意見交換会

意見の交換を中心としたページ

昔からの家

2011-04-28 23:41:43 | Weblog
 今日も現場でした。午前中は小雨程度でなんとか仕事ができましたが、午後は外部ではかわいそうになるほどひどい状態でした。さて私の仕事ですが、既設の家の取り合い部分だった箇所の水切りを取り外しました。既設の家と古い家がルーフでつなげられていたのですが、ルーフの上に大きな水切りがあり取り外していませんでした。既設の家のエアコンの室外機が宙ぶらりんにしたままでしたが、増築部分の仕事がなくなってきたので手を付けられるようになりました。室外機を据えるには、外壁を治す必要があり外壁を直すには水切りが邪魔だったということです。外壁がとトタンだったので板金屋を呼びました。気になっていた部分が一つ解決しました。午後は、食堂の換気扇の取り付く天井に穴をあけました。断熱材もしっかりと整えなおしました。残りの時間で、ユニットバスを据えに来るので、動きやすいようにしたり、抜けた部分がないか見直し掃除もしました。今日の休憩中に、設備屋との話で、震災の液状化で傾いた家について話しました。傾いた家を直すはジャッキで直すしかないと思うのですが、最近の家だったらどうして直すのでしょうか?アンカーボルトで土台が固定され、外壁と内壁でアンカーボルトは見えません。それに比べて昔からの家ならば、柱はむき出し布基礎も無く簡単にジャッキで上げられる。柱が見えるのは、腐ってきているのも見えます。修理も昔の家のほうが、やりやすいように思います。

手きざみ

2011-04-27 23:07:02 | Weblog
 今日も現場でした。午前中は雨も降らず気持ちよく仕事ができました。足場も解体されなくなったので、今日から設備屋が来ました。既設の家の犬走りがあった為、新築のほうの下水道工事ができないので犬走りを切りはつるところからはじめたようでした。私は、ユニットバスの施工が土曜日なのでユニットバスを据える前でないとできない工事をしました。しかし、ユニットバスが据わらないとほとんどの仕事ができないところまで仕上がっているので、ぎりぎりのところまで仕事を進めています。
 昨夜、地元の木を使って家を建てる組合の会議がありました。その中で手きざみの話が出てきたのですが。最近の流れで手きざみで建てることは、特別もの珍しく特殊な工務店でないとできないような流れになってきているらしい。数年前までは、どこの工務店でも手できざむのは当たり前だったように思います。ただ、こだわりすぎた工務店ばかりが手きざみをやっているのでそのように思われがちではないでしょうか。また、構造の設計屋が入ると床にベニヤを使うのが当たり前になったり、木造なのにとんでもない基礎になったりするそうです。私の思うには、床にベニヤを使うのは許容応力度計算をする為と自由設計とか言って耐力壁を建物外周にもっていく為だと思います。とんでもない基礎になるのは、許容応力度計算をする為と耐震等級を上げるからだと思います。考え方次第ですが、普通の家ならそんなに難しくないように思いますが。

現場打ち合わせ

2011-04-26 23:52:13 | Weblog
 今日も現場でした。今日の天気予報は降水確率30%でしたが、雨はなくいい天気でした。朝一番に建具屋が来て、収納の引き戸の寸法を測り扉の柄を説明しました。これも現場打ち合わせの一つです。図面の段階から決まっていれば図面に建具図も付けるのですが、現場が始まってから施主に注文されたものだったのでこんな形になりました。今日の私の仕事は、工事の終盤のダメ工事みたいな仕事でした。天井廻り縁・巾木・ケーシングなどです。そんな仕事をしていると、次は設備屋です。今週末ユニットバスが来るので、施工屋との打ち合わせで決まったことを設備屋に伝えました。配管のソケットの種類などは私には分からなかったので、電話で聞きながら図面を見ながら説明しました。現場での打ち合わせは、その場で解決するし見ながらなので間違いが少ないのでいいものです。仕事では、寝室2部屋、便所と完成し、最後のユニットバス周囲の仕事へと入っていきます。外部の足場の解体が終わりました。明日からは、設備屋が来ても仕事ができます。
 別の現場では雨が降らなかったので、庇部分の瓦を降ろしました。そして、ベニヤを貼り、防水紙まで終わりました。「もう少し雨が降らなければ助かる」と瓦屋が言っていました。

断熱材の役目

2011-04-25 23:14:57 | Weblog
 今日も現場でした。天気予報では晴れと曇りマーク、どうして雨が降り強い風が吹くのか?おまけに雷まで。今日も屋根の葺き替えの現場はストップです。さて今日の仕事ですが、ややこしい納まりの部分をしました。ドアが重なり合い、ケーシング同士がくっついている部分です。納まりの図面を描いていてもうまく納まらないだろうと思いますが、なんとか考え今までやったことの無い納さめ方をしました。完成を見ると、普通に納まっていますが仕上がるまではいろいろ考えました。この住宅は、エコポイントを申請する為に温熱等級4の断熱材が入っています。外壁部分と天井部分にロックウール90mmが入っていて、家を包むように隙間無く入れるようになっています。だから、間仕切り部分には入れていません。浴室廻りは、冷気が入らないように床部分に断熱材を入れユニットバス周囲は気密テープや断熱材でふさぐつもりです。基本的に浴室と寝室の間仕切りには何も入っていませんが、同じ断熱材を入れました。ユニットバスの壁には断熱材がついているのですが、ロックウールを入れることにより断熱だけでなく防音にも効果があるのです。防音というよりも吸音なのですが、寝室でシャワーや浴室の音を気にしなくても良いように入れるのです。

手が荒れました

2011-04-21 23:27:45 | Weblog
 今日も現場でした。風も弱く暖かく良い天気で仕事をしていても気持ちのいい日でした。しかし、最近毎日のようにボード貼りをしているのでよく手が荒れています。今ではがさがさ状態です。今日の仕事ですが、ボード貼りを完成させ、内装ドアのケーシングを取り付けました。ケーシングというのは、内装ドアの枠と壁をうまく納めるカバーのようなものです。内装ドアの縦枠と上枠の3箇所付けるのですが、長さをカットするのが意外に手間がかかります。ケーシングは長い状態で入ってくるので、長さにカットし接着剤で固定するのですが、カットし過ぎて短くなると隙間ができたりうまく収まりません。長すぎると、角が出ているみたいになります。急いで切りすぎると、取り返しがつかくなるので意外に慎重で時間もかかります。これが終わると、天井廻り縁を打ちました。以前はフィニッシュをいう釘でとめていましたが、打った跡がよく分かるので最近は針釘でとめています。隅はとめでまわる為、正確な長さを出す必要があります。針釘でとめるといってもビスの上には打てないの、ビスの上に打たないようにビスの位置を出し打っています。簡単な作業でも、地道な手順で仕事をしています。洋室・便所と大工仕事は完了しました。問屋から連絡があり、遅れていたユニットバスの施工が役半月早くなりました。