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ダイヤモンドSの法則

2013-02-13 00:00:00 | 長距離血統の法則
■血統傾向■*04年以降の過去9年

冬の府中の風物詩、ダイヤモンドS。
距離は暮れの中山のステイヤーズSより200m短いが、求められるスタミナはステイヤーズSの比ではない。
都合8回コーナーを周るため息が入り易い中山のステイヤーズSに対し、ダラダラと続く長い上り坂を2回越えなければならない大箱の東京のダイヤモンドSでは、同じ超長距離戦でも求められる長距離適性は大きく異なる。それは、ただひたすらにスタミナを追求したような血統構成の馬が好走する傾向にあることからも明らかで、ダンスインザダーク、キングマンボ系、トニービン系、ロベルト系が、ステイヤーズSにおける「四天王血統」といっても過言ではない。

過去9年で父SS系は【3-5-2】であるが、大半はダンスインザダークによるものである。
<ダンスインザダーク:3-2-0>
05年1着ウイングランツ
06年1着マッキーマックス
06年2着メジロトンキニー
08年2着コンラッド
10年1着フォゲッタブル

ちなみに、父SS系の中で長距離戦のイメージが湧いてこないフジキセキであるが、11年3着キタサンアミーゴが3着に入り、フジキセキ直仔のダイタクリーヴァ産駒のべるヴェットローツェが10年に2着に入っている。

ダンスインザダークと同じく最多の3勝をあげているのが、キングマンボ系。
<キングマンボ系:3-0-1>
06年3着、07年2着トウカイトリック…父エルコンドルパサー
11年1着コスモメドウ…父キングスベスト
12年1着ケイアイドウソジン…父キングカメハメハ

<トニービン系:3-0-1>
04年1着ナムラサンクス…父サクラチトセオー
08年1着アドマイヤモナーク…母父トニービン
10年1着フォゲッタブル…母父トニービン
11年3着キタサンアミーゴ…母父トニービン

<ロベルト系:2-2-3>
05年2着ハイフレンドトライ…父リアルシャダイ
05年3着チャクラ…父マヤノトップガン
06年3着、07年1着トウカイトリック…母父シルバーホーク
08年3着レーザーズエッジ…父グラスワンダー
09年1着モンテクリスエス…父シンボリクリスエス
10年3着フサイチソニック…母父リアルシャダイ
11年2着コスモヘレノス…父グラスワンダー

「四天王血統」以外にも、気になる血統がチラホラとあるので、一応書いておく。
<ニジンスキー系:0-1-2>
04年3着タニノエタニティ…父ラムタラ
05年2着ハイフレンドトライ…母父シアトルダンサー
05年3着チャクラ…母父カーリアン

<リファール系:0-2-1>
06年2着メジロトンキニー…母父モガミ
07年2着エリモエクスパイア…母父コマンダーインチーフ
12年3着スマートロビン…母父リファール

<サドラーズウェルズ系:2-0-0>
08年1着アドマイヤモナーク…父ドリームウェル
11年1着コスモメドウ…母父サドラーズウェルズ

<フェアリーキング系:0-1-1>
07年3着アドバンテージ…父エリシオ
11年2着コスモヘレノス…母父エリシオ

<レッドゴッド系:0-1-1>
04年2着ミッキーベル…父サクラローレル
07年3着アドバンテージ…母父ブラッシンググルーム

<ネヴァーベンド系:0-1-1>
09年2着ブレーヴハート…母父ガルドロワイヤル
09年3着スノークラッシャー…母父リヴリア

■リボー系内包馬■

04年以降、リボー系を5代以内に内包している馬が、09年を除くすべての年で毎年馬券になっている。それも1頭が馬券になったのは04年の1回のみで、2頭が馬券になったのが3回、1着~3着まで独占したのが4回ある。
それもそのはず、上にあげた「四天王血統」のうちダンスインザダーク、キングマンボ、ロベルト系ならばBT、グラスワンダー自身がリボーの血を内包しているからに他ならないからだ。
<リボー系内包馬種牡馬>
ダンスインザダーク…母母父キートゥザミント
キングマンボ…母母父プルーヴアウト
ブライアンズタイム…母父グロースターク
グラスワンダー…母母父ヒズマイェスティ

上記以外にもリボー系を内包する種牡馬はいるので、出走馬が決まったら、インターネットで5代血統表を検索することをお勧めする。


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