社会のなかで生きていれば社会によって規定される。個人は消失する。といって社会から離れて個人、つまり私生活レベルになったところで、結局は外面(そとづら)で生きるているわけで、ま、自己演出である。
南伸坊「本人伝説」について森村泰昌が書評を書いている。
「南伸坊は自らの顔に『本人』の似顔絵を描くことで、本人から『本人』を切り離しても、『本人』はじゅうぶん『本人』たりえることを証明してみせた。(中略) . . . 本文を読む
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