創造することは評価され、破壊することは評価されないってぇのが一般的でしょうが、どっちも必要ですからな。創造だけで世界が構築されるわけじゃない。破壊あっての創造ですからね。評価するのしないのってぇ価値観がそぐわないですな、そもそも。良い悪いってぇことじゃなく、ようは役割分担に過ぎませんし。
役割分担ってぇことを言えば、すべてが役割分担ですわな。善良な役、悪役。両方あって物語は成立するわけで、その意味では善し悪しってぇ言い方はなくて、ただの役割分担です。配役に過ぎませんな。キャラ設定です。
世界は物語ですからな。いろんなキャラがいるほうがおもしろい。気にくわないキャラも大勢いるわけですが、お気に入りのキャラばかりでもつまらんしね。
ま、自分の役回りを楽しめばいいってことでしょう。自分の役どころをしかと演じて、見応えのある物語にね。
追記
創造と破壊は役割分担って書きました。確かにそういう場面もありますが、創造は破壊と同義ってぇ場面も多々あります。一つのことが両面を持ち合わせることもあるわけです。役割を分担せず両方演じちゃう。
ま、物事は、そして人間は多面体ですからな。この世界はそんな様々な要素を含んで存在しているわけでして。そんなキャラで満ちているこの世界という物語はなかなかに複雑で難解だったりもするわけです。