先週の金曜日に階段が据えられ、土曜日にエレベータが据えられました。階段は無垢の桧で荒木の状態から手できざみ、素晴らしい以外の言葉が出ないほど迫力があります。外壁も板はほぼ貼り終え、まだ完成していないかけ庇の周囲とベランダ周囲を残すだけですが、まだ目板が終わっていないのでもう少しかかりそうです。今日は勝手口がうまく閉まらなくなったので、周囲の外壁の板を貼り直しました。アルミサッシは少し歪むとうまく閉まりません。外壁の板は残りの枚数が読めるようになったので、キシラデコール塗ももう終わりだと思います。
今日も外壁の杉板貼りをしました。台風が過ぎてから、風が強すぎるような気がして誰かが意地悪をしているように思うときもあります。この杉板貼りは板の上下を間違えないようにしていますが、他にも気を付けなければならないことが板の幅が微妙に違うことです。ほぼ同じ幅の板に仕上げっていると思っていましたが、実は１分ぐらい違っている部分もありました。板を数枚貼った後下げ振りを下したり、墨を打ったりして修正する必要があることに気づきました。毎日コツコツと貼って、南面の１階と西面の２階部分、両妻の三角形部分以外は終わりました。
今日から外壁張りを始めます。といっても、２～３日前から私の親はもう外壁貼りを始めています。遠くから見て縦が曲がっていたらよくないので時折下げ振りを下して確認したり、杉板は塗装していますが上下があるのでそれも間違わないようにします。杉板は無垢材で曲がっているので、バール等で曲りを直しながら張っていきますが意外に苦労しました。また一人で張るので、高いところへ上がったり下りたりと体力を使います。窓がある部分では、窓の部分を欠いたりと、まだまだ苦労しそうです。
今日は、「住宅関連税制とすまい給付金」という国交省主催の講習会に行ってきました。消費税率引き上げについてから始まり、住宅ローン減税について、すまい給付金制度についてまで勉強してきました。簡単に言うと、消費税が上がった分、給付金で少し返そうということです。条件もあるので、聞いてください。この講習会は８月から同じテキストで行われていますが、消費税増税が８月から決まっていたような内容です。その辺の説明も表紙に載っていました。
今日も、外壁の板の塗装をしました。午前中に普通の外壁の板を塗装し、その後は目板の仕上げを行いました。仕上げとはプレーナーで削って仕上げますが、目板そのものが１等材で節だらけでした。目に見える部分は木表にできるだけしたいのですが、余りにも節が目立つし汚い部分も多くあるので１枚１枚目で見て判断しました。木表だけ削っていた外壁材とはちがって、意外に手間がかかります。３面削って、糸面をとります。目板は幅が狭く薄いので、定規を作りそこに当ててカンナで削りました。これも数が多いので大変です。それから塗装でが、３面を塗るのはとても大変です。今日できたのは、２０本ぐらいです。しかも、節は気を付けないとその節から折れてしまいます。
現場では、庇の骨組みが出来上がり、外壁の胴縁へと入っていきます。
現場では、庇の骨組みが出来上がり、外壁の胴縁へと入っていきます。