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「言葉の力」で企業を伸ばす!ビジネスライター奮戦記

日々、企業様の販促、営業戦略立案、編集など仕事の中で感じること、女性の働き方、教育、エコ&オーガニックなどを綴ります。

便乗商法

2016年04月30日 02時31分52秒 | 世の中

熊本・大分の震災にお見舞い申し上げます。

大きな地震や災害があったときにいつも思うのだけど、いろいろ支援したい、応援したい、という気持ちよりも、まず「邪魔をしてはいけない」が第一。

友人知人が心配で確認したい、声が聴きたい、と思っても、電話回線はただでさえ混雑しているのだから、緊急の方のために開けておかなければならない。身を切られるように身内に連絡を取り続けている人の邪魔をしてはいけない、自治体や警察、自衛隊など必要な機関が使えるようにしないといけないから、そこまで近しい人でない場合は、連絡を待つ。待つのはとてもつらいけど、そのくらいのことは耐えなければ。気持ちを伝えたいけど、それは余裕ができたときに見てもらえばいい、というくらいのつもりでメッセージする程度にしておく。

マスコミは、ヘリの音で捜索の邪魔をしたり、ただでさえ物資やガソリンが足りないのに、何人も現地に行くとか、信じられない。交通渋滞の原因になったり、ほんと邪魔でしかない。それなら物資の仕分けとかトイレ掃除とか手伝えば、と思ってしまう。

物資の支援も、大企業が同じものを大量にそろえて送る、というのを優先したほうが、現地の交通渋滞や受け入れ側の負担を考えると、ばらばらのものがばらばらに届くよりもたぶんいいと思うけど、じっとしていられなくて、個人個人がホームセンターやスーパーなどで水やオムツなどを購入し、運んでくれるところまで持参する人も多かったみたい。余震の恐れがあるから自分の家の備えもしないといけない、ということで、福岡などでは店頭から商品がなくなって大変だったようだ。個人が買ってそれを送る、というのは、結局小売店の利益も乗っかってくるし、配送のガソリン代もかかるわけだから、物の提供は、効率の良いメーカー直送とかにまかせて、その分の現金を寄付したほうが、と思うのだけど・・・とはいえ、お金があってもモノがない、という状況も確かに困るのはわかるけど・・・どうなんでしょう。

寄付でいい仕組みだと思ったのは、クリック一つでできるマイルの寄付。ANAもJALも、特典航空券に変えられるほどはどうせ貯まらないし、すぐに寄付しました。なにかすぐにできることがあったのは、気持ちが少しが収まってありがたかった!

アマゾンで、避難所単位などでほしいものリストから支援できる、というのも、いい仕組みだとは思うのだけど、悪用してテレビや一眼レフカメラを個人的にせしめたPTA会長もいるらしい、とか聞くと、善意を踏みにじるとは、、、と悲しくなる。

そもそも、これってアマゾンは仕組みを作るだけで売り上げが自動的にあがるのだから、アマゾンを儲けさせてる?と思うとちょっとクリックする気持ちにはなれない・・・ジャパネットは、売上額を全部寄付する、としたから、あっぱれ、だけど。

結局、震災に乗っかって、特需を作り出してる企業もけっこうある、と思うと、どうも憤懣やるかたない気持ちにもなってしまうのは、私の心が狭いから、でしょうか。


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