湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

花の雪かんむり

2019-02-11 10:27:43 | ポエム
雪の朝は

すべての音が

白い雪に吸われてしまってしまうのか

静かすぎて

慌てているのは貴方達だけよと

ひっそりでもなく

開き直っているふうに

ただ

ただ

何かに見守られているかのよう



人って小さいなぁって思う



庭の花は

静かにされるがまま

雪のティアラをつけられて

どう?って問いかけていた



雪が積もったことは

少ないなりに

それなりの私の時々があった



何年ぶりだろう

この小さな町に大雪の警報がでたよ



私は

コタツでまぁるくなって

耳をすましながら

『シン、シン、シン』

音にチョコレートの甘さを解けこませ

コーヒーを飲むことにしょう









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