☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

安田の法則3~血統傾向

2010-06-02 00:00:00 | 府中の法則
■安田記念血統傾向過去14年■

 96年からにしたのは、別に意味はない。ただ単にトロットサンダーが懐かしく思えたから。
 一見しただけでわかるように、父SS系が全くの不振。SS系産駒の安田記念デビューは、ジェニュインとダンスパートナーの明け4歳が出走した96年。以来、何頭の父SS系が出走したかは調べていないのでわからないが、ここまで【2・3・3】の成績は、大不振というか、安田記念とは相性が悪いと言わざるを得ない。1着になったのは04年ツルマルボーイと07年のダイワメジャーの2頭のみである。

 一方、父SS系とは対照的に、安田記念と非常に相性の好い血統が存在する。その活躍は、新装オープンとなった03年以降、特に顕著である。
■安田記念血統傾向~03年以降■

 既に多くの方はご存知だと思うが、ヤヤ重となった04年を除く03年~07年では、ノーザン系×ミスプロ系(ネイティヴ系)の配合の馬(逆パターン含む)が、毎年必ず3着以内に入っていたのだ。ここ2年では、当該配合馬は3着以内には来ていないものの、ノーザン系かミスプロ系を持つ馬が、必ず1頭は3着以内に入っており、この傾向は先ほど除外した04年にも当てはまる。
 つまり、安田記念の血統傾向的なキモは、1.SS系軽視、2.ノーザン系かミスプロ系を持つ馬の二点である。まあ、先週の目黒記念では「SS系軽視」と言った途端に、父SS系に1~3着を独占されましたがね。
 あとは、二連覇を果たしたウオッカの父であるBT系だが、これについては、ウオッカを特別視して、血統傾向的には無視するか、あるいは、それも傾向のうちだと認識するかは、BT系をはじめ有力どころのロベルト系が結構出走予定なので、その辺はご自身の判断ということで。

 最後に、参考までに今開催と前開催の東京芝1600mの血統傾向を載せておく。
■2回/3回東京芝1600m血統傾向■

 安田記念の傾向とはやや違い、父SS系は1着より2着の方が多いが、来ていることは来ている。

=つづく=




最新の画像もっと見る

コメントを投稿