意見交換会

意見の交換を中心としたページ

小さな仕事

2011-07-28 23:13:00 | Weblog
 今日は午前中だけ仕事をしました。昨日、目板が届いたのでそれを合わせ取り付けました。目板というのは、サッシとサッシの間に取り付けるアルミの板のことです。今回は縁側で2間幅のサッシと1.5間幅のサッシの間に柱があります。その柱をサッシの高さ分隠すものです。この現場は特殊で、その柱の下の方に大引きの切り欠きがありそれも隠したいのです。目板を束石上からサッシ上端までの長さにカットし、目板が納まるように削って合わせます。柱幅より目板の幅の方が小さかったので、大引きの切り欠きの見える部分だけ埋め木をしてベンガラを塗りました。それから目板を打ちました。目板は穴も開いていないので、穴を開け、皿ビスがきれいに納まるように穴の上から大きいドリルで加工をしました。目板の次ぎは、シャッター横のプリント貼りです。シャッター横が壁になっていないので、壁板を打って風が通らないようにしただけです。これが焼き板なら簡単なのですが、トタンを貼ったので少々切るのに苦労しました。最後にコーキングを打ち終わりました。小さな仕事でしたが、やるべきことをしっかりとして、仕事を終えました。

網戸のありがたさ

2011-07-26 20:13:00 | Weblog
 先週の台風ごろから、全体的に涼しくなったと思うのは私だけでしょうか。その前が暑すぎたのでそのように感じるかも分かりませんが、実際私が家にいる間は網戸にしておけば以外に涼しい。夜も、ここ2・3日は扇風機も付けていない状態です。今の現場も、私が仕事に行っている間に、今まで無かった窓の網戸を注文されました。そして、先日付けさしてもらったよしず吊りには早速よしずが吊っていました。昨日は、この現場でシャッターを付けました。風通しが良すぎるので、シャッターを付けて欲しいと依頼がありつけました。シャッターで囲われると風を受けるので、屋根後と飛ばされないようにアンカーもしっかりと打ってきました。風通しが良いということは、網戸にすると快適になります。まだまだ暑い日がきそうですが、涼しい日ぐらいは網戸によしずで乗り切るのもいいんではないでしょうか。
 先週の土曜日に建築士会の会議で奈良に行ってきました。

よしず

2011-07-20 21:58:41 | Weblog
 今日は台風の為、仕事を休みました。昨夜の風は普通よりは強かったように思いますが、しかし建物に被害出るほどでもないように思いました。そして今日は、暴風警報が出たので小学校は休みだったようです。仕事もできないなと思っていましたが、風も強くないし雨もたいしたことないし仕事もできたように思います。
 さて我が家のよしずが、ボロボロになっています。昨夜の台風の風に影響したのはもちろんですが、寿命も大きな原因だろうと思っています。今日、ホームセンターに電話をかけ在庫があるのか無いのか聞き、買いに行きました。今年は節電の影響で、どこも売り切れ状態です。5年以上も使っている私は、よしずが売り切れなんて聞いたことが無いので驚いています。昔の家は夏に合わせて作られていて、庇が長く日射を遮り、風通しが良くできているのですが、最近の家は庇が短く日射を遮りにくくなっています。カーテンやブラインドも日射を遮る有効な手段ですが、外部の庇や外部ブラインドのほうが内部に設けるよりも有効なのです。断熱材を沢山使い、エアコンをガンガン使いまくるような家よりも、日差しを遮断したり風を通したりするような家のほうがいいように思います。

台風接近

2011-07-19 19:07:57 | Weblog
 週末は、仕事以外で忙しかったです。金曜日は、木造の伝統工法のフォーラムがあり京都まで話を聞きに行きました。平成19年の建築基準法の改正により伝統工法の住宅が建てにり、いろいろと動きはあったのでしょうが昨年やっと私の近くでも動きがありました。それの中間発表みたいなものを聞きに行ったのです。限界耐力計算で安全性を確認するものしかなかったのですが、もっと簡単な方法を検討しているらしく期待をしています。土曜日は、近畿建築士会のウェブ会議がありました。こちらは初めてのことで、なかなか上手くいかず大半を音声のみで参加しました。最後には映像も流れ、次回からはもっと上手くいくようにしなければと思っています。日曜日は、消防団のポン操の講習会がありました。雲が出ていてよかったのか、カンカン照りではなく助かりました。本番ということもあり、みなさん緊張しているのがよくわかりました。
 今日から台風が接近します。15年ぐらい前までの建築基準法では、建物が台風に耐える為に60m/sの風に耐えるように設計されていたのですが、いろいろ改正があり今では各地方で決められた数値を使うようになっています。60m/sとは過去の台風で一番大きかった風を想定していました。木造でも、許容応力度計算ですると鉄骨並みの風の計算をするのですが、普通の木造だと見付け面積に50を掛けた数字を使います。

丈夫過ぎる物置棚

2011-07-14 23:08:16 | Weblog
 今日も現場に出ました。夏本番というような暑さで体が悲鳴をあげているような感じです。大工仕事が少ない中、昨日より脱衣場に物置棚を作っています。図面には物置棚を描いておいたのですが、なかなか作れませんでした。現場は、一通りの仕事は全て終わり材料・機械などは全て撤収しています。現場では組み立てもできない状況だったので、寸法だけ測り家の仕事場で材料作りから始めています。昨日、木を自分の頭の中で考えた大きさにカット、削りました。今朝から、仕事場で組み立て、残りを現場で組み立てました。棚は2段、棚板は集成材の版、柱を桧の板を直角に合わせたものを使いました。ビスでとめ付けた簡単なつくりでしたが、私の親に言わせると「丈夫な棚」らしい。ビスは見えないように隠していますが、節は方向を間違えたのか片方の柱が良く見えます。現場は締め切っていたので、暑かった。