒 | book

日中、自転車で買い物に出かけたら汗かいた。
え、薄着してったのに・・・
体感30度くらいあった
でも実際は26度くらいだったようです(夕方の天気予報で知った)

それにしたって11月で26度は有り得ないですよね、暑すぎっ

そんなこんなで 未だにタンスの洋服の入れ替え・・・衣替えをしてない私です。
年内このまま薄着で済んだりして?
(さすがにそれは有り得ないか・・・


明日も「半袖の陽気」だそうですよ。








町田そのこさんの小説は、「うつくしが丘の不幸の家」に続いて2冊目。


本書の舞台は、九州ローカルのコンビニチェーン、「テンダネス」の門司港こがね村店。
そこに取り巻く人々(店長兄弟や従業員、常連客たち)のお話を詰め込んだ連作短編集6編。

エピソードも人々も優しくて温かい、ほんわか ほのぼのとした気分で読めました。

架空と知りつつ、
「門司港ってどんな場所?」と気になって、思わずグーグルアースで探してみちゃったもんね

関門海峡に面した港、レトロで趣のある建造物と街並み。
紅いレンガの建物がちょっと函館っぽい?(函館も写真でしか見た事ないけど・・・)
このお洒落でモダンな街の片隅にコンビニ「テンダネス」が存在している、と想像しながら
読むとリアリティ溢れて余計に楽しかった。



話はこの先も進んでいくようです、シリーズ2も絶対に読むぞ~~







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最強っ!

2023年10月11日 23時18分13秒 | book

夕方から、アプリのABEMAで将棋番組をちょこちょこ眺めてました

将棋は小学校高学年の時に父から教わったので、ルールは知ってます
(麻雀も同じ頃、父に教えてもらった)





AI評価値は、永瀬王座が形勢有利と出てました。



99%か・・・いよいよ、終わりが見えてきたかと思いきや・・・



たった一手で逆転






藤井聡太八冠誕生の瞬間っ おめでとうございます~~
いや~、素晴らしいっ、まだ21歳の若さでっ
オバチャン、興奮したよ~~

でも、対戦後のインタビューで永瀬王座に向かって
「これで無冠になりましたが・・・?」って聞く失礼な記者(アナウンサー?)には
腹が立ちましたね。
せっかくの名勝負が台無し発言やんっ
もぉ~~


将棋番組って、解説してる人がわりとラフな感じで(冗談なんかも交えて)、
指し手の説明をしてくれるので、面白いですね。

それにしても、たった一手で勝敗がひっくり返るなんて、将棋怖すぎですっ


『吹けば飛ぶよな将棋の駒に、賭けた命を 笑わば笑え~♪』

対戦が終わった瞬間、私の脳内で何故か この曲が流れました・・・村田英雄さんの『王将』ですな
大昔の歌 笑











昨日ブログに載せた小説本同様、この本も装丁の絵に惹かれて手に取った。
原田マハさん小説は「旅屋おかえり」「夏を喪くす」に続いて3冊目。
「旅屋・・」は、主人公も登場してくる人たちも皆さん明るくて、
全てが元気すぎてちょっと疲れて(爆)、
「夏を喪くす」はテイスト暗めで、同じ作家さんが書いたものとは思えないほどだった。
「この絵のまえで」は、さて、どうだろう?

絵画と所属美術館にまつわるアートな短編集全6編。
普段の平凡な生活の中で、ふと知りあった(見つけてしまった)1枚の絵が、
その後の人生を少しだけ豊かにしてくれる。
素敵な物語でした、主人公たちが魅力的だったし。
我が子を雪山で亡くした「聖夜」は泣いた。悲しいのと感動したのと・・で、涙が出た。
「檸檬」も感動した、こーゆー終わり方もいいな、と・・
「豊穣」で表紙の絵がクリムトだと知った。

巻末に各お話の絵画が所蔵されている美術館の学芸員さんの解説が付いている。
よりわかりやすくて、ありがたい。
私が知っている絵画は「さざなみ」に出てきたモネの「睡蓮」だけでしたね

モネって日本をリスペクトして、自分ちに日本庭園を造ってたらしいです、
100年以上前なのに・・・
モネの絵画を所蔵する日本の美術館は13もあるそうですよ

私ってそういや美術館に行った事ないなぁ・・・
上野公園にあれほど通っているのに、勿体ない事してる?
(公園内には10近くの美術館や資料館がある)


まぁ美術館は置いといて
原田マハさんの小説は、また読んでみようと思います。








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連休終わって・・・

2023年10月10日 23時20分22秒 | book

三連休終わって、今日からお仕事モード・・・のはずが、
脳が働かず(笑)、ダラダラ過ごしてしまった~




今日のお昼ご飯・・・




ペンネ・アラビアータ作りました
茄子とツナ入り、仕上げにパセリ散らして・・・
ペンネが もっちもちで美味しかった
また作ろう








装丁イラストが可愛くて手に取った小説です。お初作家さん。

温かい気持ちになったり、寂しさを覚えたり、
色んな感情が行きつ戻りつする短編集全9編。
表題作の「サキの忘れ物」が一番心に残りました。
他には、「行列」。
なんの行列に並んでいるのか、最後までわからなかったけど面白かった。
(フジテレビの「世にも奇妙な物語」で使われそうなネタだなぁと思いながら読みました)

この作家さんは芥川賞を受賞されてるのね、存じ上げなくてすいません。
その作品を是非とも読んでみたいな~



この連休中に読み終えた小説がもう一つあるんだけど、
その感想はまた明日・・・








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長風呂のワケ

2023年09月19日 23時17分38秒 | book

先週はマンションの排水管清掃、今日は4年に一度のガス点検があり・・・
なんかね、他人様にお家の中を見られるの恥ずかしいから、
前日にキッチンと水回りを 暮れの大掃除並みに磨きましたわ 笑

終わってホッとした~~・・・

ホッとした途端、背中が痛くなるっていうね・・・
慌てて首のコルセットを装着しました。




そうそう、SNSで見かけた「首や腰のヘルニアは風呂にゆっくり浸かるのが良い」って記事。
いつもに増して、長風呂になった事は言うまでもありません~





ってわけで半身浴にて読了。

陰陽師の血を引く竜晴が宮司を務める小烏神社(こがらすじんじゃ)シリーズの第2弾。
前作『弟切草』は兄弟の話で、今回は恋愛話(カッコイイ竜晴がモテる話・・と書くと軽すぎるか)

興味深いのは、竜晴の傍にお仕えする付喪神たち。
普段は白蛇とカラスに姿を変えているが、この二つの本来の正体が徐々にわかってきた。
小烏丸(カラス)は平重盛と建礼門院徳子に縁のある刀であることが
分かってきたところで次作に続く・・・

ハイ、また買ってきて読みますよ~~



私の父方の菩提寺に平重盛の植えた松の木があって、
小さい頃から、お墓参りで行くたんびにスリスリ触ってたっけなぁ


平家とか源氏とか、あの時代の事はあまり詳しくないんだけど、
「重盛」と聞くと、そんなわけで何故か他人事ではないんですよね、幼い頃から・・ 笑









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にわかファン・・

2023年09月02日 23時24分42秒 | book

男子バスケットボール、日本はパリ五輪出場が決まりましたね~~
カボベルデ戦を興奮しながら見ました(勿論テレビ観戦)

勝った瞬間、アナウンサーや解説の人の涙ぐんだ声でこちらも涙が出てしまった
にわかファンでごめんなさいっ バスケのルールもよくわかってないのに・・・

何のスポーツにせよ、日本が勝つと興奮します、涙が出ます。

中旬からはバレーボールの大会が始まる・・・
こちらもオリンピック出場権がかかっているから緊張するぅ~~(←なんでお前が 笑)

地上波で放送されるかしらん?(ネーションズリーグの放送はBSのTBSだった)
どこで放送されようと、チャンネル探して必ず見るよんっ








半身浴にて読了~~

お初作家さん。
ふつーの短編集かと思ったら、連作短編集でした、全五編。
「不幸の家」呼ばわりされる一軒家に代々住んだ人の話なんだけど、
面白いなと感じたのは、一章追うごとに時を遡っていく事。
こーゆータイプの物語は読んだ事がなかったから、凄く新鮮でした。
そして読後感もとても良かった~

町田さんの小説、他にも探したい、読んでみたい。

才能溢れた小説家に出会うと、逃したくないっ、って思うんですよね








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ネーム完成っ!

2023年08月14日 23時48分16秒 | book

ネームがようやく完成しました~
ゆうべは徹夜。
やはり真夜中の方がサクサク仕事がこなせる。
完全夜型人間であります


クライアントさんからのお返事はたぶんすぐ返ってこないだろうから、
その次号のネームに入っちゃっていいですよと、担当さんから連絡があったので、
明日から取り掛かる事にしま~す
(今日はほとんど寝て過ごした)







半身浴にて読了
浅井まかてさんの作品は2作目。
時代小説短編集全八編。

浅井さんの天才ぶりが存分に発揮されたお話ばかりでした。
特に冒頭作品の「ぞっこん」は、主人公というか語り部がなんと筆なんですっ
なんという発想!う、うまいっ
筆はこんな気持ちで硯の墨汁の中に浸かっていたのか・・・と感動さえ覚えた。
他には表題作の「福袋」。
江戸時代版ギャル曽根ちゃんを描いた物語、オチがきいてて良かったな~

浅井さんの小説はもう一冊買ってあるので、読むのが楽しみですっ




夕方・・・いや、日が暮れてから、久しぶりにウォーキングした。
テレビで言ってたけど、一日4000歩歩くと健康に良いって。
国は8000歩を推奨してるらしいね、でもその半分でも十分だって。

お盆を過ぎれば少しは過ごしやすくなるだろうから、
毎日歩きたいと思いますっ








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徐々に回復・・・

2023年08月08日 23時22分58秒 | book

おとといより、昨日。
昨日より、今日。という具合に少しづつ筋違えの痛みが薄れています。
寝てばかりいるのも あまり良くないのかもな、と思い、
今日は普通に起きて仕事に取り掛かりました。

昨日の午前中、
担当さんから電話がきてネームについての打ち合わせをバッチリやったので。
後はサクサク進めるだけ←そう簡単には進まないけどね

なんとか週末までには書き上げたい










土日で読み終えた藤原緋沙子さんの、金貸しおたつシリーズ第4巻。
今回の2つの話も面白かった~~

一つ前のシリーズ読んだ時にも言ったけど、
私のイメージでは野際陽子さんなんですよね、おたつさん。
医者の田中道喜のイメージは、小日向文世さんかな。
このお医者さんは1巻の時は金無しの貧乏暮らし、患者にも恵まれなかったけど、
おたつさんに鍛えられて 考え方も仕事のやり方も変え、徐々に患者が増えていき、
評判の高い医者に成長し、第4巻では お殿様の脈を取る専属医にまで出世。
他にも、おたつさんのお陰で人生を救われた人々が、
自分に甘えず真面目に生活しているのが微笑ましい。

これ、ドラマ化されないかしらん?
(なるとしたらNHKだろうな)


第5巻の発売も楽しみですっ









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