湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

好きと嫌いの話

2019-04-29 09:02:29 | コラム
昔、高校生だったかな
 
いまでは
どの先生から聞いた話やら
さっぱり記憶にございません
 
 
けれど
気だるそうに
頬杖ついて聞いていた私に
ぱぁ〜と目を見開くような
素敵な話を聞いた
 
 
いまだに
忘れられない言葉たち
 
 
 
好き好きで言うならば
普通で始まったものは
いつまでたっても『普通』のまま
だがしかし
大嫌いから始まったものは
『大好き』になる要素を含んでいる
 
むろん、大好きから始まったものは
『大嫌い』になる要素も含む
 
 
名前も忘れた先生がそう言った
 
 
この言葉たちを
体感しながら
現在に至るわけで
まだまだ現在進行中の中のこと
 
 
思い返せば
色んなことに言えることで
意識があるから嫌いなので
何かしらの変化が加わって好きになる
 
 
ギャップ萌えだって
この一つなのかもしれない
 
 
そう言えば
「嫌い嫌いも好きのうち』って
聞いたこともある
 
 
インパクトが強いほど
覆す要素もあると言うこと
 
 
よくある第一印象
大嫌いなタイプだったといいながら
結婚していく人を沢山見てきた
 
 
どうやら
人は、好き、嫌いの気持ちより
その時の
強い引き合いの糸の
張り具合に絡んでくるのでしょう
 
 
頑なに
縛ったあとに
 
緩んだ時の心地よさにも
似ているのかもしれない
 
 
じゃ
花びらを一枚一枚はがして占う
花占いは
たとえ『嫌い』だとしても
どちらも『大好き』と言えることになる?
 
 
あまり深く
追求すると
ストーカー心理に近くなるかしら?
 
 
 
 
 

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