なにかしてふつと涙のうかみいづスウヰトピイをつまむとせしに
竹久夢二
竹久夢二の絵にはとくに何も感じないけれど、歌は好い。
齢をとって私は涙もろくなったが、本当になんでもない些細なことに涙する。だけどそれは、我、老いたり、という感じなのではなく、いよいよ存在の不可思議が増し、その妙味に感じ入っているのである。
【註】
上記の歌は「日本文学電子図書館」の「小夜曲(せれなあど)」より。
で、同じ「日本文学電子図書館」の「山へよする」には下記の歌がある。
何かしてふつと涙のうかみくれスウヰトピイをつまむとせしに
どっちかが間違っているのか、どっちも正しいのか。竹久夢二のことを知らないので、分からない。
竹久夢二
竹久夢二の絵にはとくに何も感じないけれど、歌は好い。
齢をとって私は涙もろくなったが、本当になんでもない些細なことに涙する。だけどそれは、我、老いたり、という感じなのではなく、いよいよ存在の不可思議が増し、その妙味に感じ入っているのである。
【註】
上記の歌は「日本文学電子図書館」の「小夜曲(せれなあど)」より。
で、同じ「日本文学電子図書館」の「山へよする」には下記の歌がある。
何かしてふつと涙のうかみくれスウヰトピイをつまむとせしに
どっちかが間違っているのか、どっちも正しいのか。竹久夢二のことを知らないので、分からない。