日増しに春の空気感となってきた、茨城県の大子町からです。
日暮れが夕方5時頃となり、冬もお別れとなります。
さて、我が街風景。
今年の秋にも変化が起きる地区を撮り収めてきました。
今日は、新道通りの大子駅側です。
駅前より。
ここに交差点ができ、湯の里大橋・役場前交差点へと続く国道461号バイパスが延びます。
駅前中央通り、新道通りへと車列の流入も変わるので、新たな商店街活性化が必要になりました。
もっとも、かなり以前(20年近く前)から中心市街地の渋滞を避ける方策で講じられてきた
新国道バイパスの整備ですが、寄る年波の変化に翻弄されるとは。。。
ちなみに新道と言えば、こんな風景がかつてありました。
いえ、もうすでに消えてしまった跡形なのですが。。
見覚えありませんか?
我が大子町出身の人なら教科書、そしてリアルタイムに見てきただろう風景です。
アイマートがあったところです。
現在は、大子味らんどさんが営業しています。
かつてのデパートは、15年近く前に取り壊されました。
今も残る、アイマートのエントランスタイル。
入口付近に軽食コーナーがあり、フライドポテトやコーラが買えたんです。
アイマートは3階建ての、当時では大子でも立派なビルディングだったと思います。
(同じくらい古くて立派なのが、駅前・サンローランさんの入る茨城通運ビル。)
青果、精肉、鮮魚、お菓子、衣服、家電、雑貨など、大子なのに(なのにがミソ)デパートがあったんです!
かつての大子は、人口4万人いくといわれ「大子市」という夢もあったんです…。
今、人口2万人。。。
そして、大子の商店街では、高校生が毎日歩いていて若い街だった面影がここに。
かつては大子のシブヤ。
今も「趣味の店ほりえ花うさぎ」さんが雑貨店を開いています。
この路地にもかつては雑貨屋さんがあり、近辺は大子一高(現・清流高校)、大子二高(清流校に統合)の
高校生たちがたくさん歩いていた場所でした。
時の流れは無情ですが、そこに命を吹き込んでやれば新たな時間の流れができましょう