人生回顧録及び雑記

83歳・記憶の定かの内に日記風に書きとめておきたい。
また日頃勝手に感じた事を記載したい。

若年性認知症介護体験記 (2)

2019-01-08 | 日記

ある時妻の両親が住む実家に行き毎度のことで父親と晩酌を楽しんでいたとき・・妻が突然食事の途中で食器をどんどん片付け始めました。

私も飲酒していた状況でしたので注意し両親の前で怒り喧嘩になり、夫婦離婚の話までなりました。

翌日帰りの際妻を実家に残して帰宅しようと思っていましたが、妻は前夜の喧嘩の事等まるで忘れたように何時も通りに助手席に乗り込み・・ケロッとしています。

この時おかしいな?と思いましたが、今思えば認知症の初期病状が出ていたものと考えます。

翌年娘たちが結婚して家を出て行きますと寂しさのせいか?話し相手もなく料理をしなくなり、物忘れ が多くなり、同じ事を何度も繰り返すようになり会話もかみ合わず、毎日喧嘩が絶えなくなり、妻は興奮すると(死んでやる!) と叫び暴れるので私は身の危険を感じて、台所の鋭利な刃物を隠しました。

初期の頃  障害認定日 平成16年5月頃

この頃から妻の病状は極端に悪化しように思われます。料理は全くせず出来合いを買ってきていました、金銭管理は出来なくなりましたが、金には執着心が特別強くなりました。

妻は買い物が好きで毎日スーパーに出かけますが、沢山のお金を持っていないはずなのに、夕飯のおかずが、普段買わないような高価な食材になりましたので、可笑しいな?と思っておりました所、その後万引きで警察のお世話になりました

次回へつづく

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