瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

人を見たら……

2018-12-13 05:01:24 | 随想
我が物と思えば軽し笠の雪ってなことを申します。思いかた次第ですな。どう思うかで受け取りようは変わる。当然です。

我がことと思えば気遣う赤の他人ってな具合にいければいいんですけどね、他人はやっぱり他人ですわな(笑)。

んじゃ、同じ他人にしても赤の他人じゃなくて我が子と思えばどうですかねえ。我が子は他人じゃなくて家族だって言われそうですが、家族ってぇのは一番身近な他人ですよ。だって自分は自分、あなたはあなただもの。

ま、それはともかく、他人を我が子と思えば接し方は変わるでしょう?  我が子には無条件に愛情をそそぐもンです。同じ家族にしたって配偶者はいけません。我が子でなきゃ。配偶者、男と女の愛情なんて当てになりませんからな(笑)

人を見たら我が子と思ったらいいンですよ。周りの人たちに我が子に接するように接したら、笑いかけられる、やさしくなれる、許せる。愛情が循環します。

隣人を愛しなさい、敵を愛しなさいってな命令口調で言われると、あたくしなんざぁ反発を覚えるンですが、命令なんぞされなくったって我が子と思えば自然と愛情は湧くもンですからな。だいたい愛ってなもんは命令されるもんじゃありませんしね。

気持ちが素直に動くようなことが自然なんですよ。不自然なことは無理があります。続きゃしません。
愛情が素直に湧くような心持ちでいることです。

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