ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

5連休も終わって。。。

2009-09-27 | 闘病生活
シルバーウィークとやらもあっという間に終わってしまいました。
点滴がなくなり、腸ろうを抜いた跡も落ち着いたので、すっかり体が軽くなって
あれこれ動き回りましたよ。

換気扇の掃除(ドロドロでした・・・)
鉢植えの花の植え替え(ちゃんと根付いてくれるかなぁ)
もちろんお買い物(どこも連休中はバーゲンやっていて、散財しましたねぇ)

お弁当を作らなくていいかわりに、夕飯をちょっと手の込んだものにしたり。
そしてコンサートにでかけ、お台場散策に行き。

あっという間におしまいです。

さて、その後2日間のお仕事を終え、昨日は診察日でした。
TS-1を2週間飲んだあとでしたが
タキソールの点滴をしていないせいか
白血球が4800、好中球が2496と、数値は安定していました。

さらに、前回採った腹水を細胞診に回した結果が出ていました。
腹膜の周囲にどれだけガン細胞があるかを調べる検査です。
結果は前回から変わらず CLASS Ⅱ
ガン細胞はほぼないと思われる状況。

あれぇ?腹膜に再発してるんじゃなかったの?

I医師いわく、採った腹水が少量だし、様々な症状から考えても
たまたまガン細胞が取れなかっただけで
再発しているのは確実だと考えておいた方がいいとのこと。
希望的観測は持たない方がいいってことですね。

でもやっぱり、検査結果がいいとうれしいです。
良い結果のときには、それを信じていればいいと勝手に思っておりまする。

そして今回、本気で 輸血 を考えようかという話になりました。
貧血の度合いがかなり進行しておりまして
体力不足や気力不足などを考えると、ここらでちょっと血液を増やしておくのもいかも、と。

ただ、いきなりひどくなったわけではなく
今までもずっと数値が低い状態で暮らしてきているので
そんなに慌てなくてもいいだろうとのこと。

輸血をするには、やはり時間がかかるそうです。
1パック(が、どれだけの量なのか聞き忘れましたが)を輸血するのに2.3時間。
それを2パック、2日間に分けて入れるのが最適なんだそうで
外来で2日続けてもいいし、1週間おきにやってもいいけど
1日でいきなり2パックは、やはり体に負担がかかるそうです。

で、聞いてみました。
「輸血のために2日間入院することってできますか?」と。

やっぱりねぇ、ちょっと疲れちゃったんですよ。
仕事も家事もいっさい放棄して、上げ膳据え膳、いつでも寝られる生活を
たった2日でいいからしてみたい。
そのためには、検査とか手術とかじゃなく
輸血のための入院ってのは最適なんじゃないかと思ったわけです。
2日くらいなら、仕事にも家庭にもたいして影響はないですしね。

I医師は、私のその気持ちをよくわかってくださったようで
できないことはないよと言ってくださいました。
もし入院するなら、早目に部屋を確保しておいたほうがいい、とも。
最近は、インフルエンザの影響もあって入院病棟がいっぱいなんだそうです。
そういえば、病院で知り合った女性が、最近腸閉塞で入院したとき
外科の病室が空いてなくて、眼科の病棟に入れられて居心地悪かったとおっしゃってました。

ただ、入院するとなると、院内感染のリスクが伴います。
「病院の中の空気は汚いからねぇ」とI医師。
ヘタに入院して、インフルエンザなんかもらっちゃったら大変です。

そして当然のことながら、輸血には危険も伴います。
HIVや血友病など、ほんのわずかながらも危険性があることは否めない、と。

というわけで、次回の診察日までじっくり考えましょうということになりました。
さぁて、どうするか。。。

次回の診察日は1ヵ月後です。
点滴もないし、検査結果も安定しているので
次にTS-1を飲み終わるまで通院は必要ないとのこと。
1ヶ月も通院から解放されるなんてうれしいですねぇ。
せっかく解放されるのですから、また腸閉塞だの胸椎症だのと
余計なことで駆け込まなくていいように気をつけなくては。

この日、病院内に置いてあった冊子をなにげなく読んでいて新たな情報を得ました。

ガン細胞からは常に炎症を起こす成分が分泌されていて
体内は慢性炎症を起こしており
これは要するにエネルギーを必要以上に燃やし続けている状態である。
さらに、ガン細胞は「筋肉の分解因子」というものも分泌しているため
たんぱく質と糖を分解してしまう。
食事で栄養を充分に摂れない患者の場合
ガン細胞は燃やすものが足りなくなるため、筋肉を壊してたんぱく質と糖を確保しようとする。
その結果、脂肪が減らないので見た目には変化がなくても
筋肉がどんどん減ってしまい、体力がなくなり
ひいては合併症を引き起こしたり、化学療法に耐えられなくなったりする、と。

自分の今の状態にピッタリ当てはまるではありませんか。
これには驚きました。
私の体内では、そんなことが起きていたのか、と。
最近、自転車を漕いでいても、ほんのちょっとの傾斜を上れなかったりするんですよ。
体力落ちたなぁ、そんなに筋肉が衰えるほど怠けた生活してるつもりはないんだけどなぁと
不思議に思っていたのです。

では、どうしたらいいのか。
炎症を抑え、筋肉の分解因子の活性を抑えるのには
EPA(エイコサペンタエン酸←キーボード打っていても舌を噛みそうですねぇ)が
効果的なんだそうです。

このEPAはお魚に多く含まれているそうで、それを1日2グラム摂るのが有効だとのこと。

で、2グラム摂るには・・・

サバの切り身3切れ弱。
キングサーモン3切れ強。
鰯3~4尾。
メカジキの切り身15切れ!
クルマエビ30尾!!
黒マグロの刺身46枚!!!

一番現実的なのは鰯ですが、それにしたって毎日それだけの量を摂り続けるのは無理ですよぉ。

さっそく買ってきました。

もちろん、お魚じゃありませぬ。
サプリメントでございます。
ちゃんと売ってるんですね。
他に、血液検査でも不足気味の数値が出ていたビタミンB群と
ついでにとっても久しぶりにビール酵母も。
ビール酵母にはガン抑制作用があると以前聞いて
ドリンク剤(ビールではない!)を飲んでいた時期もあるのですが
ドリンクだとお腹がタポタポになってしまうので続かなかったんです。
サプリなら続くかもしれないから、また飲んでみるかと思い立った次第。

青汁と共に、しばらく続けてみようと思います。
これで少しは気力と体力、復活してくれるかしら。。。


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