☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

菊花賞の法則

2011-10-17 00:00:00 | 長距離血統の法則
ダービーと前走の神戸新聞杯を見る限り、オルフェーヴルの三冠は誰の目に見ても確実だと映るのだが―

■重箱の隅■
菊花賞トライアルの神戸新聞杯が現行の2400mになった07年以降の、神戸新聞杯の優勝馬が菊花賞を勝ったことは一度もない。2000mで施行されていた時代を含めても、菊花賞馬になったのは05年ディープインパクトくらいで、それ以前となると97年のマチカネフクキタルまで遡らなければならない。
むしろ、近年では、07年アサクサキングス(神戸新聞杯2着)、08年アサクサキングス(神戸新聞杯3着)、10年ビッグウィーク(神戸新聞杯3着)と、神戸新聞杯で負けて本番で栄冠を掴んだ馬の方が目に付く。
ただ、三冠馬とは、こんなデータを覆す実力があるからこそ三冠馬になれるのも事実である。

■血統傾向~過去23年■

既にみなさんご存知のとおり、菊花賞と非常に相性が好い血統がある。

【御用達血統1~ダンスインザダーク】
過去10年で父SS系は【5-7-5】だが、そのうちダンスインザダーク産駒が3勝2着2回と抜群の相性を示している。しかし、残念ながら今年は同産駒の登録はない。だが、ダンスインザダークの近親なら一頭いる。

☆スマートロビン…ディープインパクト×母キーブギー(母父リファール)
父と母父の字面だけでは、一体どこがダンスインザダークの近親なのかは分からないが、母系を辿っていくとその謎が解ける。
母キーブギーの母キーダンサーは、実はダンスインザダークの母であるダンシングキーの全姉である。つまり、ダンスインザダークとスマートロビンの母キーブギーは、いとこ同士となり、ダンスインザダークから見てスマートロビンは、いとこの子供ということになる。
また、キーダンサーとダンシングキーの姉妹の下には、キーフライヤーという全妹がいるのだが、そのキーフライヤーにキングマンボを掛けて産まれたのがスプリングマンボであり、そこにSSを付けたのが05年春天馬のスズカマンボである。
字面だけでは分からない血の繋がり。淀の長距離G1である菊花賞と春天に縁のある一族出身のスマートロビン。実績には目を瞑り一票を投じたい。

【御用達血統2~トニービンの血】
過去10年の字面では、03年2着リンカーンの母父、06年2着ドリームパスポートの母父、09年2着フォゲッタブルの母父、そして08年には、トニービン直仔のジャンポケ産駒のオウケンブルースリが1着が見られるくらいだが、実は、三代以内にトニービンの血を持つ馬が5年連続で馬券対象になっているのだ。
上述以外の馬では、06年1着ソングオブウインド(母母父トニービン)、07年2着アルナスライン(父母父トニービン)、10年3着ビートブラック(父母父トニービン)。
今年は、ハーツクライ(SS×トニービン)産駒が該当するが、他の該当馬については出走が確定していからということで。

【御用達血統3~リボー系内包馬】
字面では、過去10年では01年1着のマンハッタンカフェの母父のローソサエティだけで、トニービン以上に見えてこないが、実はダンスインザダークの母系にもリボーの血が流れている(母母父キートゥザミント)。ダンスインザダーク以外でも、01年3着エアエミネムの父デンヒルの母父ヒズマジェスティー、06年1着ソングオブウインドおよび10年2着のローズキングダムの祖父キングマンボの母母父プルーヴアウト、07年2着アルナスラインの母母父グロースターク、08年1着オウケンブルースリの母母父リボー、09年3着セイウンワンダーの父グラスワンダーの母母母父ヒズマジェスティー、09年1着スリーロールスおよび10年3着ビートブラックの母父BTの母父グロースタークと、過去10年では05年以外は必ず一頭はリボー系を五代以内に内包する馬が馬券対象となっているのである。
リボー系といえばスタミナ血統の代表格。ここにダンスインザダークが菊花賞で好走する原因を求めることができる。つまり、ダンスインザダークのスタミナの源はリボー系であるということができる。
今年の該当馬は、キンカメ産駒のベルシャザール、マンカフェ産駒のロッカヴェラーノくらいしか思いつかないが、詳細については、ここも後日ということで。

【血統一押し馬】
出てくるかどうかは分からないが、もし出てきたら必ず押さえておきたい、いや、本命にしたっていい位の血統面からの一押しの馬がいる。
☆ダノンマックイン…ハーツクライ×ノーザンテースト
リボー系は内包していないが、ハーツクライ産駒なのでトニービンの血を持っていること。また、母父ノーザンテーストは最近ではすっかりご無沙汰であるが、かつては菊花賞で活躍して血統であること。そして、一番の決め手が元祖・長距離砲リアルシャダイが母父父に入っっていることである。リアルシャダイもかつてはダンスインザダーク並に菊花賞と相性が好かった(父方で1-3-1)。しかし、近年では08年2着のフローテーションの母父で見つけることができるだけだが、実は09年3着のセイウンワンダーの母母父もリアルシャダイなのである。
菊と相性の好い血統を3本も持つ本馬こそ、乱菊の主役になりそうな気がしてならない。
淀の二度の坂超えで、リアルシャダイの血が騒ぐ―








府中牝馬Sの法則【結果】

2011-10-17 00:00:00 | 牝馬の法則
【結果】
◎15アニメイトバイオ…2着(4番人気・複勝260円)
○ 4アパパネ…14着(1番人気)
▲ 5フミノイマージン…3着(3番人気・複勝250円)
◎▲が2着、3着も、1着が抜けたらお金にならない…

■血統傾向更新■

いくらG1・5勝のアパパネといえど、やはりSS系優勢の血統傾向には勝てないのか。父SS系が6連勝。しかも1~3着を独占。

■コース傾向更新■

ネオユニが2勝2着。

=おしまい=

秋華賞の法則【結果】

2011-10-17 00:00:00 | 牝馬の法則
【結果】
箸にも棒にもかからない。完敗…
◎12ホエールキャプチャ…3着(1番人気・複勝110円)
☆ 5フレンチボウ…11着(16番人気)
☆16カルマート…14着(8番人気)
☆17レッドエレンシア…12着(11番人気)
☆ 6ピュアブリーゼ…17着(9番人気)
☆ 9エリンコート…10着(5番人気)

■血統傾向更新■

03年を起点にした父SS系の勝利は途絶えたものの、1~3着はSS系を持つ馬が独占し、6年連続2着を継続中。

■コース傾向更新■

長距離血統狙いまでは良かったのだが…

=おしまい=