瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

スルー

2018-12-15 04:48:38 | 随想
ことが起これば感情が動くのは当たり前ですな。感情の動きにともない思考もめぐります。大忙しです(笑)。

そうすることで良いほうに向かやぁいいですけど、そうでもない。どうなるかってぇと感情は暴れまわって膨れ上がるばかりで収集がつきません。感情がそんなですからそれに振りまわされて思考も足元がおぼつかない。自己正当化だったり相対するものへの批判だったり、どうでもいいことばかりに頭を使います。

ことに反応するのは当たり前ですが、いちいちそんなものに付き合うことはありません。暴れてる感情だのくだらない考えだのはスルーすりゃいいンです。相手をするのが面倒くさいものはスルー。これに限ります。

だいたい、そんな感情だの思考だのにこだわってりゃ滞るばかりです。滞れば濁る。濁れば穢れる。穢れるは気枯れるです。元気がなくなるばかりです。

こだわらないで、あっそうッてな感じで流しちまえば滞らせずに済みます。どんどん流しゃいいンです。スルーしてりゃいいンです。流してりゃ綺麗なもンだ。

綺麗な心持ちで起きたことに対処してれば起きたことは問題でもなんでもない。穢れた心持ちで対応するからなんでもないことが一大事になっちまう。なんのことはない、問題を拵えてるのは自分ですよ。

起きてることはニュートラルです。変な色付けをして事を悩ましくするこたぁありません。
世の中なにかと揉めてごたついてますが、好き好んでそうしてるってぇことです。世界はもっと綺麗さっぱりしたもンですよ。 



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