ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

41回目の点滴・・・肝臓がアヤシイ

2008-11-28 | 闘病生活
昨日は今月最後の診察日。
2週間ぶりに、今回もF医師の診察です。
朝は雨が降っていましたが
体調も良かったので予約時間よりもちょっと早めに着くように張り切ってでかけ
雨の中タクシーも使うことなく、駅から病院まで傘を差して歩きました。

平日の昼間はやはり空いています。
採血も早かったし、診察までの待ち時間も少なかったです。

採血を待つ間、トイレの「ハンドドライヤー」で手を温め血流を良くしておいたせいか
採血はとってもスムーズに終わりましたし、血圧も、実に久しぶりに上が90を超えました。
最近は家でもお湯で手を温めているのですが
心なしか食後の初期ダンピング症状が軽くなる気がします。
あれは急激な血圧低下によるものだということですから
血流を良くしておくといくらか血圧も上がって症状も落ち着くのでしょうか。

さて診察。
具合はどう?と聞かれ「あいかわらずです」と、相変わらずの返事をしました。
だって本当に良くも悪くもあいかわらずなんだもん。

前回調べた腫瘍マーカーの結果を見せていただきましたが、特にこれといった変化はなし。
4項目ありますが、平均すればどっちかというと下がっている感じ。
ホッと一安心です。

ずっと気になっている肝機能を表す数値3項目のうち、2項目がまだ出ていなかったので
(ネット経由で、結果が出た順に診察室のPCに表示されます)
「この結果が出た時点であまりにもヘンな数値だったら点滴をどうするか考えましょう」
ということでしたが
この時点では私もF医師も、きっと大丈夫でしょうとタカをくくっておりました。

F医師はやっぱりお腹を見るのがお好きです。
この日もまた「ちょっと見せてね」と言われました。
ポンポンと叩いて「うん、ちょっとガスが溜まってるね」と。
この先生にはいつもそう言われます。
そんなにしょっちゅうガスッ腹なわけじゃないと思うんだけどなぁ。

腸ろうのチューブを取っちゃダメですか?と聞いてみましたが
「使ってないんだっけ?そうか、あっはっは」・・・でおしまい。
今は使ってなくても、やっぱり取っちゃダメみたいです。

ここでいったん診察はおしまい。
次からはまた土曜日にI医師の診察を受けることになるので
その予約を入れていただきましたが
F医師は「え~と、なんの予約を入れておけばいいのかな?」と悩んでおられたので
一緒にPC画面を見ながら「採血と診察と化学療法室の予約を入れてください」。
って、なんでコチラが指示しなきゃいけないんでしょ。
薬の処方もお願いしたのですが、何日分出す?と聞かれて、じゃあ1か月分で、と
勝手に決めちゃいました。
まとめてもらっておかないと面倒ですからね。
患者歴も長くなると、こういう図々しさが身についてしまいます。
いっそのこと、PC操作も自分でやってしまいたいです。
毎回見てるからたぶんできると思うし・・・

さて化学療法室へ移動するため、カルテの受け取りを待っていると
数分も経たないうちに再度F医師からお呼びがかかりました。
あわてて診察室へ行くと、PC画面を見ながら考え込んでおられます。
さっき見れなかった肝機能の数値がアヤシイ模様。
見ると、2週間前には両方とも78という数値だったASTとALTという項目が
今回187と189に上がっていました。

ずっと以前には15~30の間だったのが次第に70、80と上がっていたのですが
2桁台のうちは心配ないと言われていました。
それがいきなり3桁ですから、これは困った。おかしいです。

肝臓に転移ですか?と聞いてみると
転移だとしてもこんなにいきなり上がることはあまりない、とのこと。
腫瘍マーカーも上がっていないし。

じゃあ、肝臓になにか他の異常があるということでしょうか?と聞くと
「最近、疲れやすいとかだるいとか、ある?」と聞かれました。
う~ん。抗がん剤治療をしていれば日常的に疲れやすいしだるいし
むしろ最近は体力がついてきたのか、以前よりも疲れにくくなってると思うんですけど。

他に何か肝臓に当てはまる症状はないんですか?と逆に聞いてみました。
F医師はしばし考えて「疲れやすいとかだるいとか、熱が出るとか・・・」
・・・あ、それしかないんですか。じゃあ、考えようがありませんわ。

結局出た結論。
とりあえず今日は点滴を実行して、来週の血液検査の結果を見てみましょう。
もしかしたらタキソールを長く使い過ぎて、肝臓が耐えられなくなっているのかもしれない。
1月にCTスキャンの予定があるから、もし肝臓になにかできているとしたら
それでわかるかもしれないし、それまで様子を見ながら点滴を続けましょう。
ということになりました。

いったい私の体はどうなっているんでしょう。

化学療法室で、点滴を始める前、薬のパックを看護師さんと一緒に確認すると
生理食塩水と、アレルギー防止の薬の分量が違いました。
おいおいF先生。点滴の処方まで一緒にやらなきゃいけなかったんですか?
その分量を使ってたのはちょっと前までのことで、今は違うんですよ。
生理食塩水は減らしてるし、アレルギー防止の方は増やしてるんです。
お忙しいとは思いますが、ちゃんと確認してくださいね~。
もちろんすぐに訂正してもらい、正しい分量を入れてもらいました。

ここのところ、特にこれといった副作用もなく
足のむくみに悩まされることもほとんどないのですが
油断してると後で焦ることになりかねませんからね
防寒も兼ねて、しっかりサポーターでガードしておこうと思います。

あとは肝臓のために、しじみでも食べますか。
でも貝類は消化が悪いんですよね。
他になにがあるか、ちと調べてみようと思います。


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