やっとキターー、スマホカバー
迷って迷って、一つに決められず。二つ買ってしもうた
娘に「もったいないことを・・・」と呆れられたが、いいのいいの1年づつ使うから
角田光代さんの本、10冊目~~
大好きな作家さんの本だから、いつも通りスイスイ読めるだろうと思ってたんだけど、
50pあたりでつまづいてしまった、頭にストーリーがうまい具合に入っていかなくて。
なんで入っていかないかっていうと。
主人公女性が5人もいて、その伴侶も5人、更には子どもが1人か2人づつ、似たような名前だし、
兎に角ごちゃつくごちゃつく~~~。
で、女性5人のキャラクターを女優さんに当てはめてみた。
節約に努めていつかは高級高層マンションに住みたいと目論んでいる繁田繭子は、菅野美穂さん。
繭子が手に入れた高級マンションの最上階でリッチな生活を送る理知的で美しい江田かおりは、松嶋菜々子さん。
その近所のマンションに住み 3才の息子の育児に全てをかけている久野容子は、尾野真千子さん。
同じく近所に住んでる3才児の母、でも育児は実家の母にまかせっぱなしの高原千花は、仲里依紗さん。
我が子(3才児)の私立受験の時に有利だと言われているボランティアに精を出す小林瞳は、波留さん。
適当にキャスティングしてみたのですが、
言わずもがなTBSドラマ「砂の塔」と「あなたのことはそれほど」の役者さんですな、ちょいとお借りしました~~~笑
女優さんを当てはめた事で、一気に最後まで読めました。
(でも途中で、仲里依紗さんと波留さんのキャラは逆の方が合ってたかもと思った、そのまま読んだけど)
東京文教地区の街で出会った5人の母親。
育児を通して心を通わせるが、いつしかその関係性は変容していった。
他の家庭は覗き見たいが、自分の家庭は誰にも知られたくない。
自分にとって、有利な友達は誰なのか見極めなくては・・・そして損な友達は切り棄てなくては・・・
なぜ私を置いていくの?私は友達ではないの?
そうだ、離れなくては・・・全てを終わらせなくては・・・
心の声は幾重にもせめぎ合い、それぞれが追い詰められていく。
1999年、東京文京区音羽事件をモデルに書かれたママ友たちの親交と亀裂と狂気。
お受験地域に住んでなくて本当に良かった~~~ってつくづく思いました。
常識ある母親たちが、こと我が子の事になると不条理で時に荒唐無稽。
しかしながら5人の母親にそれぞれ共感するところもあって、「ああ、私もやっぱり子の親なのねぇ」と思った。
読後、しばらく眠れませんでしたよ・・・・(色々考えて)
ピョンチャンオリンピック、いよいよ始まりましたねぇ~~~
番組チェックして、観れるだけ観ようと思いまーす
ニッポン、チャチャチャ、頑張れ~~~