思い出しました!
きのう孫の誕生日会から帰宅して静かに当時を考えて見ますと、次女が初産で里帰りをする為、私は部屋の受入に奔走していました。
しかし退院して里帰りして娘と孫が来ますと、何かにつけて娘の行動に難ぐせを付け始め・・娘は怒り3日目には自宅に帰ってしまいました。
孫は今6才なので妻が認知症と病院で診断されて間もない頃です。
当時は私は認知症と認めるだけの知識も持ち合せてはいませんでしたので「自分の娘が初産で里帰りするのに?帰れ」とは何事か?と喧嘩になりました。
娘にはすまない事をしました。二人の孫の写真を今見ますと孫を抱いている写真は1枚のみです。
思い出しますと環境が極端に変化し妻は耐えられなかったのでしょう・・・誠に悲しい気持ちが蘇り胸を痛めます・・
きのうは長女の孫の誕生日でパパの実家に招かれました・・早いものでもう5才です!
仕事も一段落して午前中は冷蔵庫の清掃とWC清掃をし、近くの菓子店でケーキを買い出かけました。
孫が生まれた時の情景は、今でもはっきりと覚えています・・次女の初孫は秋のななかまどの葉が真っ赤な晴れた夕方でした。
長女の孫は粉雪が静かに舞う早朝・・11月末でした。 二人とも健康に生まれ娘も元気で安堵し孫の顔を見た時は感動して涙がでました・・
お誕生日は東京からパパの妹も駆けつけて、盛大で孫は主役でプレゼントにおおはしゃぎ・・平和な一日でした。
出来る事なら認知症の妻が同席してくれたら一番ですが?参加できませんでした。
孫が5才ですから、この頃から妻がし認知症と判断された時期と重なります。
月日は全て関係なく進んで行きます・・
天気予報では降雪があるとは知っていましたが? 窓をあけてビックリ!です。
車が雪に埋もれています、近所の方々も除雪に励んでいますが、私も重い身体で渋々除雪を始めました。
屋根の雪を測ったところ50cmもあり驚きです・・まだ根雪にはならないだろうと冬タイヤの交換もしていません。
11月での降雪量では62年ぶりとの事です。札幌市内の降雪量は各区によって違いますが、この地区では珍しい事です。
風邪の予防でインフルを予約してありましたので徒歩で出かけましたが、路面は凍りつきツルツルで危険です。
車ではありませんので病院の帰り久し振りにススキノに行き楽しんで来ました。
今朝は6時を過ぎても外は真っ暗です・・窓から覗くと一面に雪が積もっていました。
昨日で「冬囲い」作業の仕事も全部終了し、又畑の整理も終わりました。
仕事・自家栽培・認知症家族の会ボランティア等と良く元気に活動して来たと、自分を褒めてあげたいと思います。
昨年妻が特養に入所してから、介護する精神的負担と体力的負担が軽減され、今年は心の余裕と体力回復で健康的になったと感じます。
病状は徐々に進行はしていますが妻の笑顔も増えてまずは安心です。家のザコバサボテンも花が咲き始めました。
今年の正月は楽しめそうです・・
「NPO法人北海道ひまわりの会」全道ネットワークとして、道南地区東胆振ひまわりの会・ひまわりのつどいに副会長と同行致しました。
「旭川ひまわりの会」の事務局長も遠路参加同席されました。
苫小牧を基点として若年認知症の人と家族の会を昨年立ち上げ一周年を迎えました。
会長・事務局長と会を支えるサポータの皆様の日々の努力と活動が実り、本日を迎えたことは頼もしく思い今後のご活躍を大いに期待しています。
今回のつどいに参加させて貰いましたが、設立一年目にしては内容が充実し、事務局長が介護保険制度のしくみを解り易く、そして各事例に合った説明をスライドで紹介されました。介護家族の皆様は真剣に聞いておられました。
その後事務局長から私の介護体験を話して下さい・・と紹介されて介護家族の皆様が熱心に聞いておられました。
私の6年半に亘る介護体験談を聞いて感極まって号泣されている方もおられました。
その奥様は私の妻と同じ「意味性認知症」で昨年若くご主人を亡くされたとの事でした。
その後私の男性介護体験の話から、日頃の悩み・苦労話等を活発に紹介され同じ境遇に話が弾み盛況に終わりました。遠路ではありましたが有意義な一日でした。
