ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

16回目の点滴中止です

2007-11-17 | 闘病生活
この冬一番の寒さ、という今日。
朝からがんばって病院へ行ったにもかかわらず
またまた点滴は中止になってしまいました。

治療には関係ありませんが、最寄駅でのお話から。

土曜日の朝ということで電車は空いておりました。
扉横の席に座って発車を待っておりますと
ドアが閉まる音と同時に、なんとか乗り込もうとする駆け込み乗車の足音が・・・

横の扉に、ちょっと(いや、かなり?)お太り気味のオバサマが
どう見ても物理的に無理だろうと思われるわずかな隙間に
腕と肩を突っ込んできました。

あきらめて腕を引っこ抜くかと思っていたら
このオバサマ、だいぶ柔らかめのお肉をお持ちのようで
「あら挟まっちゃったわぁ」と言いながら、ずるりずるりと巧みに車内へ侵入。

電車の扉というのは、人が挟まったからといって
そう簡単に反応するものじゃありません。(そんなことじゃ困るんですけどね)
ましてこの地下鉄はワンマン運転で、助けに来てくれる駅員さんもいない。
閉まり続けようとする扉をボディで押し広げながら
なんとほぼ全身を車内へ入れることに成功したオバサマ。すごい!

しかし、最後の難関、足首が残っておりました。
こりゃ抜けねぇだろ、助けなきゃいかんかな?と思わず立ち上がったものの
どうにも手を出せずにオロオロしておりましたら
これまたお見事、うまーく足の向きを変えながら
脱げかかったパンプスを落とすこともなく、無事に乗車を果たしたのであります。

車内は拍手・・・のわけありません。みな迷惑顔でした。当たり前だ。

でもそうとう痛かっただろうなぁと思った次第です。
駆け込み乗車はおやめください、とのアナウンスが
即、流されたことはいうまでもありません。

さて、発車時間が遅れることもなく予定通りに病院へ着き、採血へ。
順番よりかなり早いタイミングで名前を呼ばれたので不審に思っていると
看護師さんが出てきて「昨日採血しませんでした?」と聞かれました。
予想外の質問をされるとフリーズしてしまう私の頭。
絶対来てないはずなのに、ひょっとして私、来た?と考え込んでしまいましたよ。
I医師が先週、採血の指示をパソコンに入力した際に日付を間違えていたようです。
外来に問い合わせてもらい、無事採血を受けることができました。

採血の担当は、入山法子という女優さんに似た感じの若い女性検査技師さん。
とっても時間がかかって、とっても痛かったけど
ものすごく一生懸命やってます!って感じが伝わってきたので、好感持てました。
がんばって上手になってください。

白血球は2800。好中球は32%で896。大幅ダウンです。
どうしちゃったんでしょ。
そういえば今週は、副作用の筋肉痛が軽かったかわりに
ずっとだるくて、朝寝や昼寝や夕寝をよくしていました。(寝てばっかりかい!)
白血球が少なかったせいなのでしょうか。

これで点滴や投薬をするとさらに下がる可能性があるとのことで、中止です。
白血球を増やす注射を久しぶりに打ってもらいました。

来週はもともと点滴が休みの予定でしたし
私も3連休に点滴なんぞしたくないので
その間に診察だけ受けて、血液検査の結果が良好であれば
12月1日から再開、ということになりました。
3連休はまたお出かけ?と笑顔で聞くI医師。
えぇまぁ。。。旅行じゃありませんけどね。遊びたいじゃありませんか。
街のイルミネーションも輝き始める時期ですし。

次回はもう12月かぁ。ということで、さっそく年末年始の予定をチェック。
こういうときは、私の頭の回転は速いです。
順調にいってもいかなくても、年末最終の土曜日の治療はお休みです。
これでおいしくおせちをいただけます。自分じゃ作りませんがね。

これまた関係ない話ですが
今日のI医師は、無精ヒゲで真っ黒な顔をなさっておられました。
宿直明けと思われます。ご苦労様でございます。
意外とヒゲ、濃かったんですね。
かなり黒いよ。剃った方がいいよ。とは言えずに退出してまいりました。

去年、初めての手術を受けてから
早くも1年が経っていたことに気づきました。
半年くらいかなと覚悟を決めていたのに
その倍の期間を元気で過ごせたことに改めて驚いております。
1年を生き続けることがこれほどありがたいものだとは知りませんでした。

その一方で、1年間も自由な時間があったのに
いったい私は何をしていたんだ?
1年もあったら何か資格の1個くらい取れただろうよ、という焦りもありますが
ここで焦っちゃいかん、と言い聞かせて
まだこれから長い道のり
「食っちゃ寝」の生活をありがたく続けさせていただこうと思います。


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