人生回顧録及び雑記

83歳・記憶の定かの内に日記風に書きとめておきたい。
また日頃勝手に感じた事を記載したい。

若年性認知症介護体験記 (7)

2019-01-13 | 日記

この間が介護を始める私として最も精神的に苦痛の時期でした。

この会を利用させて頂いた数カ月後、たまたま区役所に用事があり、ついでにお礼を兼ねて福祉課の担当保健師さんをお尋ねしました・・・

当時妻は度々区民センター内の図書館を訪れる時に、保健師さんと顔を合わせていましたが、妻の表情が以前より明るくなった・・とおつしゃいました。

お礼を申し上げました所「一番変わったのはご主人ですね!」 と言われ自分ながらに驚きました。

それは私自身今迄認知症云う病気を理解出来ずにおりましたが、会の皆様との関わりが出来たお蔭で、認知症と言う病気が少しずつ理解でき、同じ仲間が出来たことで私のストレスも軽減されていた事を感じ始めました・・

認知症本人を毎日支える人の理解と思いやりが認知症本人に取って最も大切である事を恥ずかしながら感じました。

同じ悩みを持つ皆様の認知症の病状は一人ひとり違う事も肌で感じましたし、認知症患者を支える家族の対応が大きな影響を与える事も知らされました。

次回へつづく

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