今日も現場でした。しかし、朝は材料を作ってから現場入りです。作り物とは、昨日まで貼っていた腰下の桧部分に使う材料で帯と巾木です。材料は桧の上小節の板2枚で、帯2枚と巾木2枚を作ります。長さが8尺であまり変形してなかったので、そのまま思い描いていた寸法に仕上ました。その後、ほぼ中央に溝をつき、超仕上げでカンナ仕上げにしました。作業中、桧のとてもいい香りがしていました。ここまですると、表面がキラッとひかり素晴らしい材料に変身します。午前中に、これらを取り付けると檜の板にメリハリが付すっきりとします。午後は、私の親が作っていた作り付けの本棚の後ろの板を貼りました。これは、桐のベニヤです。ベニヤといっても桐の無垢板を貼り合わせてあるものです。押入れなんかに良く使う材料です。桐なので、調湿作用・防虫効果があります。壁下地の胴縁の上に4mmベニヤを捨て貼りし、その上に貼っていきました。捨て貼りをすると、がっちりとします。それほど高価なものではありませんが金額的には倍で、プリント合板で仕上るよりもワンランク上に見えます。
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