閏年

今年は4年に一度のうるう年っ
つう事で、今日はおまけの日（笑）

何をするでもなく一日過ぎてしまったなー・・・・



昨日に引き続き、今夜も読み終えた本について少し。


　　　
　




郊外の団地で暮らす京橋家のお話。
家族のモットーは「何事も家族には包み隠さず」、
でも一章づつ母や娘や父や息子、家庭教師の先生、などの視線で描かれていくうち、
実は全然ふつーの人たちではなく、それぞれが波乱な生活している事が垣間見えてくる。

一見平凡そうに見える京橋家の色んな秘密と嘘の数々、
家族の誰もが、実は「幸せな家族の一員」を演じているのかもしれない・・・・



面白かったですっ　そして少しだけ切なくなるお話でした。

角田光代さんの本、ホント好きだなぁ～
いつも意表を突く展開で、毎回「こうきたか、こうくるのか！」って唸ってしまう。
でもいつもの角田さんの本に比べて「余韻」はさほどなかったかも・・・・

直木賞候補だったこの小説、でも実際に直木賞を受賞したのは数年後、「対岸の彼女」という小説で。

「対岸の彼女」は、女の友情のお話で、切ないながらも最後に希望が持てるお話だった。
（もしや・・・救いようのない顛末より、見通し明るい未来の話の方が受賞しやすい、とか？）



家族の秘密といえば、向田邦子さんの本をふと思い出した。
「人は誰でも家族に言えない秘密の一つや二つ持って生きている」というフレーズ、
あれは『夜中の薔薇』だったか『父の詫び状』だったか・・・・


ま。
どこの家庭も、みんなそんなものでしょう（断言　笑）
「秘密」と言わないまでも、「ま、わざわざ言うほどの事でもないか」っつう事はたくさんある。


私の場合、
時折ネットで一目ぼれして、ぽちっとな、買い物かごに放り込む洋服やアクセサリー等が、まさにそれ（笑）


いや、もうとっくにバレてんのかなぁ～？

だら～り・・・

確定申告書は、金曜日の朝方ようやく書き上げ。
お昼過ぎに郵便局に持ってって投函。

はぁぁぁぁ～～～、終わった終わった、バンザ～イ
一年に一度のユーウツから解き放たれ、土日は録り溜めた韓国ドラマ鑑賞三昧。

えっと、「エンジェルアイズ」と「火の女神ジョンイ」を7話づつ見ました。
どちらも主演男優はイ・サンユンさん。「いとしのソヨン」の時はあまり好きじゃなかったけど、
なんか近頃のドラマでは良い雰囲気醸し出してらっさいます～
（そしてCSの韓国ドラマに出ずっぱり～）





　　　　　　



半身浴にて読み終えた本、「葉桜の季節に君を想うということ」。
かれこれ・・・読後三週間近くも経ってしまったので感動が薄れつつあるけど、ちょこっと感想をば。


本の題名が素敵～　でも決して題名に惹かれて買ったんじゃなくて。
去年の終わり頃に読んだ「愛に乱暴」という本の『ミスリード』なる展開がチョ～気に入ったわたくし、
「他にもミスリード小説ないかしらん？」とネットで調べ、その代表作に挙げられていた「葉桜の季節に・・・」を
買ってきて読んだ、というわけです。

『ミスリード』とは、読者の予想を裏切るために、敢えて違う方向に憶測するように仕向けること。
と、これだけではちょっとわかりにくいので、桐野が軽めのミスリード小説（いや短文）を作ってみます。





私、杉山梨々紗はただ今、電車を降りて学校までの坂道を全速力で駆け上がっているところ。
あと2分で始業ベルが鳴る。でも教室までどう頑張ったって5分はかかる。
ああ～絶対に間に合わない。
ゆうべ遅くまでテレビゲームなんかやってしまったせいで寝坊してしまった。
月曜日の朝から遅刻！
革靴の足は痛いし、木曜日から期末試験も始まるし、なんか色々ユーウツだ。
校門がやっと見えてきた。ひゃぁぁぁ、そのすぐ向こうで校長が腕組みして立ってるよ。
私はおそるおそる校長の方に歩いていく。無情にもその時、始業ベルが鳴り始めた・・・

「おはようございます校長先生、すいません遅刻してしまいました」と頭を下げると
校長は眉毛を思い切り八の字に曲げてこう言った。

「おはよう。もしや期末試験の問題作成で連日寝不足なんじゃないですか、杉山先生？」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＥＮＤ


てな感じです。

最後の校長先生のセリフまでは、皆さん、杉山梨々紗を高校生と思って読みませんでしたか？

「梨々紗」というキラキラネーム、テレビゲームで夜更かし、革靴、期末試験がユーウツ、校長と呼び捨て、など
幾つかのキーワードで読み手は簡単にこの主人公を「高校生」と思い込んでしまうのですよ。
でも校長のセリフで一変、梨々紗は先生、だと判明する。
一瞬、頭がパニッくりませんでしたか？
で、もう一回最初から改めて、「主人公は先生」として読み始める・・・

ミスリード小説は、このネタバラシが最後の方にあるので、
つまりは読者はず～～～～～っと勘違いしたまんま読み進めてしまう、というわけなんです。




「イニシエーションラブ」、「愛に乱暴」に続いてミスリード小説三作目の「葉桜の季節に・・・」。
今回ばかりは、絶対にそのからくりに（ネタバラシ前に）気づいてやるぞと意気込んで読み始めたはいいが・・・・

カンラカラカラ～～～またもや見事に騙されました～
しかも400ページものページを読んだところでっ
なんとまぁ長い長い間、勘違いさせられ続けたもんだ～


読み終わった後、題名の意味が改めてひしひしと伝わりました、
「あ、そういうことか」と。

そこも凄いな、この作品


人気小説らしいけど、絶対に映画化、テレビドラマ化されないだろうな、すぐにネタがバレてしまうから。




ふむふむ。
この次に読むミスリード小説には、もう騙されないぞ～～～

寒いですね・・・

あれれ、気づけば週に一度しかブログつけてない～～


先週、修羅場ってた原稿は日曜日の夜に完成。
大急ぎでヤマトさんの営業所に持ってって、夜の宅配便にギりセーフ、
翌日の午前中に編集部に原稿到着いたしました
ホ～～～～～～～ッ

お疲れ自分。ホント今回はかなり疲れた～。

日曜日の夜は約一週間ぶりにおふとん敷いてゆっくり休みました
（修羅場ん時はもっぱらコタツ寝）



ただ今、確定申告の書類制作中～（爆）
金曜日までには終わらせたいっ



半身浴で読み終えた本が2冊あるんだけど、その話はまた近日中に・・・


最後に雑誌の宣伝です。


ぶんか社から『ご近所の怖い噂vol.114』発売中


　　　　　




　　　　　



宜しくお願いいたします

雑誌の宣伝

締め切り過ぎたけど、原稿まだ完成してない～～～終わりも見えない～～～
今回はアシスタントさんの手を借りず、全工程一人でやっているので言わずもがな大変、かつ時間がかかる。

そんなわけで、来週の月曜日に締め切り延ばしてもらいましたっ
すいません、編集部の皆さん・・・ペコペコ



原稿描いてます、以外になに一つネタがない・・・




雑誌の宣伝だけしておきます。

　　


ぶんか社から発売中の『本当にあった女の人生ドラマ2016 4月号』


　　　　　





　　　　　





こちらも同じくぶんか社の雑誌、『女の不幸人生vol30』



　　　　　




　　　　　




宜しくお願いいたします




　　　

ネーム完成っ！

今週水曜日に締め切りだったネーム、思うように進まず書けず。
昨日の祝日も一日机に向かって唸り続け、夜も眠らず・・・

貫徹の末、今朝9時にようや～く書き上げましたっっ　その後ネームをコピーして編集部にFAX

午後3時過ぎに編集さんから「OKですよ」のお電話いただいた。
ホッ～～～～～

いや、ほっとしてる場合ではないっ
完全原稿の締め切りは来週半ばっ

急いで下絵作業に入らねば・・・

とは言え今夜はしばしの休息。
高校時代の親友U子（岡山在住）から「東京に来ています」と連絡もらったので、会いに行きました。



　　　　　　　


東京駅近くのカフェで早めの晩御飯・・・


　　　　　　　



晩御飯というより、飲み～～～



午後10時までおしゃべりに興じた
旧友って本当に良いものです、いくつになっても大事な存在

次は5月下旬に上京してくるとの事で、その時また会おうと約束して別れました




久しぶりに外出してリフレッシュ出来たので、明日から下絵作業ガシガシ頑張れそうですっ

立春大吉

昨日の節分、豆まきは軽めにやりました、ベランダに数粒の豆を落として「鬼は外～」って小声で。
家の中は省略（笑）

恵方巻は娘と無言で食べました。
食べたというより、いなした。←あ、これ方言かも　すいません、飲み込んだ、みたいな意味合いです。

そして本日、立春でございます。

「立春大安」と書いて自宅の入り口に貼り、一年の無病息災を祈ると良いとネットに出てたので、
今朝、さっそく半紙を短冊切りして筆ペンで書いて玄関の右上に貼りました。ま、厄払いですな。
立春は2月18日までの事を言うらしいので、それまではずっと貼っておこうと思います

今年も平和に過ごせますように・・・






さて。数日前スーパーでの出来事







アザラシに見えるサツマイモが置いてあるぅ～～～

近くに寄ってみたけど・・・



　　



やっぱりアザラシにしか見えないよ～～～




帰宅後、家族に写メ見せたら大ウケ。
娘、フェイスブックに載せるつってた。
気づかずに誰か買ってったんでしょうかね・・・？


私が買って帰れば良かったかな、でも愛着湧いてきっと料理できなかったかも、です