いわゆるハイビジョン対応の高精細ディスプレイの低価格化がすごい。
昨年の今頃は、UXGA(1920x1080i)モニタといえば、特価でも5万円台~というのが定番だったが、今や、BENQ、Acer、LG電子といったメーカーのディスプレイの場合、21.5型 ~ 24型のUXGA(1920x1080i)対応モニタは、3万円前後で売られはじめた。
さらに、この11月にフルHDモニタを投入し始めた Samsung製は 2万円後半からのラインナップとなっている。
その中で、WUXGA(1920x1080i)より広い 2048x1152の解像度を持ったモニタが「SAMSUNG SyncMaster 2343BW」だ。先週からオンラインショップ等で注文できるようになったので、早速購入してみたところ、この週末に届いたので簡単に報告。
1.一言で言うと
・結構気に入った。
広い、明るい、軽い。
2.ダメなところは?
・ディスプレイのアスペクト比率が特殊なので、2048x1152以外の解像度で使うと表示が汚い。
・4:3画像を入力したときには、「自動」でアスペクト比を追従してくれるモードもあるが、あんまり賢くない。画面いっぱいワイドにするか、4:3にするか、しかないようで、WUXGA(1920x1080i)の画像をドットバイドットで表示できない。
・HDMI端子がない。
(21.5型のWUXGAモニタが PS3等で使えるのに比べるとデメリット)
3.2048x1152を表示するためには?
2048x1152の表示を行うためには、それなりのビデオカードが必要だ。
といっても、そんなにハイエンドの製品が必要なわけではない。自宅にあったいくつかのPCで試してみたところ、下記の通りの結果となった。
・Intel 945GC × (1600x1200が限界)
・GeForce 7300GS (256MB) × (1756x997とかいう変な解像度が最高)
・GeForce 7600GS (256MB) ○ (アナログRGB、DVIともにOK)
・GeForce 8600GT (256MB) ○ (DVI端子のみ、OK)
4.どのくらい広い?
・XGA(1024)の画面の2倍ある。Windows Vistaガジェットを表示しても、余裕で2画面開ける。
・縦は、WUXGA(1600x1200)より若干狭いが、特別不自由さは感じない。
5.サイズは?
・23型の液晶モニタということで、横幅は広いが、縦は従来使っていた 20型のUXGAモニタより低く使える。コンパクトな印象だ。
・本体の質量がスタンドありで、5.4kg。パッケージは、23型の液晶パネルサイズで、厚みも 6~8cm程度しかない。ひもをかければ十分に持ち帰ることができるサイズだといえる。
6.どこで買えるの?
・とりあえず、下記は在庫ありだった。
SAMSUNG 23型ワイド液晶ディスプレイ SyncMaster2343BW
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https://www.safecasinosite.net/