瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

自然破壊

2018-12-14 04:54:02 | 随想
教えるといって一体何が教えられるンでしょうねえ。教えるって邪魔をしているだけのような気もします。学ぶ邪魔をね。学ぶに任せておけばいいンじゃないでしょうかねえ。外から出来ることはせいぜい手助けくらい。

とどのつまりは当人ですなあ。当人の学ぶ力でしょう。学ぶ力、能力に個人差はあるとはいうものの、そうたいさあるモンじゃありません。能力より意欲。意欲に差があるから学ぶことに差がでます。

つまり意欲の出ないことには成果は出ないってぇことです。
意欲ってぇのは出そうとして出るもンじゃない。自然と出てくるもンです。抑えつけても湧いてくるもンです。

そういう意味でも私たちは、いわゆる自然破壊だけでなく自ずから湧いてくる欲求、それがそのようであること、自然なことを破壊しています。

みんなが欲求のままに、したい放題やりたい放題では無秩序になってしまう。そう思うかもしれませんが、あたくしはそうはならないと思います。無秩序になるようなものは自然ではありませんから。無秩序になるならそれは何が間違ってます。自然は秩序立ってるもンです。

ただねえ、私たちの考える秩序と自然の秩序は違うような気もするンですね。私たちが無秩序だ、と考えることが自然にしてみれば秩序である、ということもあるでしょう。私たちの秩序は所詮私たちの都合ですからな。たんなる自然の秩序に対する無理解ですわ。

私たちはいろんな意味で秩序、自然を破壊してるンだと思います。

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