商品開発で大きなキーポイントのひとつとなるのがネーミング。もちろん名前がいいだけではすぐに飽きられるだろうけれど、「わかりやすく」「そのものの性質をよくあらわしている」名前は、商品を大きくパワーアップする。(つまり中身がないと名前もつかないというわけ)
新入学入園シーズンで、学習机、ランドセルなどのCMシーズン。年間でこの時期しか売れない、でもその年齢になればかなりの割合で新規購入する、しかし一度しか買わない、という商品なので、いわば一発勝負。
ランドセルでテレビCMをかなりの量で流している商品に「天使の・・・」という名前がついていた。コンセプトは、子どもって天使のようにかわいい、そして、羽のように軽いランドセルで、まるで飛ぶように軽やかに学校に通ってね、という優しい名前なんだろう、と思う。
が、実際に子育てしている私にとって、何より恐ろしいのは、我が子の生命の危険である。うちの子には、親より先に死ぬのは何よりの親不孝であり、そうなったら絶対許さん、と常に言ってきかせている。(子どもたちは、万一私より早く死んだらひどく怒られると恐れおののいている。)私にとって、天使のようにかわいい我が子であっても、天使になってもらっては困る。特に小学生が被害に遭う事件も多発している昨今、天使という名のつくものを、子どもに与えるのはちょっと・・・という心理に(私は)なってしまう。
このネーミングであれだけ多量のCMが打てるのだから、大部分の親は、天使のような我が子、ということで抵抗はないのかもしれない。しかし、この名前、子どものいない人が想像でつけたのかもしれないな、、、とこちらも勝手な想像をしている。
感じ方は人によって違うが、プラスが多いよりもマイナスを感じない、ということも大切だ。
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新入学入園シーズンで、学習机、ランドセルなどのCMシーズン。年間でこの時期しか売れない、でもその年齢になればかなりの割合で新規購入する、しかし一度しか買わない、という商品なので、いわば一発勝負。
ランドセルでテレビCMをかなりの量で流している商品に「天使の・・・」という名前がついていた。コンセプトは、子どもって天使のようにかわいい、そして、羽のように軽いランドセルで、まるで飛ぶように軽やかに学校に通ってね、という優しい名前なんだろう、と思う。
が、実際に子育てしている私にとって、何より恐ろしいのは、我が子の生命の危険である。うちの子には、親より先に死ぬのは何よりの親不孝であり、そうなったら絶対許さん、と常に言ってきかせている。(子どもたちは、万一私より早く死んだらひどく怒られると恐れおののいている。)私にとって、天使のようにかわいい我が子であっても、天使になってもらっては困る。特に小学生が被害に遭う事件も多発している昨今、天使という名のつくものを、子どもに与えるのはちょっと・・・という心理に(私は)なってしまう。
このネーミングであれだけ多量のCMが打てるのだから、大部分の親は、天使のような我が子、ということで抵抗はないのかもしれない。しかし、この名前、子どものいない人が想像でつけたのかもしれないな、、、とこちらも勝手な想像をしている。
感じ方は人によって違うが、プラスが多いよりもマイナスを感じない、ということも大切だ。
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