意見交換会

意見の交換を中心としたページ

犬走り

2011-05-19 23:04:04 | Weblog
 今日も現場でした。今日は、犬走りのコンクリート打ちをしました。先日、犬走りの型枠を作ってもらっていたので、午前中にワイヤーメッシュを入れたり残りの型枠を作ってもらいました。予定で11時から生コン車に来てもらい打つ予定でしたが、生コン車が1時間遅れたので遅れて始めました。犬走りに使うコンクリートは2㎥で1台で終わりましたが、生コン者が来ているときにはバタバタと慌しかったです。犬走りのコンクリートは、厚さ10cm未満と薄い。そのままでコンクリートを打つと、コンクリートの重みなどで下の地盤が下がりコンクリートが割れます。だから、まずは地盤をランマーで固めて、コンクリートには鉄筋を入れて割れるのを防止します。コンクリートの厚みが薄いので、鉄筋ではなくワイヤーメッシュを敷きます。これもただ敷くだけでは意味が無いので引っ張り側に入れます。コンクリートの中央部分に入っていれば問題ないです。コンクリートを打ってからは、豆板がでたり表面がきたいと良くないので型枠を叩いたり、表面をコテで押さえたりました。今日は天気が良過ぎたので、コンクリートが早く乾き、押さえるのに苦労しました。午後には、見積もりの打ち合わせに行きました。

こだわりの木材

2011-05-18 23:19:06 | Weblog
 今日も現場でした。しかし、朝は材料を作ってから現場入りです。作り物とは、昨日まで貼っていた腰下の桧部分に使う材料で帯と巾木です。材料は桧の上小節の板2枚で、帯2枚と巾木2枚を作ります。長さが8尺であまり変形してなかったので、そのまま思い描いていた寸法に仕上ました。その後、ほぼ中央に溝をつき、超仕上げでカンナ仕上げにしました。作業中、桧のとてもいい香りがしていました。ここまですると、表面がキラッとひかり素晴らしい材料に変身します。午前中に、これらを取り付けると檜の板にメリハリが付すっきりとします。午後は、私の親が作っていた作り付けの本棚の後ろの板を貼りました。これは、桐のベニヤです。ベニヤといっても桐の無垢板を貼り合わせてあるものです。押入れなんかに良く使う材料です。桐なので、調湿作用・防虫効果があります。壁下地の胴縁の上に4mmベニヤを捨て貼りし、その上に貼っていきました。捨て貼りをすると、がっちりとします。それほど高価なものではありませんが金額的には倍で、プリント合板で仕上るよりもワンランク上に見えます。

貼り方

2011-05-17 22:49:51 | Weblog
 今日も現場でした。昨日の続きで桧の羽目板貼りをしました。安い檜の板とはいえ、桧は桧なのでいい香りもするし木目も上小節クラスなのできれいです。しかし、上小節とは小節があり少しは節もあるということなのです。だから、何も節のないところに3~5mmぐらいの節がある材料もあり、なるべく見えないようにするのに苦労しました。材料は2mもので、貼るのは90cmなので、2つ切りにしても10cmぐらい余ります。まずは、この余る部分になるように切ります。この部分になると、使うことはありません。それ以外の部分に節がある場合は、巾木や帯で隠れる位置になるように切るときに考えます。巾木などで隠れるならば問題はありません。それでも節が見える位置にある場合は、洗濯機を置く位置に貼るようにします。仕上がったときには多少の節は見えますが、使い始めて洗濯機を置けば節は見えなくなります。といった具合に、貼るときや切るときに工夫をします。すると、安い材料でも高価な仕上がりになります。他にも苦労した部分はあり、コーナー部分や額縁との取り合い部分などはカンナで削って合わすなどでした。今日は、午前中にクロスの打ち合わせもしました。施主にクロスを選んでもらっておいて、クロス屋に見てもらい補足やアドバイスをしてもらい、最終決定しました。クロスは、サンプルを見ているだけでは完成してから後悔があるためです。

いいところだけ使う

2011-05-16 23:08:37 | Weblog
 週末報告ですが、土・日曜日にアドベンチャーワールドへ行ってきました。息子の誕生日で連れて行ったのですが、かなり疲れました。反対に子ども達は大喜びでした。特に、象やライオンへの餌やりなどを楽しんでいました。今回は初めて民宿に泊まりました。建物は小さく古いものでしたが、温泉は良いし食べ物も良かったです。帰りに奈良に寄り、鹿にも餌をやりました。
 さて今日も現場でした。午前中に、残りのボードと板を貼る部分の捨て貼りをしました。午後には、桧の羽目板を貼りました。ここで貼ったのは、上小節の桧の羽目板です。節は少なく、節があっても小さい無垢の桧です。この材料は、1等の節だらけの板に比べると高価ですが、それほど高くはありません。理由があり、間伐材を利用したものでほぼ使い道の無い材料で、長さが1間と短い、中には丸味部分が残っているものもあるのです。しかし、貼ってしまえば見えない部分は分かりません。安く良い材料なのです。高い金額を出せば良い材料が手に入るのは当然のことですが、安くて良い材料も使い方を工夫すれば使えるのです。明日には、桧の板は貼り終えると思います。

意外に苦労しました

2011-05-12 23:23:54 | Weblog
 昨日床下収納を据えましたが、リフォームではないので下地の向きも分かるし入れることを考えて仕事も進められるのです。ということで、フロアーを貼るまえから床下収納の位置も大まかな位置は決めてました。フロアーを1列貼ると、床下収納の位置を正確に出し捨て貼りを切り、断熱材も切りました。100均のカッターの刃だったので、切るのに苦労し刃が3本ほど折りました。発砲スチロールみたいな断熱材ですが、意外に固いものでした。蓋も作り、養生までしました。リフォームと違い、下地材も入れられたのでがっちりと作れ、床鳴りもほとんどしません。
 脱衣場は普通の洋間のような仕上げですが、腰下部分に桧の羽目板を貼ることにしました。簡単に仕上るには、下地を胴縁のみにして貼っていきます。仕上がりは全く一緒ですが、胴縁の上にベニヤを捨て貼り貼りしその上に羽目板を貼るとがっちりとします。桧は無垢なので多少は狂います。それをおさえる為にも、ベニヤを捨て貼りし接着剤併用で羽目板を貼ると、狂いも少なくてすみます。少々の隙間もベニヤでとまります。今日は、ベニヤを少し貼ったところで終わりました。