意見交換会

意見の交換を中心としたページ

震災の影響

2011-03-31 23:37:09 | Weblog
 昨夜は、建築士会青年部会の3役会に出席してきました。最初なので、軽く飲食しながら今年度の方針や役割について話しました。私は、常任委員という大役を任されて何をやるのか分からないので聞いていました。委員長・副委員長のそれぞれの意見が聞けて、意気込みがよく伝わってきたように思います。
 さて今日の現場ですが、昨日の続きで私は床の断熱材入れ・床組み・床捨て貼りをしました。排水溝廻りなどはきっちりと穴を開け、周囲を気密テープで巻く為時間がかかります。タルキもながしていないので、歩く場所も大引きや土台の上のみで作業も非常にやり難い。昨日、外壁に防水シートが張られたので冷たい風は当たらず、物が散ったりと言うことはなくなりましたが仕事はなかなか進みません。そんな中、私の親は1部屋の床の断熱施工・床組み・捨て貼りを終わらせ、壁の断熱材・壁下地を終わらせました。進みだすと規模が小さい為早く、今日内装ドアなどを注文しましたが次ぎの材料が無い為ストップしてしまいます。今日、業者が来たのでユニットバスについて聞きました。発注は、月曜日ですがどうも早くて1ヶ月先らしいのです。この現場が終わるような時期まで待たないといけないらしい。これは、困りました。

手間のかかる断熱材入れ

2011-03-29 23:45:13 | Weblog
 今日は、断熱材を入れました。今回は、エコポイントをもらう為温熱等級4をクリアする断熱材を入れなくてはなりません。最近流行りの工法ならば簡単なのですが、タルキを入れる工法は難しかったです。私の親は、私が考えていた工法では物足りないのかもう一本タルキの下にタルキを入れるように言われました。確かにがっちりと強そうです。そこで、断熱材の下端にラス板を打ち持たせるようにしました。大引き間に入れるのは変わらないので、断熱材を大引き間の幅にカットし入れました。あまりにもぴったりに切ったので、とても入れにくかった。入れ終わると、気密テープを断熱材の周囲に貼りました。ほとんど隙間は無かったのですが、気密テープで完全に遮断できたように思います。しかし、時間がかかり過ぎます。断熱材が終われば、普通の仕事のようにタルキを打ち床板を打ちました。今日は、その他に残りのサッシも入れました。明日には、外壁の防水紙を張りに来るので今日中に終わらせなければならなかったのです。

年度末、こんなことが?

2011-03-28 23:35:01 | Weblog
 先週に棟上が終わり、応援の大工がいる間に軒天まで貼ってもらいました。そして、週末の土・日曜日は地元の木で家を作る組合で「住宅展」を開きました。土曜日は、3月下旬にも関わらず雪が降る天気。2日間で30名余りの方が来て、私も精一杯説明をしました。真剣に考えている方もいて、まずまずではなかったかと思っています。仕事もバタバタですが、年度末だからか分かりませんが何もかもが集中しているように感じます。昨日の夜は消防団、水曜日には建築士会です。
 さて今日の仕事ですが、いい天気で瓦屋が良く進み見た感じではほとんど葺き終わりました。瓦屋の話では、これからが大変らしい。設備屋も来ていました。設備屋は、急いでもらわないと断熱材が入れられません。この家は、エコポイントを申請する予定で温熱等級4を取る為、こってりと断熱材が必要になります。特に床は、厚さ65mmの断熱材のボードを入れるので設備工事が終わらないとできません。設備が関係ない部屋から床の断熱材を入れる段取りをしましたが、まず大引きで困りました。大引きはプレカットできざんだものを使っていますが、逆に反っています。方向など気にしていないのでしょう。手間はかかりましたが、基礎から引っ張りました。「こんなことが?」ですが、現場のことをわかっていないからですか。

棟上げの疲れ~金物打ち

2011-03-25 23:06:37 | Weblog
 昨日は棟上げをしました。内部の造作では手で釘を打つことが少なく、それほど棟上げがあるわけでもないので長い釘を打つのに疲れました。長さは115mmで最初は楽に打っているのですが、5分もすれば握力がなくなってきてだんだんつらくなってきます。それでも、打ち続けなければならないのです。建物の規模が小さかったのですが、それでも休み休みの状態になりました。棟上では、屋根の上に立つことが当たり前で、普段使わない筋肉を使うことが多く足も疲れます。
 そんな日の次の日、今朝は握力とふくらはぎに多少のありが張りがありましたが現場に行きました。朝は寒く霜が降りていました。応援の大工3人に、鼻隠し打ちと軒天をやってもらいました。私は、金物打ちをしました。少し抜けていたボルトを入れ、締め付けました。そして、筋かい金物です。昔は1種類ぐらいしかなかったのですが、今はいくつも種類があるようで3種類を使いました。昔の金物は筋かいの端部につけるものだけでしたが、今は少し内側に入ったものもあり、内側に入った分だけ筋かいが割れ難いのです。柱の背割れの向きによって金物は使い分けました。その後、い・ろ・はの金物を打ちました。

棟上が終わりました

2011-03-24 19:40:32 | Weblog
 今日も寒い中、現場でした。昨日で良い日だったので「友引」だったので、柱を一本建てました。家を建てるときには、こんなところにも気を使うものです。しかし今日は「先負」で良い日ではなく、「サンリンボウ」です。以前も、サンリンボウに棟上をして職人が2階から落ちました。今日は、横着な者もいませんしけっこう気を使いました。柱を建て、桁・妻・梁・火打ち・野束・モヤ・棟木といった順で組んでいきました。そして、建ちをを見て、柱を真っ直ぐに起します。次に、仮筋かい・タルキと打ち野地板と打ちました。真っ直ぐに起してから、固めていくのです。プレカットの場合は、ボルトなど金物まで付いてきます。プレカットは予算の関係上仕方なく選びましたが、集成材は使っていません。また、野地板も合板ではなく杉板です。少しは、こだわりももっていきたいです。